日誌

モンシロチョウの観察

モンシロチョウのよう虫(5月14日 はれ)

 モンシロチョウのよう虫は、3日前とくらべてだいぶ大きくなりました。(後から生まれたので、数もふえました)

 一番大きいよう虫は、長さが6mm、太さは1mmくらいです。
 色は、うすい黄みどり色になりました。体のまんなかの方が、色がこいです。
 

 よく見ると、体は太くなったりほそくなったりでこぼこしていて、細い毛が生えています。
 まわりにあるみどり色のつぶは、よう虫のふんです。

 キャベツのはがへこんだり、あながあいたりしているのは、よう虫が食べたあとです。
 食べるりょうもふえて、食べたあとにあながあくようになりました。
 
 学校のキャベツばたけを見ると、これより大きいよう虫もいるし、まだ新しいたまごもあります。
 
 たまごから生まれた後のよう虫のようすについて、NHK for Schoolに短いどうががあるのでしょうかいします。(1分25びょう)
 
モンシロチョウの幼虫のたべるもの
(このよう虫は、たまごのからをぜんぶ食べていますね)
 
 おうちで自分でそだてている人がいるかも知れないので、えさについて気をつけてほしいことを書きます。
 
 キャベツは、外がわのみどり色のところよりも、少し内がわの、黄みどり色のところをあげた方があんぜんです。
(一番中にある白いところは、あまり食べないようです)
 
 キャベツの一番外がわのみどり色のところは、かたくてにがいので、スーパーマーケットのお店の人にたのむと、ただでくれることがあります。
 しかし、何年か前、そのはをモンシロチョウのよう虫にあげたら、ほとんどのよう虫が、大きくなる前にしんでしまいました。
 
 モンシロチョウのよう虫は、キャベツを食べてあなだらけにするので、キャベツを作るのうかの人はこまります。
 それで、モンシロチョウのよう虫がそだたないように、くすりをまくことがあります。
 とくに、外がわのはには、そのくすりがたくさんついているのです。
 だから、モンシロチョウのよう虫にえさをやる時には、少し内がわのはを、あらってからあげてください。    

モンシロチョウのよう虫(5月11日 はれ)

 金曜日にとったモンシロチョウのたまごから、モンシロチョウの赤ちゃんが生まれました。
 虫の子どもを「ようちゅう」といいます。
「幼虫」と書きますが、「幼」は6年生でならう字なので、教科書では「よう虫」と書いています。



 長さは、2mmより少しみじかいくらいです。
 太さは、1mmよりほそいです。
 体の色は黄色です。頭はすこし丸くなっていて、うすい茶色です。


 
 えんぴつとくらべると、このくらいの大きさです。

 
 あまりうごきませんが、明るいところより、キャベツのはのうらがわにいるのがすきなようです。(たまごも、キャベツのうらがわに生んでありましたね)
 とても小さい上に、気がつくと外から見えないところにかくれているので、さがすのがたいへんです。
 
 土曜日の夜、生まれたばかりのよう虫を見つけました。

 モンシロチョウのよう虫は、生まれると、自分が生まれたたまごのからを食べます。
 

 ……でも、このよう虫は、ほとんど食べないで行ってしまいました。
 虫にも、いろいろな子どもがいるんですね。
 

 右上の方に、小さなあなや、でこぼこがあるのがわかりますか?
 これが、よう虫が食べたあとです。
 まだ、食べるりょうはほんのすこしですが、えさはまいにちこうかんします。
 
 モンシロチョウのたまごからよう虫が生まれるようすについては、NHK for Schoolに、みじかいどうががあるので、見てみてください。(1分30びょう)
モンシロチョウのたまご(NHK for School)

モンシロチョウのたまご(5月8日 はれ)

 みなさん元気ですか。
 3年生の理科では、モンシロチョウをたまごからそだてて、かんさつをします。
 しかし、今は休校中なので、先生がしゃしんをとって、ようすをみなさんにお伝えします。

 つき山のとなりの畑に、小さなみどり色のしょくぶつがうえてあります。
 これは、キャベツのなえです。

 はをうらがえしてみると、小さな黄色いつぶがあります。
(おやゆびの近くにあるのがわかりますか?)


 これは、モンシロチョウのたまごです。
 たまごがあるところだけ、切り取ってもってきました。

 じょうぎといっしょにしゃしんをとりました。
 たての長さが1mmくらい、よこは1mmより小さいです。
 上にうつっている、黒いものは、えんぴつの先です。

 2つのたまごの、色がちがうのがわかりますか。
 右がわの、色が黄色い方が、もうすぐ生まれるたまごです。
 
 これから、一週間に2回くらい、しゃしんをとってここにのせたいと思っています。