校長室より

250年の赤松 整枝

250年以上は経っている赤松。御成街道の一部と思われます。遠い昔は参勤交代などで関宿城への通り道であった街道の一部です。二川小前の街道にあった赤松は、安全上伐採され、ここにある5本が残っています。赤松は黒松に比べ葉が柔らかく、幹も赤っぽくなります。その世界では「女松」として黒松の「男松」と比べられます。柔らかい雰囲気のある赤松を好む人も多くいます。あと一本あった大きなアカマツは、センチュウやカミキリムシが幹に入り、水吸いがやられ、見る見るうちに枯れてしまいました。今回、思い切って予算を計上し、園芸業者に松の剪定、整枝をしていただきました。さすがにプロは、高所作業車を持ち込み写真の通り、さっぱりとしました。ご存知の通り、松をはじめ植物は、風通しがよく、日光が入る状況を好みます。毎年毎年古葉を落とし、近隣の方にも迷惑をおかけしています。この松が、いつまでも二川中学校のシンボル的な木であり続けてほしいと思っています。