木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

9月8日(木)

 昨晩は,PTA役員会・PTA体育祭協力員打合会に足下の緩い中,ご参加いただきありがとうございました。それぞれの会の中で割り振られた皆さんの分担を一覧表にして来週にもお配りいたしますのでご確認ください。
 さて,先月世界中を熱狂させたブラジルのリオデジャネイロでの五輪でしたが,日本人選手団の活躍は未だ記憶に新しいところです。その興奮冷めやらぬ今日,同じくブラジルのリオデジャネイロを舞台にパラリンピックが開幕します。ドーピング問題でロシアが参加しませんが,今回のパラリンピックには160カ国・地域と,五輪でも話題となった「難民チーム」の約4000人の選手が18日の閉幕まで熱戦を繰り広げます。この障害者スポーツ最大の祭典である今回のパラリンピックでは「世界に共生社会実現をアピールする」ことをテーマとされているそうです。五輪とは違いなかなか一般の人にはなじみの薄いパラリンピックですが,この機会に多くの競技をTV観戦しようと思っています。私も詳しくはありませんが,障害者スポーツはどれも繊細で,それでいて熱く激しい競技が盛りだくさんです。どうですか,これを機会に皆さんも目を向けてみませんか?それが「世界が共生社会を実現させる」第一歩につながるのではないでしょうか・・・

 PS:今日は第2回定期テストです。心配された台風も熱帯低気圧に変わったそうです。これなら日頃の学習の成果を十分に発揮できますよね!

9月7日(水)

 9月に入り定番のフレーズ「毎日暑い日が続いています・・・」ですが,いったいいつまでこの残暑は続くのでしょう。夏休み前に皆さんにもお知らせしたとおり,本校を含めた市内の中学校では「エアコン設置工事」が行われています。夏休みも「9月からの生徒さんたちの邪魔にならないように」とお盆や土曜日日曜日も返上で工事してくださいました。おかげで校舎内の工事はほとんど終了し9月の学校生活を再開させています。校内で一番暑い職員室も天井にエアコン機器がつり下げられ気分だけは(?)快適です。昨日などは職員室の室内温度34.6℃を記録しておりまだまだ暑い日が続いています。でも確実に秋の近づきを実感しています。
 今日は二十四節気の「白露(はくろ)」です。夏の暑さも陰りを見せ、朝晩には「露」が舞い降りる時期という意味のようです。そんな今日「白露」ではありますが,天候が心配ですね。台風13号が今日から明日にかけて関東地方にも接近するという予報も出ています。明日は第2回定期テストも予定していますが,台風の進路次第では日程等の変更もあるかもしれませんので,学校配信メールやこのホームページのチェックはこまめにお願いします。
 そんな心配される天気の中ですが,今晩ご案内の通り「PTA役員会」「PTA体育祭協力員打ち合わせ」があります。日程変更は皆さんの仕事等の関係でできる限り市内方向で考えていますが,何よりも安全を考え変更せざる終えないときには,こちらも学校配信メールやホームページにてお知らせいたしますね。

9月6日(火)

 学校というのは本当に想定外の出来事が起きる不思議な場所なんですね。


この写真わかりますか? 
写真ではカブトムシのように見えますが「コウモリ」です。そう言えば夏休み中の夕暮れ時,コウモリが飛んでいたのを思い出しましたが,どこから飛んでくるんだろうと思っていました。謎は解決です。夕暮れ時になると校舎から飛び立って,校舎に戻ってきていたのです。コウモリといえばイメージで,森や洞窟など暗いところを住処にしていますが,なんと校舎にも暗いコウモリの住処になる場所があったのです。この写真を撮ったのは本館校舎の3F,配膳室の換気口です。この換気口,日頃は埃などの対策から板で目張りをしていて見えないのですが,台風の影響か目張りがはがれかけていたのが2日,先週の金曜日。給食再開で準備をしてくださっていた配膳員さんが発見しました。私も駆けつけると写真の換気口に並んでビッシリと・・・ あまりの衝撃画像(?)なので翌日の比較的かわいらしい画像を紹介しました。
 何でよりによって配膳室という衛生的な場所なんでしょう? さっそく関係機関に連絡し現在対処しているところですが,最終的に全て消毒し衛生面が保たれるまで3年生のみなさんもうしばらくご迷惑をおかけします。

*真夏のような暑さが続いていますね。水分をしっかりととって熱中症予防に努めましょう。

9月5日(月)

 さあ,雲一つない青空で新しい一週間のスタートです。
 つい先週の話ですが,夏休みも遠い過去に感じられ学校生活が再開しました。先週二日しか経っていませんが,いつもの木間ケ瀬中の生活に戻ってきました。そして今週,一気に「休みぼけ」から現実に戻されそうです・・・
 8日(木)には第2回定期テストがあります。夏休み中の頑張りが試されるテストとなります。生徒諸君,がんばってくださいね!
 また,PTA活動も再開です(夏休みのパトロールありがとうございました)。今日から3年生の「あいさつ運動」が始まります。7日(水)には「体育祭」に向けたPTA役員会・体育祭協力員打ち合わせが,また10日(土)には全校除草作業を計画してありますが,PTA環境美化協力員の皆さん,おやじの会の皆さんにも一緒に除草作業を手伝っていただきます。
 まだまだ真夏のような暑さが続きますが,暑さなんかに負けず生徒たちの熱い活動へのサポートをよろしくお願いしますね!

*PTA活動で学校へいらっしゃる皆さん,エアコン工事の関係で駐車場が十分に確保できませんので,できる限り自転車等をご利用くださるようお願いします。

9月2日(金)

 昨日は9月1日「防災の日」でした。大正12年の関東大震災が発生した日です。阪神淡路大震災や東日本大震災,熊本地震などを含め地震に対する心構えや日頃の備えの大切さを実感します。昨日は全国で「防災訓練」が行われたようです。本校でも「大地震が発生し,その地震による出火」を想定し「避難訓練」を実施しました。放送や先生方の指示に従いグランドに避難することは中学生にもなれば普通にできました。そして全校が避難を完了した際,私から全校生徒に向け次のような話をしました。
 「災害は学校にいるときにおきるとは限らない。それぞれの家庭で備えはできていますか?東日本大震災で宮城・岩手は地震による津波により多くの命が失われてしまいましたが,釜石市は児童生徒を含む多くの方が生き延びることができたそうです。なんと生存率99.8%。その後『釜石の奇跡』として様々な教訓を我々に残してくれました。釜石市では学校で日頃から「てんでんこ(各自で)」という合い言葉で防災意識を高めていたそうです。また自分は助かる『自助』共に助かる『共助』,みんな助ける『公助』という言葉と精神を学んでいたそうです。そして,あの津波の日,みんながバラバラに高台に避難を始めたそうです。ある中学生は共に逃げる小さな子を負ぶって高台を目指しました。またある中学生は,体の不自由な近所の一人暮らしのお年寄りの家により,リアカーにお年寄りを乗せ高台へと避難したそうです。これ以外にもたくさん中学生や高校生のおかげでという話が残っています。日頃からの備えや心構えが成し得た「釜石の奇跡」でした。今日防災の日をきっかけに,各自の家での防災に目を向けてほしいものです・・・」
 というような内容です。近いうちに首都直下型の大地震が確実に起こるといわれて言われています。いつかはわかりません。今日なのか10年後なのか・・・ 各家庭でも「自助」「共助」「公助」を念頭に置き備えておきましょう。