川間中の給食

2018年9月の記事一覧

9月28日(金)の給食

9月28日(金)のメニューは、
梅わかめご飯、牛乳、ししゃもの南蛮漬け、
キャベツの胡麻和え、豚汁でした。

☆南蛮漬け
「南蛮漬け」は、魚などを油で揚げて、ねぎや唐辛子と一緒に酢漬けに
した料理です。「南蛮」は、室町時代から江戸時代にかけて、東南アジ
アを経由してやってくるポルトガルやスペインを指す言葉です。この
「南蛮」という言葉が、それまでなかったねぎや唐辛子を香味付けに
使ったり、油で揚げたりする新しい調理法にも用いられ「南蛮漬け」と
と言われるようになったそうです。他にも、「南蛮煮」やそばやうどん
の「カレー南蛮」、「鴨南蛮」、そのほかにも「チキン南蛮」などの料
理の名前にも使われています。料理だけでなく「南蛮貿易」といった歴
史の用語でもよく使われています。




9月27日(木)の給食

9月27日(木)のメニューは、
メープルトースト、牛乳、手作りハンガリーシチュー、
キャベツのソテー、グレープフルーツでした。

☆「ソテー」
 今日のメニューにある「キャベツのソテー」の「ソテー」は、
調理法の一つです。肉や野菜などを少量の油脂で炒めた料理に
なります。では、「キャベツ炒め」との違いは何でしょうか。
今日のメニューは、「キャベツのソテー」です。「キャベツ炒め」
ではありません。
 「ソテー」の語源は、フランス語です。「sauté」と書きます。
「飛び跳ねる」という意味だそうです。フランス語を由来として
いるということは、西洋料理の調理法ということになります。
バターを使ったり、胡椒を使ったりします。「野菜炒め」という
ように「炒め」というときは、オイスターソースを使った中華料
理をイメージします。どうですか?今日は、「キャベツのソテー」
ですから「西洋料理」です。「炒める」西洋料理の調理法といえ
ば、他にも「ムニエル」、「ポワレ」というのがあります。どの
ような違いがあるのでしょうか。調べてみてください。

9月26日(水)の給食

9月26日(水)のメニューは、
発芽玄米ご飯、牛乳、さんまの甘露煮、
ピーナッツ和え、大根の味噌汁、梨でした。

※「さんま」
 「さんま」は漢字で、「秋刀魚」と書かれることが多いようです。
秋を代表する魚であること、体が刀に似ていることから、この漢字が
当てられています。単に当て字です。名前の由来については、二つの
説があります。一つ目は、体の形が細長いことから「細長い魚」という
意味の「サマナ(狭真魚)」が「サマ」→「サンマ」となったという説。
 もう一つは、大群で泳ぐ習性から「大きな群れ」を意味する「サワ(沢)」
と「魚」という意味の「マ」がくっついて「サワンマ」→「サンマ」となったと
いう説です。

9月21日(金)の給食

9月21日(金)のメニューは、
チキンカツカレー(麦ご飯)、牛乳、切り干し大根のごま酢和え、
すり下ろしりんごゼリーでした。

※「カツ」
「カツ」は、英語の「cutlet」が語源になっているそうです。「カツレツ」が
略されて、短く「カツ」と呼ばれるようになったのだそうです。本来なら、
「とんかつ」は、「豚」(とん)は、漢字で書かれ、「カツ」は語源が英語なの
で「カツ」と書く。つまり、「豚カツ」が正しいと思われます。しかし、多
くの人が「とんかつ」と「ひらがな」書く習慣があり、こちらで書かれるこ
とが多く、定着しているようです。ご存じのように「カツ」は、言葉のイメ
ージから「勝つ」という言葉に置き換えられ、語呂合わせに使われることが
多いようです。