木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

9月17日(木)


 昨日から体育祭の練習が始まりました。3年生のリーダーシップの元各色ともに団結がみられ、キビキビと練習する姿が目立ちました。そして練習の2日目。今日はあいにく朝からの雨・・・予定していた練習を体育館などに変更して行います。盛り上がった「体育祭への熱」を冷ますことなく,昨日一日で疲れ切った身体を休めてほしいものです。

 このところ,校長先生を始め多くの先生方にお手伝いいただきながら,校内の草刈りを進めています。8月30日には「おやじの会」で除草作業を行っていただきましたが,この夏の暑さや,このところの雨も影響してか雑草が伸び放題。今になって「もっと早くから刈っておけば・・・」と痛感しています。 筋肉痛の身体もこの雨で休めて,明日以降また草刈りに情熱を燃やしたいと思います。

9月16日(水)

 昨日,この場でも紹介した「葛北支会中学校英語発表会」を私も見に行ってきました。時間の都合で午前中少しだけだったのですが,大変心を動かされました。葛北には,西武台千葉中や今年から「おおたかの森中」も加わり全22校がありますが,どの学校の代表生徒も堂々と身振り手振りを交え,立派にスピーチしていました。 2年生「暗唱の部」で本校代表「黒尾丸 渚」さんが第3位に,また3年生「暗唱の部」で「中山 梨那」さんが同じく第3位という素晴らしい結果を残してくれました。もちろん1年生の「暗唱の部」に出場した「荒井 果李」さん,「スピーチの部」に出場した3年生「渡邉 麗菜」さんも素晴らしい発表だったことを付け加えておきます。

<2年生「暗唱の部」第3位 黒尾丸さんの発表の様子>

9月15日(火)

 我々の年代では9月15日は「敬老の日」でお休みというイメージが色濃く残っていますが,「祝日法」の改訂により,9月の第3月曜日が「敬老の日」になっています。しかしその名残を残そうということで,今日9月15日は「老人の日」だそうです。子供の頃勝手に「老人=ヨボヨボ」とイメージしていましたが,最近の老人は元気ですね!町を歩いていても,私の横を軽快に抜いていく高齢者の方々や,自転車で凄い勢いで車と併走する高齢者など,明らかに私より体力があるように思えてなりません。
 さて,本日「葛北支会中学校英語発表会」が興風会館で行われます。この発表会は野田市と流山市の各中学校の代表生徒が,英語のスピーチを行うもので,今年度本校からは「荒井 果李さん(1年生)」「黒尾丸 渚さん(2年生)」「中山 梨那さん(3年生)」「渡邉 麗菜さん(3年生)」の4名が代表として発表してくれます。この代表4名は夏休み中も登校し練習していました。大勢の前でスピーチする,それも英語で・・・ 素晴らしいですね。 私も余裕があれば応援に行きたいと思っています。 ぜひ練習の成果を発揮しがんばってほしいものです。

9月14日(月)

 めっきり秋めいてきましたが、また今日から新しい一週間の始まりです。
 さて,第2回定期テストが各教科で返却されました。どうだったのでしょう?以前もこの場で紹介しましたが,テストが返却された今が大切です。16日(水)より体育祭の練習が開始されます。体育祭当日まで十分に時間があるようですが,何しろ今週末から「シルバーウイーク」5連休です。連休明け木曜には予行練習という強行日程ですので,体育祭練習は朝から一日行うことになります。つまり授業はありません。体育祭が終わり授業が再開するのは30日。もう9月も終わりです。この間,全校で体育祭一色,盛り上げてほしいのですが,日頃続けている家庭学習は続けてほしいものです。今回のテストの結果が思わしくなく,第3回(10月23日)で挽回しようと考えるなら,みんなが勉強から目が遠のきがちな今が「勉強の旬」だといえるでしょう。

9月12日(土)

 おはようございます。
 今朝方は「地震で目が覚めた」なんて人も少なくないことでしょう。野田市は震度3ということでしたが,危険を感じるほどの揺れでした。数日前の台風による大雨,冠水や今朝方の地震など,日頃より災害に対しての準備をしておく必要を痛感します。先日の大雨の際には,大雨・洪水警報が野田市に発令されていました。同じ市内でも我が家の方では「避難準備」を促す防災無線や,消防車が巡回していました。「どうせ大丈夫・・・」と何の根拠もなく避難する準備もせずいつも通りの生活をしていました。結果として被害もなく何事もありませんでしたが,何の根拠もない決断だけに「もしも・・だったら・・・」と考えると恐ろしくなるばかりです。大雨で地盤が緩んでいる状況なだけに今朝方の揺れはドキッとしました。改めて防災意識や危機管理意識を高く持ち,身の安全を守りたいものです。
 PS:停電の夜中に,スムーズに避難できるような準備はできていますか?
    家族ばらばらで災害にあったときの避難場所・合流場所は相談済みですか?
    
    私も今晩家族で話し合いたいと思います。

9月11日(金)

 昨日までの豪雨から一転,朝から雲の合間から青空が除いています。そういえばずいぶん久しぶりに青空をみたような気がしますね。雨が大気中のチリ等を一緒に洗い流したのか,一層青が目にしみます。
 さて,14年前の今日9月11日は,あの衝撃的な映像を思い出す「9.11アメリカ同時多発テロ」が起こった日です。14年前の2001年と言えば,今の中学生には「歴史の一コマ」のように感じているのでしょうか。当時ライブ映像でTVにNYの高層ビルに旅客機が衝突し,多くの人が中に残されたまま崩壊するビルの映像は,本当に衝撃的でした。多くの人が卑劣なテロという暴挙の犠牲になったことを考えれば,これも風化させてはいけない事件の一つかもしれません。
 私事ですが,当時スポーツ競技に携わっていたこともあり,ワールドツアーに参加するため世界中を遠征していました。2001年9月,毎年のように長期遠征に出ようとしていた矢先の事件でした。幸い,遠征はヨーロッパでの強化合宿,一時帰国し10月の始めに今度は北米に渡ります。事件当初は,詳しいことはわからず「旅客機がビルに衝突した事故」と報じられていたため,どこか他人事で報道を見ていましたが,時がたつにつれて不慮の事故ではなく「テロ事件」だったことがわかってきました。合宿を終え一時帰国するとスポーツ界は慌ただしく揺れていました。各競技がアメリカ遠征を中止していたのです。その年明けにはソルトレークシティ(米国)五輪が控えています。冬のどの競技も,五輪の出場権を得るためワールドツアーでランキングをあげなくてはなりません。フィギュアスケートチームなどいくつかの団体ははアメリカへの遠征を中止しました。我々も窮地に立たされています。出場人数を増やすためNY州レイクプラシッドでのWカップ初戦に参加しなくてはなりません。外務省を通してJOCより渡航を控えるように指示が出されましたが,会議を重ね「参加は国代表ではなく個人の意志で個人で参加します。事件事故も個人の責任です。」という趣旨の念書を提出し,結局渡米したことを思い出します。NYの空港も武装した軍が取り囲み,入国審査も厳重で何時間かかりました。例年とは違った重苦しい雰囲気で始まったワールドツアー,どの競技でもアメリカの強さ,底力が際立っていました。そして迎えたソルトレークシティ五輪,当時テロの本当の目的は五輪だとも噂されていましたが,五輪は威信にかけても成功させるというアメリカ国民の団結もあり,五輪自体はアメリカの強さがここでも際立ちました。今ではソルトレーク五輪の日本は惨敗だったと言われていますが,私はそうだとは思っていません。やるだけのことはやり,精一杯戦っていましたが,アメリカが強すぎたのです。 そんな14年も前の話をしてみました。 長々とすみません。

PS:五輪開会式でスタジアム外で入場を待っていた際,突然開会セレモニーの盛大な花火が打ち上がりました。「バンバン!ズドン!」各国の選手たちは一斉に身をかがめ,花火だと理解できると国を超えてみんな笑顔で話していたことを付け加えます。

9月9日(水)

昨日より台風18号の影響が出始め,あと数時間のうちに東海地方にも上陸する見込みです。暴風は無いものの,野田市にも洪水警報が発令されています。朝の登校や出勤には十分に気をつけてください。
 また,今のところ本日の日程等の変更はありませんが,安全にはくれぐれも気をつけましょう。
 さて,本日9月9日は「救急の日」です。無いにこしたことはありませんが,今日はご自分のこととして考えてみましょう。
 「救急」といえば「119番救急車か消防車」でしょう。いざというときには気が動転してしまい,通報に戸惑ってしまうことも少なくありません。まずは落ち着いて状況を説明しましょう。「救急ですか?消防ですか?」「けがですか?病気ですが?」「場所はどこですか?」「詳しい状況はどうですか?」などを簡潔に説明することが大切です。野田市の場合,119番通報から5分前後(交通事情にもよりますが)で現場に救急車・消防車が到着するそうです。この到着までの5分が大切です。火事の場合なら通報後の初期消火であったり,救急であれば,応急処置等の必要があります。生命維持の観点からこの5分間は大きな意味があります。人間の脳には酸素が必要ですが,心肺停止になれば脳にも酸素が行き渡りません。この無酸素状態では一般的に3~5分しか生きられないと言われています。救急車到着までの5分に何ができるか? 今日一日は,そんなことを考えて生活してみてはどうでしょう。

9月8日(火)

 さて、以前この場でも話題にしました「全国・学力学習状況調査」について書いてみます。
 この調査は全国の中学3年生が4月に実施した調査で,国語・数学(今年度は理科も)のテストと同時に「学習に関するアンケート」も同時に実施されました。今年度の詳しい分析はまだ途中ですが,本校の生徒は全国・県に比べ,家庭学習の習慣が身についていると言えます。これはここ数年本校で取り組んで生きた「家庭学習の習慣化」への取り組みの成果だと考えられます。
 一般的に家庭学習と学力には相関関係があると言われています。これには様々なことが関係しているのですが,大きな要因の一つに「復習」があげられます。授業の理解を学力として定着させるためには,どうしても復習が必要です。家庭学習なしで授業だけの学習では,目の粗いふるいのようで,取りこぼしも少なくありません。しかしその日の授業内容を家庭学習を活用し振り返る時間を作れれば,更にもう一度ふるいにかける結果となり,理解がより定着した力となるのです。これが「家庭学習と学力には相関関係がある」と言われている大きな要因です。今回の調査の結果では,「家で学校の授業の復習をしていますか?」という質問に対し,本校は「81.6%」の生徒が「している」「どちらかと言えばしている」と肯定的に回答しています。ちなみに県・全国ではほぼ同様で「50%」を少し上回っている結果でした。
 家庭学習のもう一つのポイントは「予習」です。予め翌日の学習内容に目を通すか通さないかで,授業への意欲「食いつき」が全然違います。つまり授業理解の度合いが変わってきます。この予習についての「家で学校の予習をしていますか」という質問へは,否定的な回答が全国・県より低い結果が出ています。これが本校の今後の課題ではないでしょうか。
 家で予習すれば「あ、そうそう昨夜やった」となり,その夜授業のノートを振り返る。そしてそのつながりで予習に入る・・・ このサイクルが大切なポイントです。

9月7日(月)

 夏休みを終え先週より再開した学校生活ですが,金曜日には定期テストもあり,実質的には今日から本格的に平常の日課での生活が始まります。とは言っても来週からは体育祭に向けたの練習が始まります。そして間には5連休(シルバーウィーク?)も挟み,連休が明けるとすぐに予行練習,26日の体育祭が明けると,9月も終わり秋真っ盛りとなります。なんとなく慌ただしく落ち着かないという生徒もいるかもしれません。しかし今週一週間はとても大切です。先週実施したテストが各教科で返却されます。そもそもテストとは我々教師が成績をつけるという目的もありますが,それはあくまで教師の立場,大切なのは生徒自身がこれまでの学習をどの程度定着できているかを計るものであり,もっと言えば,前期の取りこぼし分をはっきりとさせ,後期に入る前に見直すための物差しとなるのが,今回のテストです。ですから返却される各教科のテストの状況をしっかりと受け止め,計画を立て復習することです。それが体育祭練習期間と重なる今月にやるべきことなのです。 「テストを終えて,それを振り返る。」当たり前のようでなかなかできないのが現実です。だからこそこのタイミングで復習することは大切なのです。大きく進歩するはずです。

PS:明日より「朝の挨拶運動」を再開します。今週は3年1組です。改めて分担表を配布しますのでご協力お願いします。