木間ケ瀬中「歳時記」
9月20日(火)
さて,昨日は「敬老の日」。高齢化社会といわれ続けて久しくなりますが,一般的には65歳以上を高齢者とし「敬老」の対象になっているそうです。 「ふざけるな!わしゃまだまだ若い者には負けん!」なんておしかりを受けそうですが,高齢化社会を数字でみてみましょう。
日本の総人口は1億2711万人,65歳以上はというと3392万人で総人口の26.7%で過去最高だそうです。そのうち75歳以上は1641万人で総人口の13.8%だそうです。そして更に調べを進めると,今から50数年前の昭和38年には全国で153人だった100歳以上の長寿の方ですが,今年の9月1日現在は,なんと65,692人にも及び,来年には更に増加の予想が立てられているようです。ちなみに現在の最高齢者は,男性で明治37年生まれの112歳,女性で明治33年生まれの116歳だそうです。 「疲れた~!」なんて言っちゃいけないですね,敬老の皆さんを見習って今日も一日がんばりましょう!
*台風16号の影響が心配です。明日の登校等に影響が出そうな場合には,文書か「学校メール配信」にてお知らせいたします。
9月16日(金)
さて,心配された天気のもと昨日から始まった体育祭練習ですが,どの色も応援団を中心に「結団式」が行われました。各色「優勝」や「応援賞」などを目指すことを誓い志気を高めていました。
* 台風16号が連休明けにも本州に接近する見込みです。現在のところ連休明けにはまだ関東地方に影響はなさそうですが,20日(火)の日課等について19日(月)に学校メール配信にてご連絡しますのでご確認ください。
9月15日(木)
さて9月24日(土)は体育祭が予定されていますが,今日から体育祭練習が始まります。3年生にとっては「最後の体育祭」。思い入れも特別でしょう。2年生は「様子もわかり実践力」。1年生は「わけのわからぬまま」練習が始まり当日迎えることでしょう。例年この繰り返しで「木中体育祭」の伝統をこれまで受け継いできています。今年の体育祭のスローガン「三騎当戦 ~心一つに突き進め~」のもと,全校生徒が一つになり,24日の体育祭当日まで「体育の秋」を満喫していきます。
さて,本日「葛北支会英語発表会」が流山市生涯学習センターで開催されます。本校か4名が学校代表として参加します。
1年暗唱部門 市野 ひより さん(1-3)
2年暗唱部門 荒井 果李 さん(2-2)
3年暗唱部門 針ヶ谷 美和 さん(3-3)
スピーチ部門 黒尾丸 渚 さん(3-2)
大勢の前での英語スピーチ,さぞ緊張することでしょう。持てる力を精一杯発揮してきてほしいものです。
9月14日(水)
須原キャプテンが手に持つ「優勝トロフィー」は現在職員室の一番目立つ場所に飾らせていただいています。
PTAバレーボールチームの皆さん,長い間ありがとうございました。
* チームの皆さん,ご紹介が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。「ヤッタ~ッ!」
9月13日(火)
さて,先日の日曜日,米ニューヨーク同時多発テロから15年となりました。私などははっきりと記憶に残っているのですが,生徒のみんなは生まれていない人も多いくらい過去の出来事になってしまったのでしょうか・・・
2001年9月11日,米ニューヨークから衝撃の映像が日本にも飛び込んできました。後にテロだとわかり,日本でも様々な方面に影響を及ぼすこととなりました。当時私はウインタースポーツのコーチとして日本代表チームを率いていましたが,ウインタースポーツ界にも動揺を与えたのです。いつもの年のようにワールドツアーの準備をしている頃の出来事でした。当時,2002年米ソルトレークシティ五輪のシーズン,JOCから遠征自粛の通達が飛び込んできました。スピードスケート,フィギュアスケート,スキージャンプなど様々なチームが海外遠征を見合わせる決断をしました。しかし我々を含めて「海外遠征決行」を決めた団体もありました。シーズンの結果次第で出場枠が決まるのですから必死でした。9月下旬,ワールドカップ第1戦はカナダのカルガリー,第2戦は10月はじめ。米レークプラシッド(ニューヨーク州)・・・。 当時国から「チームではなく個人で参加するなら許可する」と判断が下り,日本を後にしたものです。カナダからニューヨークに入国する際,空港は厳戒態勢で入国審査に半日かかったことを覚えています。 そして年が明けソルトレークシティ五輪の幕開けです。当時の米国ブッシュ大統領の声明通り「我々はテロには屈しない」を合い言葉に五輪は米国チームの圧勝でした。そして日本は「大惨敗」と報道され帰国後も肩身の狭い思いをしたものです。でも内情はあの年に米国に行くなど考えられない情勢で,多くの種目は海外遠征を遅らせ,調整不足での五輪本番だったのです。我々のように強行渡航したチームで「個人の意志で渡航する」と念書に押印し出国したり,そっと家族への遺書を忍ばせたりと競技どころではなかったことは残念ながら一切報道されていません。「大惨敗の五輪」として語り継がれています。 テロの標的だとされていた五輪,その開会式前,各国選手団はスタジアム外で入場を待ちます。開会を告げる合図の花火が一斉に「ドンドンドドーン・・・」選手団は一斉に身をかがめ冷や汗をかいたものです。花火だとわかると国を越えて平和の象徴スポーツの祭典である「五輪の開催」を喜ぶ笑顔に変わりました。 今も地球上のどこかでは争いが続いていますが,平和な地球になることを切に願うのでした。
* 久しぶりの雨模様,気をつけて行ってらっしゃい!