新しい年に向け「心機一転」
学校は年度で動いていますが、年が変わるというのは、大きな節目です。ここは「心機一転」新しい年に、新しい行動を起こしたいところです。そのためには、自分の今年の行動や学習態度を振り返ってみることが大切です。学校においても、学年や学級で振り返りを行い、来年の課題を明確にさせたいと考えています。「今の自分(自分たち)に欠けているものは何なのか?」なんとなく1年間を振り返るのではなく、先生や友達・家族などとよく話しをして今の自分の状態を冷静に分析することが、来年のプランをたてるうえで重要になります。課題をもとに1月からの具体的な目標をしっかりと持たせ、希望に満ちた新年を迎えさせたいと思います。
生徒の皆さん、本気で計画を立てるなら、今からしっかりプランを練らないと今までの繰り返しになります。12月は、フォーサイトノートを見直して、自分自身を振り返るところからスタートしましょう。年末には、振り返りに基づく、生活面と学習面の計画づくりを行いましょう。そして、新年から新しい自分をスタートさせましょう。最初は順調でも計画とはすべて思い通りにはいかないものです。そこで「再度、見直し」です。無理な計画をしても長続きはしません。また、簡単すぎる計画も向上が望めません。1月下旬には見直しが必要です。見直しができたら、2月3月で行動に移し、実行あるのみです。そうしている間に、4月。いよいよ年度の変わり目です。
新学年で本当によいスタートが切りたい人は12月からもう準備は始まっています。「計画を立てる。」「見通しを持って実行する。」「冷静に振り返る。」これらは、生活面や学習面の向上に必ず結びつきます。中学生時に、その習慣を身に着けることは、これからの長い人生に有益にはたらいていくものです。
北部中では、毎日の帰りの会において、「一日の振り返りと目標づくり」・「フォーサイトノートの記入」を行っています。この日々の積み重ねが、有益な習慣の基礎づくりにつながると考えているからです。また、本校の重点目標である北部中ABC:「あたりまえのことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやる」(凡事徹底)及び北部中KKG:「気づき、考え、学習する」(自立学習)を実践するきっかけになってほしいと思っています。
保護者の皆様には、子供たちのフォーサイトノートを、ぜひご覧ください。個々の特性もあり、発展途上でありますが、生徒一人一人の成長が伺えるノートです。また、ご意見等ありましたらご連絡ください。
よろしくお願いします。
校長 関 志之武