二川中を「応援」する
中学校で仕事をしていると競技や演技を見て「応援する」機会があります。自分の学校の応援をするわけですから自然に力が入ります。最近、個人主義が多く「お祭り」が運営できない、応援団部のメンバーがいないなどの話をよく耳にします。二川中学校体育祭においてはこの「応援」というのを活動の「核」として考えています。確かに、運動が不得意な生徒にとっては体育祭は意義が見つけられません。しかし、骨折している生徒が、椅子に座り、声がかれるまで応援する姿は、紛れもない「参加」ですし、大きな意義があると考えられます。隣の人に負けないくらい大きな声を出す。血管が浮き出るくらいの表情で声を出すことで連帯感が生まれ、充実感が得られるのが応援です。人間関係でうまくいかないこと、集団生活が苦手な場合などいろいろありますが、是非二川中学校が持っている「+の雰囲気」で達成感を味わって中学校でしか味わえないこの瞬間を創ってほしいと思います。今は個人主義は流行りません。
※写真は全校応援の説明をしている全校応援団長の岩本君です。