日誌

【立春】2月4日(土)

    『立春の意味について』

「立春」には春という字が含まれますから、一見すると寒かった冬は終わり花が咲き、気温の穏やかな日々をイメージしてしまいがちです。

 しかし、立春は正確には春が立つ、という意味で、立春を迎えた頃から気温の底はピークを過ぎ、徐々に春めいた気温や天気に変わっていく、という事なのです。

 ですので「立春なのに寒い!」と憤るのは間違った考え方になってしまいます。
「立春」は、これから本格的な春がやってくるための始まりですから、寒くて当然なのですね。

【一口メモ】
 2017年の立春は、2月4日となっています。

「立春」は、節分の翌日と覚えている方も多いと思いますが、実は節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。

 節分が2月3日とされるのは2024年までとされ、2025年では2月2日になります。

また、節分とは現在では豆まきをして鬼を払い福を呼ぶ行事そのものを指しますが、元々は季節の区切りとされ、それを季節を分けるという意味で「節分」と呼んでいました。

 すなわち節分とは、春を迎え新しい一年の始まりの前に邪気を払うための行事であり、立春とは季節が冬から春になったその日を指すのです。

 南小も、今日から「春」に向けて教職員一同取り組みます。

 南小の職員室には、「吉田紅梅」が満開です・・・よろしければ、職員室までお足をお運びご覧ください。お茶をお出しいたしますので、小会議室で一緒にお花見いたしましょう。