木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

2月15日(水)

 学習内容などの基準を国が示している「学習指導要領」というものがあります。本校でもこの学習指導要領に基づいて,日々の教育活動を行っているわけですが,中学校では2021年度(小学校では2020年度)より全面実施される「次期学習指導要領」の改定案が文部科学省より発表されました。 今回の改定案では,いくつかの柱がありますが,その中の一つに焦点を当ててみます。既に小学校で行っている「外国語活動(英語)」が正式な教科になり,現状ではない成績評価も入ってきます。また中学校の英語では「英語の授業を英語で行う」ことを基本案として発表されました。急加速でグローバル化が進む世の中に対応した形がとられています。
 少し難しい話になってしまいましたが,我々の学生時代とは世の中も変わり,教育も代わっていると言うことですね。日本の未来を背負う次世代の若者のみなさん,今日も張り切って勉学に勤しみましょう!

 昨日までの二日間,千葉県公立高校の前期選抜が行われました。受験生の皆さん大変お疲れ様でした。入学許可候補者の発表は20日(月)です。それまでは落ち着かないかもしれませんね。

*本日「第5回PTA役員会」が行われます。今年度最後となりますのでお忙しい中とは思いますがご参加ください。  (19:00~大会議室)

2月16日(木)

 気づいてみれば2月も後半に差し掛かってきました。朝晩などはまだまだ真冬並みの冷え込みで,立春を過ぎ暦の上では春が来ていることを,つい忘れてしまいます。でも一歩一歩春の足音が確実に近づいてきているんですよね。
 
 これは昨年苗から植えた正門付近の桜の苗木です。冬のサムを耐え,新芽が膨らみはじめ春本番での開花を今か今かと待っている様子です(ピンぼけでしみません)
 
 10月に種をまき,小さな小さな苗を「松の実学級」のみんなでプランターに植え替えました。最近は「今日こそは・・・」と開花を待っていましたが,遂に昨日一輪だけ「菜の花」が可愛らしい花を咲かせてくれました。 ほっこりとした陽射しをを背中に感じながら,心までほっこりとさせられました。
 寒い寒いと言いながらも,春はすぐそこまで来ているんですね~

PS:昨夜は今年度最後のPTA役員会が行われました。
   PTA役員の皆さん、一年間本当にありがとうございました。おかげさまで平成28年度のPTA活動も無事に終えられそうです。ご協力ありがとうございました。

2月17日(金)

 昨日は暖かったですね。予報によると今日も南風が吹き込み暖かくなるようですね。
 さて,昨日は「春の訪れ」について書きましたが,今日も第2弾「春の訪れ」について話題にしてみます。
 ちょっとした日常の生活の中に「春」が感じられるようになってきました。私の日常でも「春」の到来を感じます。例えば今。毎朝出勤し,様々な準備をして最初の仕事がこのホームページの記事を書くことです。今まではまだ夜も明けず暗いなか書いていましたが,最近はめっきり明るくなりました。夜明けが早くなってきた証拠ですね。毎朝の次の仕事は,正門付近での登校指導です。今までは明るくなってきたとはいえ,寒く冷たい場所でしたが,ここでも背中に暖かな朝日の温もりを感じています。そんな正門付近でもう一つ「春」を見つけました。


 正門付近の歩道のちょっとした土の地面・・・ こんなところでも「水仙」はしっかりと春を感じ綺麗に逞しく花を咲かせていました。

 日本は四季が美しい国ですが「春」といえば,やはり別れと出会いの季節です。今1.2年生は「三年生を送る会」に向けた取り組みが本格化してきました。三年生との別れの季節が近づいてきた「春色」の今日この頃です。

2月20日(月)

 新しい一週間の始まりです。
 今週はいよいよ今年度の受験シーズンの山場がやってきます。今日は先週行われた千葉県公立高校の前期・連携型特別選抜の発表があります。受検した75人はなんともいえない緊張に包まれている頃でしょうか。また同じく今日,埼玉県公立高校入学者選抜の出願でもあります。本校からは22名が出願に向かいます。また23日(木)には千葉県公立高校の後期入学者選抜の出願です。そして来週は今週出願を終える千葉県公立の後期・埼玉県公立と入試が行われます。受験生の皆さん,もうひとがんばりです。
 受験生の保護者の皆さん,今日の発表結果はともかくとしてお子さんはみんな頑張っています。4月からの進路が決まるまで,また中学校を巣立つ卒業式の日まで暖かく見守り,支えてあげてくださいね。

2月21日(火)

 昨日は千葉県公立高校の前期入学者選抜・連携型特別選抜の発表がありました。私もの内定者発表を確認しに三高校を訪れました。中学校の教員という職業柄,毎年受験に携わり,毎年のように,この発表の日を経験し,毎年のように合格内定者のとびきりの笑顔に幸せをお裾分けしてもらい,残念ながら内定できなかった生徒の悔しさがにじみ出る後ろ姿に「大丈夫後期で頑張れ!」と心で応援しています。受験生にとっては人生で最初に訪れる試練の日です。
 「良い・悪い」で判断できるものではありませんが,私の経験からこんなことがあります。それは前期で残念ながら合格内定できず,悔しい思いで後期選抜に臨み見事合格。こんな生徒達のほとんどは,高校生活3年間を何かしらの目的を持って有意義に過ごしている場合が少なくありません。一方めでたく前期選抜で合格内定をした生徒の中には,そこで集中力が途切れてしまい,後期選抜組との逆転現象に陥る生徒もいるものです。これらは「全てが・・・」ではありませんけれど・・・
 「高校受験」,スタートした人生最初のハードルが「受験」です。難なく上手に1台目のハードルを越える人もいれば,倒す人もいます。これからの人生ハードルはまだまだ続きます。今は友達が内定合格,自分が不合格・・・人生真っ暗に感じているかもしれません。しかしそれも昨日まで,今日からは2台目のハードルに向けて前を見据えて,しっかり地面を踏み込む時です。
さあ顔を上げて! みんなが君を応援しているから・・・