ブログ

第75回 卒業証書授与式

 快晴の天候に恵まれ、柔らかな春の日が差し込む中、野田市立福田中学校第75回卒業証書授与式が挙行されました。

 まずは、卒業生入場。担任教諭に先導されながら、卒業生が立派な立ち居振る舞いで入場しました。

 一同礼、開式の言葉、国歌斉唱と続き、いよいよ卒業証書授与。担任教諭の呼名に大きな返事で「はい!」と答え、校長から卒業証書を受け取りました。

 

 校長式辞、PTA会長祝辞と続き、校長とPTA会長からお祝いの言葉が述べられました。

 在校生送辞。在校生代表生徒が先輩方に言葉を述べ、合唱曲「大切なもの」で先輩方に対する感謝とこれから伝統を引き継いでいく決意を表明しました。

 

 卒業生答辞。卒業生代表生徒が保護者をはじめ、後輩など式場にいるすべての方々に向けて、義務教育課程9年間の修了に対する感謝とこれからの決意を、福田中・福田地区が自分たちの心のふるさとであることに絡めて述べ、合唱曲「群青」にのせて全員でその姿を表現しました。偶然にも本日は東日本大震災から11年目丁度。当時の福島県南相馬市の中学生たちによって作詞され、その音楽科教諭によって作曲された「群青」は特別なものでした。

 卒業の歌。卒業生だけの最後の学年合唱「郷愁歌」。「群青」に続いて、卒業生たちにとっての心のふるさとである福田中・福田地区を思う気持ちをこの歌にのせて感情豊かに表現してくれました。

  全校合唱。「Cantare~歌よ大地に響け」。新型コロナウイルス感染症の影響で全校合唱を行うことは1年間できませんでしたが、そのようなことを1つも感じさせることのない、全校生徒による立派な合唱を披露してくれました。

 続いて校歌斉唱。今年度の1年間でも何度も歌った校歌。3年生の巣立ちを前に最後の校歌を心を込めて全員で歌いました。

 閉式の言葉、一同礼と続き、卒業生退場。学年職員に見送られながら、自分たちの足で力強く未来へと巣立っていきました。

 式後は在校生総出でお見送り。アプローチ(桜並木の下)で卒業生を送りました。

 コロナ禍で様々なことが制限され、この卒業証書授与式すら通常の式次第で行うことができない学校が多い中、福田中学校では、来賓の方々のご参加をお控えいただいた以外は、換気やソーシャルディスタンスの確保を徹底しながらほとんど通常の状態で行うことができました。

 3年生。今日までたくさんの立派な姿を見せてくれてありがとうございました。これから自分で決めた次の道へと進むことになると思いますが、それぞれの道で精一杯頑張ってください。いつまでも応援しています。

 1・2年生の後輩たちは、先輩たちが残してくれた立派な伝統を引き継ぎ、更にパワーアップした福田中学校を作っていきましょう。