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2017年1月の記事一覧

一年で最も寒い時期 小寒・大寒(175)

 「寒の入り」という言葉を聞いたことがあるのでしょうか。ニュースを見ていると、時々「寒の入りを迎えました」と気象予報士が言っているのを聞くことがありますが、寒の入りとは一体何のことなのでしょうか。寒さに入る、と読めることから、何となく冬を表す言葉だということが推察できますが、実際にはどうなのでしょうか。 寒の入りの時期はいつ?
 季節を表す言葉・節気の中の、「小寒」から「立春」の前日までの1ヶ月の期間のことを「寒(かん)」と呼びます。2017年の場合、小寒は1月5日、立春が2月3日ですから、1月5日から2月3日までが寒となるのですが、その寒の期間に入る日のことを寒の入り、と言います。つまり、寒の入りとは小寒の日ということになり、2017年であれば1月5日が寒の入りとなります。特に農家の方などは、微妙な季節の移り変わりを把握する必要があったことから、古くから中国より伝わった「二十四節気」を元に、田植えの時期や収穫の時期を見極めていました。
この二十四節気は、今もカレンダーに記されている場合が多く、「立春」や「夏至」「秋分」などは見たことや聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。二十四節気は、一年を24に分けてそれぞれに季節を表しています。そのため、四季よりもより正確に季節を知ることができました。そして、この二十四節気の中に、「小寒」と「大寒」があります。小寒と大寒は使われている字を見てもわかる通り冬を表す季語で、一年の中で寒さが最も厳しくなり始める時期~最も寒くなる時期を指しています。そして、この2つを合わせて「寒(かん)」と呼んでいます。このようなことから、寒の入りとは寒(かん)に入る時期のこと、すなわち小寒にあたる日ということになります。風邪などひかず、元気に寒を乗り越えたいものです。(豆知識PRESSより引用)
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書き初め 一年の始まりに心構えを書に託す(174)

 書き初めの由来を知っていますか。書き初めを行うのは毎年1月2日です。
実はこの日にちに深い意味が込められていたんです。1月2日は「仕事始め」とされていて、農家では作り始め、商家では初荷を出していたそうです。この仕事始めのしきたりに習って、文字を書いたりや絵を描いたりする「書き初め」が始まりました。そして、江戸時代に入り寺子屋で勉強をすることが必修とされて、一般にも「書き初め」が広まっていったそうです。書道は、昔からとっても大事な学習だとされていて、文字が一般に普及していくにつれて、文字を書く風習が広まりました。
それが今の「書き初め」の始まりです。「今年1年の意気込みを表す」ということです。
 今年1年の頑張ることやしたいことを筆で書き、それを1月2日の仕事始めに行うことによって、この1年仕事(学業)がとても上手くいくと言われています。東部小のみなさん、必ず今日書いてください。意気込みを託しましょう。

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新年明けましておめでとうございます(173)

 新年明けましておめでとうございます。元日は、晴天に恵まれ、一年の門出に相応しい天候です。今年は、冬休みと休日、祝日が連なり例年になく休みが長い年です。生活習慣を崩さず、健康に留意し、10日の登校日を迎えられるよう願っています。
 余談ですが、今年の1月1日は、うるう秒の年です。元日は、1秒長く24時間00分01秒です。理由は、地球の回転が少しずつ遅くなっているため、地球の自転に基づく時刻(天文時)と原子時計が刻む高精度の時刻の間に生じるずれを調整する「うるう秒」が、ふだんは存在しない午前8時59分60秒として、本日無事8時59分59秒と9時00分00秒の間に1秒加わりました。約8年で1秒のようです。