日誌

新学習指導要領について

 テレビや新聞報道でご存じの方も多いと思いますが、小学校の教育活動の内容を国が定める「小学校学習指導要領」が改訂され、平成32年度から完全実施されます。学び方改革やプログラミング学習の導入等もあります。ただし、平成30年、31年の2年間は移行措置として、一部が先行実施されます。



















 その一つが、「外国語活動」です。現在5,6年生が年間35時間(週1時間)「外国語活動」を行っていますが、来年度から、3、4年生が年間35時間「外国語活動」を行い、5,6年生は年間70時間(週2時間)「外国語科」として、今まで中学校で行っていた「読む、書く」内容が、一部前倒しされる形で実施されます。もちろん教科ですので、通知表にも評価を載せます。
 もう一つが「道徳」です。これは、年間35時間(週1時間)という時間数は変わりませんが、「特別な教科 道徳」となります。平成27年の「現行の学習指導要領」改正により、平成30年度から正式に実施となりますが、具体的には、教科書が発行され(今までは副読本でした)、教科として通知表にも評価を記載することになります。
 ただ、「外国語科」「特別な教科 道徳」のどちらも評価については、未だ不明な部分も有り、また、「外国語科」についてはまだ教科書すら明示されておらず、学校単位で進めるのかどうかも明確ではない状況です。そのため、本校は現在、情報収集に努め、さまざまな問題に対しての検討を行っているところです。今後、明確になってきたものから、順次、皆様にも状況をお伝えします。