校長室から
転任のご挨拶
木間ケ瀬小学校の校長として着任しての2年間、「子どもたちとともに」を心がけ過ごしてまいりました。数々の学校行事のほか、授業を行ったり、部活動を一緒に行ったり、休み時間に一緒に遊んだりしました。それらの時間の中、子どもたちのたくさんがんばる姿を見せてもらい、たくさんの子どもたちの笑顔をもらうことができました。もちろん、いたらぬ点も多々あったことと思います。
そんな2年間、私はこの木間ケ瀬小学校で幸せに過ごすことができました。「木間ケ瀬小学校でよかった」と心の底から思います。これも、本校の教育活動へのご理解、ご協力をいただいた保護者の皆様、地域の皆様のおかげと感じております。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
6年後にこの木間ケ瀬小学校は、創立150周年を迎えます。このまま、子どもたちはまっすぐ成長してほしいと願っております。そのためにも、引き続き保護者の皆様、地域の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。そして、子どもたちが、保護者の皆様が、地域の皆様が、教職員が「木間ケ瀬小学校でよかった」と思えることができる学校になることを願っております。
本当にこの2年間ありがとうございました。
野田市立木間ケ瀬小学校 校長 船橋高志
春の気配
3月になり、学校のいたる所に春を感じます。正門前の梅の花は開花が進んでいます。1年生のチューリップも大きく成長してきました。
プランターの花も満開です。
登校日数も、6年生はあと11日、5年生以下は15日です。進級・進学も目の前です。よい締めくくりができるようにしたいと思います。1年生のランドセルカバーももうすぐ終わりです。
英語教育 模擬授業研修
平成32年度から小学校の新学習指導要領が全面実施されますが、平成30、31年度は移行期間で、道徳は教科となり、5,6年生の「外国語科」、3,4年生の「外国語活動」が一部実施されます。そこで、来年度の「外国語科」の指導技術向上の一貫として、1月11日(木)に、本校職員を児童に見立て、外国人教師(ALT)が実際に授業を行う「模擬授業研修」を行いました。
授業は、基本的に教科書を使用し、英語のみでの授業構成でした。
授業のポイントとして、「①アルファベットの大文字・小文字を書ける」「②聞いて意味がわかる表現を書き写す」「③自分事、身近なことを音声で慣れ親しんだ会話文の例を見ながら書き写すこと」とのお話がありました。
特に「聞く」話す」→「読む・書く」過程を踏むことが重要であるとの事でした。
通常の速さで話される英会話を聞き逃さないよう、全神経を集中して耳を傾けながら、間違いや恥ずかしさを恐れず職員一同、真剣に取り組みました。
まだまだ研修が必要ですが、来年度の実施に向けて頑張ってまいります。
校内授業研究会
そんな中、10月26日(木)に6年生の校内授業研究会を開催しました。「きつねの窓」を教材に、物語の山場を話し合う事を通して、深く豊かに作品を読むことが出来るようにします。そして、最終的に1年生に読んでもらう物語を作ることをめざします。
授業が終わった後、教師達が授業について意見を出し合う検討会を行い、招聘した県教育委員会の指導主事に指導を受けました。得られた成果と課題を次回の授業研究会に活かしていきます。
秋を感じて
読書の秋、勉強の秋、スポーツの秋、食欲の秋といろいろありますが、子どもたち一人一人が季節の移り変わりを感じながら、秋らしい活動をしてほしいと願っています。
モラールアップ研修
8月21日(月)に、本校職員による「モラールアップ研修」を行いました。昨今の千葉県の不祥事増加も鑑み、若手職員中心の「モラールアップ委員会」が主催しての研修です。
初めは、現在の県全体の「不祥事全般について」を担当者が説明しました。
次は、「もし、不祥事が起きた場合(個人情報の紛失)」の記者会見をロールプレイングで行いました。若手教員が市教委、校長、教頭に扮して、その他の教員が新聞記者役で行いました。学校側の説明のあと、記者役から厳しい質問したり、避難をしたり役になりきって行いました。実際にやってみると、想像以上に大変な事になるということを実感することが出来ました。改めて「本校から不祥事は絶対にださない」という思いを、職員全員で強く確認しました。
暑中お見舞い
学校は、現在エアコンの工事が進行しており、教室に入れなかったり、大型車両の出入りがあったりしています。終了まではまだまだ時間がかかります。
さて、これは児童の皆さんへの「暑中お見舞い」です。残りの夏休みも交通事故、水の事故、不審者に気をつけ、安全で想い出に残る夏休みになるよう過ごしてください。9月1日にみなさんの笑顔に会えることを楽しみにしています。
H29暑中お見舞い.pdf
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新学習指導要領について
その一つが、「外国語活動」です。現在5,6年生が年間35時間(週1時間)「外国語活動」を行っていますが、来年度から、3、4年生が年間35時間「外国語活動」を行い、5,6年生は年間70時間(週2時間)「外国語科」として、今まで中学校で行っていた「読む、書く」内容が、一部前倒しされる形で実施されます。もちろん教科ですので、通知表にも評価を載せます。
もう一つが「道徳」です。これは、年間35時間(週1時間)という時間数は変わりませんが、「特別な教科 道徳」となります。平成27年の「現行の学習指導要領」改正により、平成30年度から正式に実施となりますが、具体的には、教科書が発行され(今までは副読本でした)、教科として通知表にも評価を記載することになります。
ただ、「外国語科」「特別な教科 道徳」のどちらも評価については、未だ不明な部分も有り、また、「外国語科」についてはまだ教科書すら明示されておらず、学校単位で進めるのかどうかも明確ではない状況です。そのため、本校は現在、情報収集に努め、さまざまな問題に対しての検討を行っているところです。今後、明確になってきたものから、順次、皆様にも状況をお伝えします。
校長室から 「夏本番!」
連日蒸し暑さが高まり、気温も30度を超えるようになりました。
2年生は、生活科で育てて観察している野菜が、収穫の時期を迎えています。そのうちのミニトマトとなすを持ってきてくれました。これからもどんどん実をつけ収穫されます。
また、水泳学習もいよいよ佳境となっており、子どもたちは楽しみながら学習しています。
夏休みまで2週間少々、登校する日数を数えると残り11日間となります。よい形で夏休みを迎えられるようにしたいと考えています。
べんさんへの手紙
先日実施した「命を大切にするキャンペーン」でコンサートを行っていただいた、たかはしべんさんへお礼の手紙を参加した児童全員が書きました。
内容を読むと、低学年は面白さや楽しさが書いてあり、学年があがるにつれて、心で感じたいろいろな想いが綴られています。
それらの中で、心に強く残る手紙がありましたので、紹介します。
べんさんへ
ぼくは、べんさんが歌ってくれた曲で心に残った曲があります。それは、1曲目の歌です。理由は、いじめで死んでしまったりけんかで死んでしまったりする人がいるから、この命を大切にするコンサートで、いじめやけんかは、したくないと思いました。なので、1曲目の歌が、とても心に残りました。
とても楽しかったです。
ありがとうございました。
6-2 富張輝記
これ以外にもいろいろな想いが書かれた手紙がありました。この行事を通して、一人一人の子どもたちの心に何かが残ったと思います。
なお、この手紙は、後ほどたかはしべんさんにお届けします。
たかはしべんさんからいただいた色紙です。あらためて、ありがとうございました。
小中連携
基本方針として「学校間における信頼関係の深化」「小中一貫教育における学習の体系化」「小中一貫教育における児童・生徒指導の体系化「地域に根ざした活動」をあげました。初めの一歩の活動として5月19日(金)に木間ケ瀬中学校の陸上部の顧問の先生と陸上部員が本校に来て、一緒に練習をしたり、指導したりしてくれました。
今後も、どんなことできるか、アイディアを出し合い、試行錯誤していきながら進めてまいります。
今年度の国語科への取り組み
さて、本校の課題の一つとして「学力向上」がありますが、一昨年より、算数について重点的に取り組んでまいりました。算数の時間に少人数指導講師や市雇用のサポートティーチャーを活用して、ティームティーチング(複数の教師で授業を行う)、少人数指導(学級を2,3のグループに分け、少ない人数で学習する)、習熟度別学習(学習の進み方でグループを編成し、それぞれの実情に合わせた学習を行う)等行ってきました。また、授業では、アクティブラーニング(児童同士が関わり、能動的・主体的なな学習)を試み、学習意欲の向上を図ってきました。そして、その成果が見られるようになってきました。
今年度は、国語の学習にも力を入れていきます。具体的な内容は、検討し、実際に試行錯誤しながら取り組んで行きますが、具体的な内容として「読書の推進」に取り組みます。その一つとして「朝の読書の充実」を紹介します。
毎週火、木曜の朝、15分間の読書を行います。
一人一人が読みたい本を決め、その時間集中して読書を行います。これは、読書の習慣化や、読書量の増加をねらいとしています。本日も、静香に集中して読書をする児童の姿が見られました。
今後も継続しますので、ぜひ、ご家庭で話題にしてみてください。