今日の東寺方小

5月8日(火)

 
 
JAFこころのプロジェクト「夢の教室」が5年生を対象に行われました。学校に来てくださった夢先生は、波戸康広さん。元横浜F・マリノス所属のプロサッカー選手だった方です。この「夢の教室」はスポーツ教室ではなく、夢先生が自らの体験をもとに「夢をもつこと、それに向かって努力することの大切さ」や「仲間と協力することや助け合うことの重要性」を実技と講義を通して子ども達に伝えるという趣旨で行われるものです。
前半の1時間は、「ゲームの時間」。体育館で体を動かしながら、目的達成のために仲間と協力すること、相手を思いやる心などを学びました。ゲームの内容は、鬼ごっことだるまさんが転んだ(もちろん少し工夫してあります。)です。はじめ自分の思いでバラバラにやっていたことが、波戸先生の声かけや話し合いを通して、考え協力することが少しずつできるようになっていきました。短い時間でしたが、子ども達の変容はすばらしいものでした。後半の1時間は、「トークの時間」。夢先生の体験談をもとに夢を叶えるためにをテーマに話し合います。波戸先生のプロサッカー選手になるという夢を叶えるまでの体験は、本当に山あり谷ありでした。その中で大切にしてきたことは、きっと子ども達にも伝わったのではないかと思います。「あきらめないこと・続けること→それが成長につながる」子ども達の心のどこかに残ってくれたらと願います。波戸先生の話を聞いた後は、自分達の夢について「夢シート」に記入しました。自分の夢を発表してれた人、まだ夢は決まっていないけれど好きなことはある人などそれぞれですが、子ども達にとってはまだこれからの人生です。じっくり自分の夢を見つけてほしいと思います。そして、その夢に向かって精一杯の努力を続けてほしいです。この「夢の教室」が、くじけそうになった時に背中を押してくれるそんな体験であればと願います。