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校長室より

結果は大切 過程はもっと大切

 生徒総会が5月21日におこなわれました。生徒会行事の中では生徒全員が参加し、行事や予算の執行計画等を確認し、今年度の生徒会の方向性を話し合う最も大事な行事です。社会に出れば総会はいろいろな団体で4月・5月におこなわれています。だいたいが例年通りと言うことが多く盛り上がりに欠けることがよくあります。本年は、コロナ禍ZOOMによる生徒総会でありましたが、活発な話し合いがおこなわれ、北部中らしいとても有意義な会となりました。
 北部中の三本柱の一つである「さわやかな挨拶」における、挨拶をする目的・目指したい挨拶について真剣に話し合われました。挨拶をする目的は、「気持ちよく生活するため」「交流を深めるため」「印象をよくするため」「感謝することの大切さに気づくため」等、それぞれの学級の代表が、自分たちの考えを伝えることができました。目指す挨拶については、「大きな声で挨拶」「元気な挨拶」「礼・会釈」「目を見た挨拶」等の意見の中、北部中の目指す挨拶は、「人の目を見てしっかり頭をさげる挨拶」に決定しました。
 また、各委員会の委員長が活動目標や活動計画を発表する場面でも、それぞれの意見がよくまとめられ、堂々と発言していました。全校生徒の前で発言するというのは、思っている以上に勇気と度胸がいります。正直、私でもどきどきしながら話をしています。自分の意見を頭でまとめて、それを間違いなく発信していく能力は将来とても役に立つと思います。準備の過程が想像できるとても素晴らしい生徒総会でした。ありがとうございました。
 さて、昨年度は、休校も含め、コロナ対策のため部活動で制限されることが多く、大会も中止を余儀なくされました。本年も制限されるところはありますが、過日、市内大会が実施され無事終了いたしました。保護者の皆様におかれましては、無観客での実施等、新型コロナウイルス感染症対策へのご理解をいただきまして、ありがとうございました。現在も、多くの生徒が、夏の総合体育大会または吹奏楽の県のコンクールに向けて練習を頑張っているところです。引き続きご協力をお願いいたします。
 生徒の皆さんについては、コロナ禍ではありますが、勝っても負けても「やるべきことはやった」と思えるような取組(練習)をしてください。大会やコンクールですから勝者もでれば敗者もでます。敗者になった時に、それまでの取組に悔いを残さないことが大切です。「敗者の美学」と言う言葉がありますが、それはやはりそれまでに最大の努力(取組)をしてきた人だけに許される言葉です。負けても堂々として美しさを保てるのは、それはそれまでの取組に誇りがあるからで、また見ている人もそれがわかるから「敗者の美学」を感じるのです。特に3年生は北部中のチームとしては最後の大会になります。夏の大会まであと1ヶ月。がんばれ!チーム北部!  

令和3年度を迎えて

 春の訪れを感じる今日この頃、北部中学校の令和3年度が始まりました。
 4月7日(火)には無事入学式を行うことができました。173名の新入生を迎え「チーム北部中」は新たにスタートをしました。
 入学式に参加された保護者の皆様方におかれましては、式当日の新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただきましてありがとうございました。
 さて、北部中学校は、本年度、「社会を生き抜くたくましい人間の育成」を学校教育目標に掲げ、以下の2点の学校スローガンのもと、諸活動に取り組んでまいります。

1 「北部中ABC」(凡事徹底)
  ~あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる~
   〇社会を生き抜くための人間力の育成
   (コミュニケーション能力・公共心・規範意識の育成)

2 「北部中KKG」(自立学習)
  ~気づき、考え、学習する~
   〇社会を生き抜くための学力の育成
  (学びに向かう力・向上心・継続力の育成)

 「あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる」とは、
 「普段からの心がけ」が大切だということです。学校生活や日常生活で「当たり前のことを当たり前のこととして行える」この積み重ねが、生徒の皆さんの人となりを形づくります。
 「気づき、考え、学習する」とは、
 人生において、より希望に沿った進路選択をするためには、「普段からの学び」が必要になるということです。「目標を持ち、自ら学習することができる」その日々の繰り返しが、皆さんの、生きていくために必要な知識をはぐくむことになるからです。
 北部中学校での生活では、生徒の皆さんの「人生の基礎となる資質」の向上を目指してまいります。
 今後もしばらく、新型コロナウイルス感染症対策のため、社会や学校も不安定な日々が続くことが予想されますが、この現状を乗り越え全教職員が一丸となって、生徒や保護者及び地域に信頼される学校づくりに努めてまいります。
 本年度も、よろしくお願いいたします。
                                                                                                                           野田市立北部中学校長  関 志之武

3年生の今ある姿が、北部中の明日の姿

    このところ日差しが少しずつ長く力強くなり、寒さの中にも春の訪れを感じさせてくれます。2月3日は立春、暦の上では春を迎えています。また、コロナウイルスに加え、風邪やインフルエンザがはやる時期です。「マスクの着用・手洗い・うがいの励行」、「三密の回避」、「換気」、等の基本的感染症対策と「体力づくり」、「早寝早起き朝ごはん」の規則正しい生活習慣により、この時期を乗り切りましょう。
 3年生は、受験の時期で忙しいと思いますが、その中でこそ授業をはじめ学校生活を充実させることが、自分を伸ばす機会ととらえてください。卒業式に向けては、もちろんですが、今こそ北部中学校の3年生として、「さわやかな挨拶」「気づきの清掃」に力を入れ実践してほしいと思います。また、三本柱の一つである「心に響く歌声」については実践しにくい部分がありますが、「その心」は伝えてほしいと思います。
 やがて母校となる北部中学校に、それぞれの思いと姿を残してくれることを願います。それが北部中の伝統・文化の継承となるはずです。1・2年生は、3年生の思いを、その姿を引き継いでほしいと思います。
 現在3年生は、進路開拓の真っただ中にいます。人生で初めての進路選択を行おうとしています。先生や保護者に相談したり、協力を得たりすることはできますが最終的に決断するのは自分自身です。新しい社会のドアを開け、まだ見ぬ世界を切り開いていこうとしています。
 より良い進路選択には、「普段からの心がけ」が大切です。学校生活や日常生活で「当たり前のことを当たり前のこととして行える」この積み重ねが、皆さんの人となりを形づくります。より希望に沿った進路選択をするためには、「普段からの学習」が大切です。「目標を持ち自ら学習することができる 」その日々の繰り返しが、皆さんの知識の定着を図り、学力を向上させます。
 本校の学校教育目標である「社会を生き抜くたくましい人間の育成」に向け、北部中ABC:「あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる」(凡事徹底)と北部中KKG「気づき、考え、学習する」(自立学習)の必要性を、3年生は身をもって体験していることと思います。1・2年生は、「まだ受験は関係ない」と思っていることでしょう。3年生は、自らを手本として現在おかれている状況、心境等、受験についても伝えてあげてほしいと思います。
 3年生の今ある姿が、北部中の明日の姿であることを願っています。
 生徒の皆さん、私たち教職員の誰もが、時代を担う君たちの未来を信じて、夢をはぐくみ、希望に向かって努力する人に育ってほしいという願いを持っています。君たちの幸せが私たちの幸せにつながると考えているからです。今年度も残りわずかですが3学年が切磋琢磨して成長してください。よろしくお願いします。
 保護者の皆様、地域の皆様、3年生の卒業まで残りわずかな日々となりました。その姿をお見せする機会がありませんが、とても立派に成長していることをご報告いたします。
今後とも見守りいただきたくお願い申し上げます。                                                  

校長 関 志之武

新しい年に向け「心機一転」

    学校は年度で動いていますが、年が変わるというのは、大きな節目です。ここは「心機一転」新しい年に、新しい行動を起こしたいところです。そのためには、自分の今年の行動や学習態度を振り返ってみることが大切です。学校においても、学年や学級で振り返りを行い、来年の課題を明確にさせたいと考えています。「今の自分(自分たち)に欠けているものは何なのか?」なんとなく1年間を振り返るのではなく、先生や友達・家族などとよく話しをして今の自分の状態を冷静に分析することが、来年のプランをたてるうえで重要になります。課題をもとに1月からの具体的な目標をしっかりと持たせ、希望に満ちた新年を迎えさせたいと思います。
 生徒の皆さん、本気で計画を立てるなら、今からしっかりプランを練らないと今までの繰り返しになります。12月は、フォーサイトノートを見直して、自分自身を振り返るところからスタートしましょう。年末には、振り返りに基づく、生活面と学習面の計画づくりを行いましょう。そして、新年から新しい自分をスタートさせましょう。最初は順調でも計画とはすべて思い通りにはいかないものです。そこで「再度、見直し」です。無理な計画をしても長続きはしません。また、簡単すぎる計画も向上が望めません。1月下旬には見直しが必要です。見直しができたら、2月3月で行動に移し、実行あるのみです。そうしている間に、4月。いよいよ年度の変わり目です。
 新学年で本当によいスタートが切りたい人は12月からもう準備は始まっています。「計画を立てる。」「見通しを持って実行する。」「冷静に振り返る。」これらは、生活面や学習面の向上に必ず結びつきます。中学生時に、その習慣を身に着けることは、これからの長い人生に有益にはたらいていくものです。
 北部中では、毎日の帰りの会において、「一日の振り返りと目標づくり」・「フォーサイトノートの記入」を行っています。この日々の積み重ねが、有益な習慣の基礎づくりにつながると考えているからです。また、本校の重点目標である北部中ABC:「あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる」(凡事徹底)及び北部中KKG:「気づき、考え、学習する」(自立学習)を実践するきっかけになってほしいと思っています。
 保護者の皆様には、子供たちのフォーサイトノートを、ぜひご覧ください。個々の特性もあり、発展途上でありますが、生徒一人一人の成長が伺えるノートです。また、ご意見等ありましたらご連絡ください。
 よろしくお願いします。                              
                                           校長  関 志之武

夏休みを終えて学校再開

 例年より少し短い夏休みが終わりました。夏休みは、水の事故・交通事故をはじめ、いろいろなことを心配しましたが、8月24日に無事に再開することができとても安心しました。登校時の笑顔から、生徒の皆さんが夏休みの間、社会の約束を守り、自分の命・自分の信用を守る行動ができていたことがうかがえました。これからの学校生活でも、自分の命を守り、安全・安心な生活を心がけるとともに、約束を守り、信頼を失うことがないように正々堂々と行動してください。

 北部中ABC:「あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる」(凡事徹底)を心がけてください。

 また、目標を持った生活を送ってください。目標のある生活をしている人達は、自分ではその中にいるのであまり気づかないでしょうが、端から見ていると素晴らしく輝いて見えます。先生方から見ても目標のある中学生はみんな輝いて見えます。「目標がその日その日を支配する。」という言葉もあります。目標があれば、それに向けてやらなければならないことがあります。それを実行すると生活が変わります。そして、それを積み重ねると人生が変わります。特に3年生は、希望の進路に向け、確かな目標をもって望んでください。
 

 北部中KKG:「気づき、考え、学習する」(自立学習)を常とし学びに向って下さい。

 残暑も厳しい時期ですが、秋は「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われ、何をやるにも、良いシーズンであると思います。コロナウイルス感染症対策下においても変わることはありません。9月は体育祭、10月は北光祭等の例年どおりの行事は行うことはできませんが、「新しい生活様式」を、しっかり受け入れ、その生活の中でできることを考え、工夫して行動に移し、素晴らしい秋にしてほしいと思います。

校 長 関 志之武

通常授業が再開しました。

 野田市では、6月1日より分散登校を開始し、段階を経て、6月22日より、通常の授業が開始されました。北部中学校においても、「三密」を回避するとともに、新しい生活様式を基本とした教育活動を行うことで安全・安心な学校生活に努めてまいります。登下校において、マスク越しですが挨拶を交わしたり、笑顔を見たりすることができ、心が和むとともに安堵する気持ちが生まれてきます。また、校内においては、教職員と生徒がともに協力し新たなルールづくり、生活づくりを進めています。

 学校における感染リスクをゼロにすることは困難ですが、基本的な感染症対策を徹底し、感染及び感染拡大のリスクを可能な限り低減していくことが重要となります。身体的距離の確保をしながら、各教科等の指導における感染症対策を講ずることも大切ですが、新型コロナウイルスに関する正しい知識を指導して新型コロナウイルス感染症対策への気持ちを醸成して、生徒自身が衛生管理をできるようにすることが、現時点で大事なことだと考えています。今後も、検温や健康観察、三密からの回避、手洗いや咳エチケット、必要な時のマスクの着用、消毒等の新しい生活様式について、ご家庭においても引き続きご指導ください。
 学習活動については、すべての学年において、きめ細やかな授業と学力の向上を目指すとともに、3年生が優先的に学習活動を行えるように配慮してまいります。各教科の計画を見直し、授業時数の確保と学習内容の充実が図れるように学校全体で取り組んでいます。休校に伴う学習を取り戻す上で、学校と家庭が連携し家庭学習の推進することが、今まで以上に大切になってまいりますのでご協力お願いします。
 本年度の実質スタートが遅れましたが、慌てず焦らず歩みを進めながらも、少しでも早く通常の学校生活に追いつきたいと思います。

野田市立北部中学校長 関 志之武

学校再開に向けて


 6月1日より、分散登校でありますが学校が再開されました。新型コロナウイルス感染症対策のため、通常の学校生活が送れない状況にありますが、すべての教職員がしっかりと生徒に向き合って教育活動を進めてまいります。 
 学校が再開することの喜びと期待感のあるこの機を逃さず、進級、入学した時の「希望」や「願い」を新たに思い起こさせ、力に変えていきたいと思います。「夢」や「目標」を持たせ、その達成に向けて意欲を高めてまいります。人間の努力や頑張りの源は、夢や目標を持つことにあると言えます。同時に、不安を抱えている生徒についても見逃さず、教育相談を行い「心のケア」に努めてまいります。
 今後、当面の間、お子様を通じて配布した保護者様宛「学校再開における学校生活の留意事項について」を基本に学校運営を行いますので、ご協力ください。また、ホームページに掲載しました生徒用リーフレット「新しい生活様式」も併せてご覧ください。
 なお、保護者や地域の皆様におかれましては、何か気になることがありましたら、学校にご連絡ください。
よろしくお願いします。

野田市立北部中学校長 関 志之武

新型コロナウイルス感染症防止対策について

 現在、新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威をふるっています。4月7日に国が「新型インフルエンザ等緊急宣言」を公示し、本県も対象地域となりました。野田市においても臨時休校期間が延長されました。

    さらに、野田市新型コロナウイルス感染症対策本部及び野田市教育委員会からの要請を受け、5月31日まで臨時休校期間が延長されることとなりました。学校においては、感染症の拡大防止への対応を引き続き進めているところです。

 臨時休校中におきましては、生徒の健康状態の確認や家庭学習の配布等にご理解いただき感謝申し上げます。今後もしばらくはご苦労をおかけいたしますがご協力くださるようお願いいたします。学校再開時には、生徒たちの笑顔が満ち溢れた学校になるように、コミュニケーションを図りながら子供たちを見守ってまいります。
 なお、生徒及び保護者の皆様方には、不安なことや相談したいこと等ありましたら、学校へご連絡ください。

    よろしくお願いします。
 
                                                                             野田市立北部中学校長  関 志之武

臨時休校中の対策
【感染予防について】
・人の集まる場所等への外出は避け、基本的に自宅で過ごしてください。
・「健康観察カード」を活用し、引き続き健康観察に努めてください。
・学年職員により電話連絡等で健康状態の確認を行わせていただきます。
※3つの「蜜」(密閉・密集・密接)を避ける。手洗い・マスクの着用を含む咳エチケットが大切です。
【家庭学習について】
・提供された課題及び学習支援サイト等を活用し適切に行ってください。
・ホームページにおいて、情報提供した学習支援サイトをご利用ください。
※フォーサイト手帳を活用して、学習計画立てたり、学習計画を見直したりすると効果的です。
【連絡・相談体制について】
・ご不明な点がありましたら、学校にご連絡ください。
・長期にわたり、生徒の居場所が変わる場合(祖父母宅等、自宅以外で生活するような場合)は、担任(学校)まで連絡をお願いします。
※何か変更がある場合は、速やかに学校ホームページやまちコミメール等でお知らせします。

学校目標 「社会を生き抜くたくましい人間の育成」

 臨時休業が延期する中、令和2年度が始まりました。また、4月7日(火)入学式において、136名の新入生を迎え「チーム北部中」は新たにスタートをしました。
 入学式当日は、新型コロナウイルス感染症対策における野田市の要請により、急遽、校庭での入学式に変更させていただきました。準備や形よりも、新入生と保護者及び教職員全員で行う入学式にこだわり実施させていただきました。おかげさまで保護者の皆様のご協力もあり、無事終えることができました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
 さて、本年度は北部中学校は、「社会を生き抜くたくましい人間の育成」を学校目標に掲げ、以下の2点に重点を置いて教育活動を進めてまいります。

<経営の重点>
1 安全・安心な学校づくり
 〇行動目標  :「北部中ABC」(凡事徹底)
         ~あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる~
 〇育成する力 :社会を生き抜くための人間力
        (コミュニケーション能力・公共心・規範意識の育成)
 〇重点指導目標:生徒の自治活動とふれあいの推進

2 学習意欲を引き出す指導
 〇行動目標  :「北部中KKG」(自立学習)
          ~気づき、考え、学習する~
 〇育成する力 :社会を生き抜くための学力
         (学びに向かう力・向上心・継続力の育成)
 〇重点指導目標:学習意欲を引き出す指導と評価

 今後もしばらく、新型コロナウイルス感染症対策のため、社会や学校も不安定な日々がづづく事が予想されますが、この現状を乗り越え全教職員が一丸となって、生徒や保護者及び地域に信頼される学校づくりに努めてまいります。
 本年度も、よろしくお願いします。

  野田市立北部中学校長  関 志之武

校風

 学校の風と書く、校風というものがあります。これは、その学校の歴史や伝統から作られるものです。いろいろな学校に行きますが、校門を入った瞬間に感じるものがあります。さて、北部中の今の校風は、どんなものでしょうか。私は、とても温かい風を感じます。

 先日行われた生徒集会、1年生による職場見学の報告、2年生によるホワイトスクールの報告と歌声、3年生からの受験報告と、それぞれの場面において「温かな聞き方」、「優しい話し方」が当たり前にできていたことを感じました。また、朝、校門に立っていると生徒の皆さんが挨拶をしてくれます。しかも、目を見て、笑顔で。とても幸せな気持ちになります。これは本校を訪れた方、皆さんが同じことを言ってくれます。本当にうれしいことです。

 では、こんな校風を誰が作ったのでしょうか。それは生徒の皆さんであることは間違いありません。先生が「話を聞け」、「挨拶しろ」といくら言っても、温かく聞くことはできませんし、気持ちの良い挨拶はできません。決して強制からは、温かさは生まれません。北部中の日常生活では、「さわやかな挨拶」「心に響く歌声」「気づきの清」を3本柱とした活動が行われています。生徒会を中心に、生徒総会や生徒集会において、「挨拶」や「清掃」について真剣な話し合いが行われてきました。行事等を通して「歌声」を高めてきました。日々の帰りの会においても、そのことが当たり前のように話題になり、学校生活の向上に向けた話し合いが行われています。日常の生活において皆さんが行っている取り組みの積み重ねが、今の温かい校風を作り出してくれたのです。
 校風を作るのはその学校の歴史や伝統ですが、学校の歴史や伝統の主役は生徒自身です。今在籍している皆さんが、本校の歴史と伝統をつくり、校風を創造しているのです。3年生は間もなく卒業していきます。先輩のつくった歴史や・伝統・校風を今の2年生、1年生が引き継いでください。そして温かい校風がいつまでも続くことを期待しています。

                                            校長 関 志之武

あこがれの先輩に

 2月4日は立春、暦の上では春です。ここのところ日差しが少しずつ長く力強くなり、寒さの中にも春の訪れを感じさせてくれます。風邪やインフルエンザがはやる時期です。「うがい・手洗い」「早寝早起き朝ごはん」で規則正しい生活習慣により、この時期を乗り切りましょう。
 3年生は、受験の時期で忙しいと思いますが、その中でこそ授業をはじめ学校生活を充実させることが、自分を伸ばす機会ととらえてください。卒業式に向けては、もちろんですが、今こそ北部中学校の3年生として、「さわやかな挨拶」「気づきの清掃」「心に響く歌声」に力を入れ実践してほしいと思います。そして、「あこがれの先輩」になってください。やがて母校となる北部中学校に、それぞれの思いと姿を残してくれることを願います。
 1・2年生は「まだ受験は関係ない」と思っていることでしょう。しかし何事も「普段からの心がけ」が大切です。学校生活や日常生活での「当たり前のことを当たり前のこととして行える」ことの積み重ねが、皆さんの人となりを形づくるのです。この機会に普段の生活をもう一度振り返って見ましょう。また、3年生の姿をよく見てください。そして、目標となる人を見つけてみてください。人を動かすのは「あこがれ」です。「あんな人になりたい」「あんな先輩になりたい」という目標を見つけて、3年生の思いを、その姿を引き継いでほしいと思います。
 保護者の皆様、私たち教職員も含め誰もが、時代を担う子供たちの未来を信じて、夢をはぐくみ、希望に向かって努力する人に育ってほしいという願いを持っています。保護者、地域社会、学校が互いに連携を深めよりよい教育を行うことが、子供たちの幸せや私たちの幸せにつながるのです。さまざまな機会により北部中生をともに育てていきましょう。よろしくお願いします。

                                            校長 関 志之武

心を新たにして

 1月7日、新年を迎え心を新たにして登校してきたことと思います。
 一年の節目としてのこの機会をとらえ、新年の抱負や目標を持ちスタートをしてほしいと願っています。また、今年も残り三ヶ月、本年度のまとめとともに次年度の準備をする時期になりました。各自、今年度取り組んできたことの成果と課題を明らかにし、来年度の計画づくりに着手してほしいと思います。
 これからの3ヶ月は、「1月は行く月」「2月は逃げる月」「3月は去る月」といわれるように瞬く間に過ぎていきます。「終わりよければ全てよし。」となるように生活面と学習面の総まとめをお願いします。生活面においては、今年度の生徒会の活動目標や学年目標・学級目標が、自分自身でどのくらい達成できたのかを評価し、不足している点を明らかにして、残りの日々で補ってください。学習面においては、やり残したことがないように残りの授業と計画的な家庭学習で、各学年で学習すべき基礎基本の確認と徹底を図ってください。
 学年ごとの具体的な取り組みとしては、3年生は、入試関係の事前の確認(受験方法や手続き、面接練習等)と事後の手続きや次の進路先への準備を徹底するとともに、卒業に向け、中学三年間のまとめとなる生活づくり(心の準備)を行ってください。2年生は、ホワイトスクールの成功に向けた準備と事前の確認をしっかり行い、達成感や誇り持てるような活動を目指してください。1年生は、職場見学を、三年間を見通した進路計画的のなかのひとつとして捉え、キャリア(生き方)への意識を高めてください。生徒会は、行事の取り組みだけでなく、毎日の生活に目を向け、自分たちの課題を見つけ自分たちで解決していける生徒会づくりを行ってください。
 最後に、全ての北部中生が、登下校の安全(交通事故や不審者への対応等の意識)はもとより、インフルエンザの予防(うがい・手洗いの励行、着替え、体力作りに努める)と他人へ配慮(具合の悪い場合無理して登校しない。マスクの着用等)を忘れることなく、安全安心な学校生活が送れるよう学校全体で取り組んでください。
 頑張りましょう。よろしくお願いします。 
                                            校長 関 志之武

新年から新しい自分のスタート

   学校は年度で動いていますが、やはり年が変わるというのは、大きな節目です。ここはやはり「心機一転」新しい年に、新しい行動を起こしたいところです。
 そのためには、自分の今年の行動や学習態度を振り返ってみてください。今の自分に欠けているものは何なのか?なんとなく1年間を振り返るのではなく、先生や友達・家族などとよく話しをして今の自分の状態を冷静に分析することが、来年のプランをたてるうえで大切です。
  「1年の計は・・・」と言われますが、本気で計画を立てるなら、今からしっかりプランを練らないと今までの繰り返しになります。正直に自分自身を振り返えることが大切です。
 新年から新しい自分のスタートです。まずは、計画に基づいて実行あるのみです。最初は順調でも計画とはすべて思い通りにはいかないものです。そこで「実証、見直し」です。無理な計画をしても長続きはしません。
 また、簡単すぎる計画も向上が望めません。1月下旬には見直しが必要です。見直しができたら、2月3月で行動に移すことです。そうしている間に、4月。いよいよ年度の変わり目です。
 新学年で本当によいスタートが切りたい人は12月からもう準備は始まっています。「計画を立てる。」「見通しを持って実行する。」「冷静に振り返る。」事は、生活面や学習面の向上に必ず結びつきます。

                                           校長  関 志之武

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                             

北光祭を終えて

 10月26日(土)にたくさんの保護者や地域の方に見守られながら、北光祭が行われました。今年のテーマは、「喜笑点結~繋ぐ伝統・魅せる思い~」でした。
 各クラスとも一生懸命に合唱曲を練習して、この日の午前中に開催される合唱コンクールに臨みました。結果は、以下の通りです。

 最優秀賞  3年1組「二十億光年の孤独」

 2年優秀賞 2年5組「あなたへ-旅立ちに寄せるメッセージ」

 1年優秀賞 1年3組「手のひらをかざして」

 合唱コンクールの目標は、最優秀賞ですが、目的は、目標に向かって学級が一つにまとまることです。そうした意味において、どの学級も目的を達成したのではないでしょうか。一人一人が練習を始める前より進歩した存在になっていると確信しています。どの学級も、クラスの和や曲のイメージを感じながら歌っていてとても感動しました。
 北光祭は、合唱コンクールだけではありません。続く特設合唱団による合唱は、市内にも誇れる素晴らしい合唱でした。
 また、午後からは、美術部と理科部の発表、英語スピーチや弁論、吹奏楽部の演奏が行われました。どれも文化レベルが高い発表が続きました。文化について考えるよいきっかけになったことと思います。
 また、生徒会の引き継ぎ式は、生徒会役員一人一人の思いがこもったものでした。伝統を引き継ぐ思いを形として魅せてもらいました。テーマの通りの「 喜笑点結」の北光祭でしたが、緊張感のある発表と節度のある鑑賞態度は、とても立派でした。
 最後に、すべての方々に、北光祭が令和元年度の北部中文化の集大成となる祭典になったことに感謝いたします。
 ありがとうございました。

体育祭を終えて

 

 令和元年9月21日(土)野田市立北部中学校体育祭が開催されました。
 天候に不安を残す中、プログラムの内容変更等もありましたが、生徒たちは戸惑うこともなく、素晴らしい体育祭を作り上げ成功させることができました。これも、各御家庭及び保護者の皆様の御理解と御協力の賜であり感謝申し上げます。

 体育祭におきましては、3年生を中心に各シスターが、総合優勝に向け、白熱した競技及び演技を行うとともに、素晴らしい応援を繰り広げました。3年生は言うに及ばず2年生・1年生の活躍も目を見張るものがありました。特に、3年生がいない緑組の活躍は、来年度の体育祭の成功を確信するものでした。

 朝早くから最後まで見守り、応援くださった保護者の皆様、様々な役回りでお手伝いいただいたPTA及び親父の会の皆様、御来賓の皆様、地域からお越しいただいた皆様、本日はありがとうございました。

 来年も北部中学校体育祭にお越しいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

夏休みを終えて

 長い夏休みが終わりました。夏休みは交通事故をはじめ、いろいろなことを心配しましたが、全校生徒のみんなが約束を守り、自分の命・自分の信用・自分の将来を守り、それらを失うような行動をしなかったので本当に良かったです。
 これからの学校生活でも、自分への信頼やこれからの自分の進路が閉ざされてしまうような行動は絶対しないように正々堂々と行動していきましょう。信頼は一度失うと取り返すには、今までの何十倍の努力が必要です。また、目標を持った生活を送ってください。目標のある生活をしている人達は、自分ではその中にいるのであまり気づかないでしょうが、端から見ていると素晴らしく輝いて見えます。先生方から見ても目標のある中学生はみんな輝いて見えます。「目標がその日その日を支配する。」という言葉もあります。目標があれば、それに向けてやらなければならないことがあります。それを実行すると生活が変わります。そしてそれを積み重ねると人生が変わります。目標のある生活をしましょう。
 農耕民族にとって秋は収穫の時期であり、1年間で一番大切な時期なので、「秋」と書いて「とき」と読むこともあります。もともとは三国志で有名な諸葛孔明が、「危急存亡の秋(とき)」と使ったことが由来とされていますが、本当に秋は「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われ、何をやるにも「良い秋(とき)」であり、良いシーズンであると思います。
 9月は体育祭、10月は文化祭、11月はロングウォークと学校も行事が目白押しです。3年生は中学生最後の思い出となり、1,2年生は自分たちが中心となっていく行事もあります。素晴らしい秋にしてほしいと思います。

校 長 関 志之武

多くの行事を終えて

 6月12日に清水公園の陸上競技場で野田市中学生陸上競技大会がおこなわれました。結果は、男子第3位、女子第3位、男女総合準優勝でした。昨年度の順位を一つあげることができました。
 野田市中学校陸上競技大会は、陸上部だけの大会ではなく、どの中学校も、学校全体から選手を募って臨む大会です。本校も「チーム北部中学校」として参加しました。その中で準優勝の成績を納められたことを誇りに思います。この結果は、参加した選手のみならず、応援してくれた生徒の皆さん、支えてくださった保護者の方々おかげです。
 さて、これから葛北大会が始まります。結果も大切ですが、いままで練習してきたものを発揮することに集中するとともに、北部中の生徒らしく凜とした態度で大会に挑んで欲しいと思います。期待しています。
 6月後半は、2年生が職場体験学習、3年生が修学旅行がありました。準備から当日までの取り組みが生かされた行事であったと思います。挨拶や返事はもとより、勤労意欲、感謝の気持ち等、先生方とともに築き上げてきたきたものを発揮できたものと確信しています。
 さて、これから葛北大会が始まります。結果も大切ですが、行事同様に、いままで練習してきたものを発揮することに集中するとともに、北部中の生徒らしく凜とした態度で大会に挑んで欲しいと思います。期待しています。

野田市立北部中学校長 関 志之武

生徒総会を終えて

 生徒総会が5月17日におこなわれました。生徒会行事の中では生徒全 員が参加し、行事や予算の執行計画等を確認し、今年度の生徒会の方 向性を話し合う最も大事な行事です。 しかしながら、だいたいが 例年通りということが多く盛り上がりに欠けることがよくあります。 そういう意味で今年の生徒総会は活発な話し合いがおこなわれ、とて も有意義な会となりました。 総会で当然確認し合う議題以外に、「本年度生徒会活動のスローガ ンの決定」と三本柱(挨拶・歌声・清掃)の一つである「さわやかな あいさつとはどんな挨拶か」が話し合われました。その中において3 年4組の池田柊くんより「あいうえお挨拶」が提案され可決されまし た。生徒会本部役員をはじめ、全校の前で意見を発表する姿は、とて も立派で堂々としていました。何よりも真剣さが伝わってくる素晴らしい発表でした。       

 5月23日24日に野田市中学校体育大会が市内の各会場で一斉におこなわれました。大会結果は下記のとおりです が、挨拶やマナー、移動時の態度、大会運営に貢献する姿等が素晴らしかったと思います。勝利も大事ですが、人 間として学ぶべきことを部活動を通じて学んでいることに安心感を覚えると同時に、北中生を誇りに思いました。 今後もさらなる成長を期待しています。

 さて、現在3年生は、校長面接をおこなっています。まだ、進 路を意識することなく、高校入試での面接を意識せずにおこなっ ていますので、改善すべき点がたくさんあります。しかし、個々 の人間性がうかがえるほほえましい面接になっています。3年生 は入試までにあと2回校長面接を予定しています。自己アピール も含め、面接試験にも対応できるように準備させ、支援したいと 思います。

校長  関  志之武