今日の東寺方小

7月11日(月)自分を支えてくれる人はいる!

歴史に残る出来事が金曜日に起こりました。この平和な日本で、銃撃による事件が起こるとは思いもよりませんでした。また、昨日でしたか、わたくしの住まいは八王子なのですが、京王八王子駅に午後5時半ごろにカマを持った人が現れたとの事件もありました。今朝、改札口付近には何人もの駅員さん?警備員さん?が立っており物々しい様子でした。安全な国は神話になってしまったのでしょうか。

教育にかかわる者としていつも思うのは、違う人生を歩んでいたらきっとこのようなことにはならなかっただろうということです。教育が大事だと思うのです。人を大切にする心、人を思いやる心、生きる上で大事なことは何か、してはいけないこと、許されないことは何かをしっかりと教えていくこと。また、本人の生きる価値、尊さ、自己肯定感をしっかりともたせることが大事だと思うのです。

できないこと、苦手なことを必要以上に責められたり罵られたりして育った子供は、いつか自信がなくなったり周りのことが見えなくなったり、嫉妬や不安に押しつぶされたり、自暴自棄になったりすることでしょう。あなたの命はあなただけのものではないということ、行動する前に周りにいる家族や友達や大切な人たちのことを考えたらめったなことはできません。何が追いつめられる原因になるのかはそれぞれ場面によって違うことでしょうが、子供たちの未来も含めて、いつも人とかかわって、一人で生きているのではないことを考えられる人になってほしいと思うのです。

自分を支えてくれる人はたくさんいるということを忘れないでほしいと思うのです。

事件を起こす人は本人が責任を取ればよいですが、気の毒なのはご家族です。被害者のご家族も加害者のご家族もいたたまれないのではないかと考えます。いろいろとご意見やご感想もそれぞれあると思いますが、子供たちには、命はたった一つしかないこと、ひとりじゃないこと、いつも相談してほしいこと等ご家庭でも語り続けていただければと願います。

学校便りの巻頭言のようになってしまいましたが、少々長いうんちくですが私の思いです。世界各国の首脳がその死を悼んでいる中で、校長として少しですが述べさせていただきました。

 

おりしも、今日は5年生が救命救急の講習を受けました。

「大丈夫ですか?」息をしている、していないの確認の後、

「誰か救急車を呼んでください、あなたお願いします。」

「あなた、119番お願いします。」

「あなた、AEDをお願いします。」

と指示しながら胸骨を圧迫します。1分間に100~120回圧迫します。教員も毎年必ず救命講習を受けますが、いつでも(子供たちも、)人命救助のために救命講習を受け、心肺蘇生法やAEDの使い方を知っておくことが大事ですね。

今週でおおぞら教室の授業は終わりとなります。今日も授業を見に行きました。2グループに分かれて、片方は「かんぽっくり」もう一方は「ツイスター」に挑戦していました。指示されたとおりに手足を動かし、自分の体幹を鍛えられるとよいですね。

明日は、朝は児童集会があります。放送ゲーム集会ですが、それぞれのクラス内で楽しみます。

3年生が大栗川のガサガサ体験があります。準備を忘れずに必要なものを用意してください。明日も元気で学校に来てください!