校長の独り言
7月2日は半夏生
「半夏生(はんげしょう)」とは、雑節(節分や彼岸、八十八夜なども同じ雑節です)の一つで、夏至の最後の3分の1の期間のことを言うそうです。
半夏生という名前は、この時期に生えてくる毒草「烏柄杓(からすびしゃく)」の別名が「半夏」であったため、半夏生と呼ばれるようになったと言われています。
半夏生の時期は「天から毒気が降る」とされていて、井戸に蓋をしたり農作業をお休みしたりする風習があり、農繁期後の休息の時期だったそうです。湿度も温度もぐっと上がる季節の変わり目のこの時期は、身体がまだ慣れていないことから体調を崩しがち。仕事が一段落したと思ったら、無理をせず休もうという意識が昔からあったんですね。
猛暑日が続いています。心も身体も一休みというところでしょうか。