今日の東寺方小

9月6日(火)学校生活を楽しく過ごすために

本日、本年4月1日に施行された「教育職員等による児童・生徒性病力等の防止に関する法律」の趣旨をふまえ、性暴力を根絶するために、「学校内外において性暴力が許されないこと、教職員の言動で困ったことがあれば相談すること」について講話を行いました。

 

児童向けの相談窓口を知らせるとともに、相談シートも配布しました。ご家庭におかれましても、本日配布したお手紙にしっかりと目を通していただきたいと思います。これからも子供たちが、安心して充実した学校生活を過ごすことができますよう、全教職員で子供たちの教育活動に取り組んでまいります。保護者の皆様には、本校の教育活動に対する深いご理解と温かいご協力を心よりお願いいたします。

 

放送朝会の話

 今日は、皆さんの大切な体と心を守るためのお話をします。
このお話は、都内の小・中・高校のどこでも同じようにお話をすることになっています。
皆さんの大切な体と心を守るためにしっかり聞いてください。

① まず、体の大事な部分とはどういうことかをお話します。
皆さんの体や心は、自分だけのもので1番大切なものです。例えば、皆さんの体の中で、プールに入るときに水着で隠れる部分がありますね。水着で隠れる部分は、特に自分だけの大切なところなので、ぜったいに、他の人に見せたり、触らせたりさせないところです。
自分の体の大切なところを触られたり、じろじろ見られたりしたら、誰だって嫌な気持ちがします。そんな嫌なことをされたら、はっきりと相手に「嫌です」と言ってください。また、友達の体も自分の体と同じように大切だという事も忘れないでください。

② 次に、大人から怖いな、嫌だなという事をされたらすぐに相談してほしいことについて話します。
時には、悪い大人の人が近付いてきて、皆さんの体の大事な部分に触ろうとしたり、服で隠れている部分をのぞいたりして、皆さんが、嫌だなぁ、怖いなぁと思うことがあるかもしれません。不審者などがそうですね。
また、メールとかで、あなたの体の大事なところを見たいと言ってきて、気持ち悪いなという思いをすることもあるかもしれません。そんなときは、はっきりと「嫌だ」と言って、その人から逃げてください。
メールやラインだとしたら、そんな人とのやり取りは、すぐに止めてください。皆さんの体と気持ちを守るために、嫌なことをされたらすぐに逃げることと、嫌なことがあったら隠したりしないで、早くお家の方や先生たちに話すことが大切です。

③ 次に学校の中でも皆さんにしてはいけないことは同じだという事をお話します。
体の大切なところを触ったり、見たりして相手に嫌な思いをさせることは、どんな大人の人もやってもいけないことであり、友達同士でもやってはいけません。もちろん、この学校の先生たちであっても、見せたり触らせたりすることはいけません。困った時は、遠慮はいりません。すぐに相談しやすい別の先生やお友達、スクールカウンセラーの先生にお話してください。きっと助けてくれます 。
今年の4月から。学校の中で見られたり触られたりして嫌な思いをしたけど誰にも相談できないと思っている人のためにそっと相談できるところができました。そのお手紙を今日配ります。
知っている人には相談しにくいな、誰に相談したらよいのだろうと迷ったときには、今日担任の先生から配布される手紙にかいてある電話番号やメールアドレスに連絡してください。電話やメールを使わない時は、配布される用紙に相談したいことを書いて、切手なしで郵便で送ることもできます。校長先生も先生たちも、皆さんのことをとても大事に思っています。ぜひ1人で悩まないで相談してくださいね。