木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

7月30日(木)

 楽しい時間は実に早く過ぎてしまうもので,長期の夏休みも1/4が経過しました。夏休み突入当初は,各運動部の葛北大会や各種コンクールが行われ部活動一色の生活だったのではないでしょうか。多くの運動部活動では,葛北大会を最後に3年生が一線から退き,1.2年生中心の新チームでの練習が始まっています。また10月に行われる東葛駅伝大会に向けた早朝練習も軌道に乗り始めました。
 また3年生は三者面談,1.2年生は家庭訪問を行っていますが,ほとんどがすでに終了し,来週には全日程終了する予定です。
 教職に就き20数回夏休みを過ごしてきましたが,やっといつも通りの落ち着いた夏休みが始まったという印象です。そんな落ち着いた夏休みですが,生徒たちは休み前に立案した「計画」どおりに規則正しい生活が始まっていなければならない時期でもあります。どうでしょう?朝の起床時間,就寝時間は・・・ また夏休みの課題や,自主(家庭)学習は進んでいますか?
 夏休みはまだまだ1ヶ月残されています。7月が終わろうとしている今だからこそ,有意義な夏休みになるよう,もう一度計画を,更には生活を見直してみましょう。
 そう書きながら,グランドでは駅伝の練習が始まり,朝から蝉の声が響きわたり,今日もまた暑そうな夏休みの一日の始まりです。暑さに負けず頑張っていきましょう!

大きいですよ,ここからの1ヶ月どう過ごすかは・・・

7月29日(水)

 昨日,一昨日と陸上の県大会が千葉の県総合陸上競技場で行われました。千葉県は全国的にレベルが高いことで知られていますが,その中で3年生<野本優奈>さんが大活躍してくれました。
 
 女子の走り高跳びで160cmをクリアし,見事第3位に輝きました。またこの160cmという記録は全国大会出場標準記録でもあり、公認大会である今回160cmをクリアしたことにより,晴れて北海道で行われる全国大会出場が決定しました。 おめでとうございます。また野本さんは既に8月5日・6日に行われる関東大会出場も決定しています。
 勝負ですから,少しでも上の順位を目指すことはもちろんですが,今度は更に高いレベルの選手しか出場しない大会です。そんな中,平常心を保って自己ベストを更新することに集中してほしいものです。きっとそれが結果として順位にも現れてくるのですから・・・

 *関東大会・全国大会の結果については後日この場で紹介します。

7月28日(火)

 突然ですが,今日はオリンピック(五輪)について書いてみます。
 1928年オランダで開催された「アムステルダム五輪」,この五輪に日本から43人の選手が参加しました。そして日本人初のメダリストが誕生しました。それが87年前の今日,7月28日でした。
 陸上の三段跳びで織田幹雄さんが金メダル。
 水泳の200m平泳ぎで鶴田義行さんが金メダル。
 陸上の女子800mで人見絹江さんが銀メダルをそれぞれ獲得しました。

 また1984年の今日7月28日にアメリカロサンゼルスで開幕したロサンゼルス五輪は真夏のロサンゼルスでの開催ということもあり何かと話題になりました。その代表が今回から正式種目に採用された女子マラソン。スイスのアンデルセン選手が極度の脱水症状で意識ももうろうとした中,フラフラしながらゴールした映像はご覧になった皆さんも多いことでしょう。またこのロサンゼルス五輪はソ連(現ロシア)がボイコットした五輪としても名を残しています。

 真夏のこの時期に開催される夏の五輪(50年前の東京五輪は10月10日開幕),2020年には東京で開催されますね。メインスタジアムの建築問題等もあるようですが,ぜひ世界中が「あっ」と驚くような熱中症対策の五輪を開催してほしいものですね。「物づくり大国ニッポン」の技術に期待しましょう。

7月27日(月)

 先週,千葉県中学校吹奏楽コンクールが行われました。本校からも音楽部が出場し,「銀賞」という素晴らしい結果を修めてくれました。土曜日には千葉県総合体育大会レスリングの部が行われ,団体では第4位,個人では佐々木風雅くんが優勝,小沼魁成くんが第2位,佐々木偉琉くんが第3位とそれぞれの階級で大活躍を遂げています。
 また今日は同じく千葉県総合体育大会陸上競技の部が県総合陸上競技場で行われます。結果が楽しみでなりませんね。
 さて,時期を同じくして,夏の高校野球ですが,こちらも続々と各都道府県の代表校が決定しています。もうご存じかと思いますが,我が千葉県大会も昨日決勝が行われ,逆転で専修大松戸高校が習志野高校を破り,悲願の初優勝,甲子園出場の切符を手に入れました。同じ東葛地区の松戸の高校ということもあり,母校でもないのに,なぜか「やったー」とつい叫んでしまいました。
 私的な話になりますが,私は松戸で生まれ松戸で育ち,大学4年間は東北仙台で暮らしていました。故郷を遠く離れると「千葉県」という言葉自体に敏感に感じていたことを今でも覚えています。何年かたち,生徒たちも「野田市」「木間ヶ瀬中」という言葉に敏感になることでしょう。その時のためにも,今という一日を精一杯過ごしてほしいものですね。

7月24日(金)

 皆さんご存じのとおり,野田市は国の天然記念物コウノトリを飼育しています。今年3月に飼育施設で誕生したメス2羽とオス1羽の合計3羽が昨日放鳥されました。
 昨日の午前11時半頃,市内三ツ堀の飼育施設の屋根を解放し飛び立つのを待っていたそうです。しばらくして大勢の市民が見守る中,青空の中へ羽ばたいていったそうです。こ式典の中でこの3羽は市内の小中学生から公募された愛称「愛(あい)」「未来(みき)」「翔(しょう)」に決まったことが発表されました。また根本市長の挨拶の中で「自然再生の取り組みが一層の広がりを見せることを期待したい」と話されたそうです。今後市内の大空を飛び交うことになりますが,GPSで追跡調査を進めるということですが,ふと空を見上げるとコウノトリが羽ばたいている姿を見られると思うと,野田市民として誇らしい気分になりますね。