校長室より

もったいない

北海道の地震の影響でにんじんが流通せず、学校給食センターのメニューからしばらくにんじんが消えるとの連絡がありました。
生徒に伝えることにしましたが、この飽食の時代、自分も含めて、食べ物のありがたさやものを粗末にすることについて考えるべきではないでしょうか。現在日本において、被災し、衣、食、住に不自由を感じている人がたくさんいて、報道によるとこの先どうしたらいいかわからないと感じている人たちもたくさんいる様子です。運良く生活をしている我々は、平気で食べ物を残し、捨て、わがままを言います。昨今はアレルギーや好き嫌いもあり、「残さず食べましょう」などということがあまり言われなくなったような気がします。
今こそいろいろなことに対し配慮をしながら、「もったいない」「ありがたい」「感謝」ということを色々な場面で考えていかなければいけないのではないかと思います。今年の夏は、クーラーがほんとに「ありがたい」とおもいました。北海道では今も計画停電も続いているようです。地域や近所の協力や奉仕の心についても考えさせられます。