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カテゴリ:ボランティアセンター

大地の恵みをいただきます八(^□^*)

本日は「福島やさい畑復興プロジェクト」さん(代表は柳沼千賀子さん)をご紹介したいと思います。
福島やさい畑さんは震災後風評被害で苦しむ県内農家を応援する目的で立ち上げられたNPO法人さんで、首都圏で福島県産野菜の
アピールをしたり、県内仮設住宅にて野菜の無償配布などを行っていまして、浪江町の仮設住宅にも延べ100回を超えるご支援を
いただいています。

今回も浪江町の仮設住宅にて活動をされると聞きお邪魔しましたC≡(/゜Д゜)/


福島やさい畑復興プロジェクトの鈴木義之さんから野菜のおすそ分け

 


ちなみに鈴木さんは浪江町のご出身とのことで、仮設の方々との息がぴったりなのも頷けました。

その鈴木さんから改めて福島やさい畑復興プロジェクトさんの現状をお伺いしました。
東京など首都圏で週1回県内産の野菜を販売しており、最近の傾向として当初は応援という意味で足を運んでいたお客さんも、
今では純粋に美味しいからと品質を気に入ってリピーターになっているとのことで、
鈴木さんいわく「多少形が悪くても品質が良ければ購入してもらえる」とのことからも福島やさい復興プロジェクトの皆さんの
活動が着実に実を結んでいると感じられました。

また、地元農家から仕入れた野菜を仮設で配布、そして首都圏での販売とそのサイクルを上手く回すことで、
風評被害にあえぐ県内農業の支援になっています。
福島やさい畑さんの想いは地産地消、それには福島の農業の復活は不可欠であるわけですが、現状風評被害は根強く
県民自体地元産を回避する傾向にあるので、風評被害の払拭(県外よりむしろ県内)にまだまだ福島やさい畑さんの
のような活動が必要であると同時に、我々もまた地元の復興のため「地消」をすすめる必要性があるのでは?と感じました。


とりあえず自分ができる復興のお手伝いとして県内産の野菜を積極的に食べていきたいと思います。
それでは農家の方に感謝しつついただきまーす。 人(゜▽゜* )

芸術は爆発だ!

今日は風が強く雪が降ったり止んだりはっきりしない天気でしたね~
いつもなら安達太良山がはっきり見えるのですが今日は全く見えませんでした。


こういう時は早く帰ってコタツにでも入って休みたいところ・・・、
しかし!こんな状況でも寝食を忘れて創作活動に没頭する芸術家集団が!

その名も「小田部仮設住宅自治会婦人部」!
本日は婦人部の皆さんの作品のご紹介をいたします。

小田部仮設婦人部の創作活動は平成23年6月ごろから折り紙を用いた作品作りからスタート

この飾りはコンパスと分度器で角度(15°)をつけながら作成したとのこと。
私なら適当な角度をつけて不揃いな作りにするだろうなぁ。


こちらは一本の紐に10個の飾りがついていて、それを10本にまとめて1つの作品にしています。


この人形のドレスも手作り。素敵ですね(´∀`*)


こちらの人形はヤクルトの容器などを再利用し、紐を巻くなどして作成したもの。
よーく目を凝らすとヤクルトの形が見えてきますが、言われないとわからないほどの丁寧な作品です。

これまでの作品も素晴らしいですが、そこで満足しないのが小田部仮設婦人部!
現在新たな作品作りに取り掛かっています。

まずは「花の壁飾り」、まるで生花のようなみずみずしさです。

そして今制作に取り掛かっているのは・・・・


人物・花鳥などの絵を部分ごとに切り離し、綿で立体感を出し、美しいちりめん布地などで包んで厚紙や板にはった作品「押絵」

こちらの壁飾りの制作には約2週間を要するとのこと。

花の壁飾りや押絵はとても初めて作ったとは思えない・・・(゜∀゜lll)oO〇(スゲェ…)

この二つの作品は3月14日(土)の浪江町の「3.11復興の集い」にて展示されるとのことですので、
当日はぜひ足を運んでこの見事な作品をご覧になってください!

は~るばるきたぜ♪

昨日までの陽気とはうって変わって今日はあいにくの天気、ちょっと憂鬱な気分になりかけました。
しかし!そんな沈んだ気持ちを吹き飛ばすような熱い風が吹き込んできたのでご紹介したいと思います。

本日、旧平石小仮設集会所にて全国曹洞宗青年会のみなさんがご支援に入ると聞きお邪魔をしました。

 
開始前だというのにこの盛り上がり、参加者の期待のほどがうかがえます。

窓口となって我々社協と曹洞宗の皆さんとの間を取り持っている、「曹洞宗 東日本大震災 災害対策本部 復興支援室分室」の
佐藤正乗さんから開始前のご挨拶。

曹洞宗のみなさんは震災以降すぐ、主に傾聴活動を中心にご支援に入っていただいており、県内では浪江町の仮設のある福島市、二本松市の他、
国見町、新地町、南相馬市において被災者支援の活動を続けているとのことです。


同じく復興支援室分室の斎藤光輝さん(右)と陳盁澄(ちん・いんすみ)さん(左)

 

そしてお待ちかね!本日のメイン福井県のエグザイルことSOTOダンサーズ皆さんでーす!(大嘘)
それじゃメンバーの紹介をするぜ~!ぃぇ―――――、(。・Д・)人(・Д・。)――――――ぃ !

   

           玉村哲哉さん                        久我泰文さん

  
          武藤真樹さん                      小川琢道さん

 
          小泉裕道さん                        矢部恵孝さん


           瀬戸亨明さん

いずれも劣らぬイケメン揃い、頭の輝きもさることながらその個性も光り輝いていました(笑)

 
みなさん福井県からはるばる車で8時間もかけやってきたということですが、旅の疲れも感じさせない軽快なトークで場を賑わせ、
終始会場は笑い声で満ちていました。(本当にこのトーク力は見習いたい)
また、参加者のオバサマパワーと若いお坊さんたちのエネルギーが混ざり合って、会場が熱気に包まれている感じがしました(笑)

サロンも中盤に差し掛かったところ、おもむろに玉村さんがなにやら準備し始めたと思ったら、なんと!バルーンアートのショーが始まりました!∑q|゜Д゜|pワオォ

 
いやー、すごい、まさかお坊さんがこんな特技をお持ちとは・・・、まさか曹洞宗の必修ではないですよね?


イケメンからのプレゼントにご満悦。


こんなかわいらしいキティちゃんの雛飾りまで♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!

最後に曹洞宗の皆さんから仮設の方々にプレゼントが手渡されました。


最後まで楽しいトークで楽しませていただきありがとうございました!

ところで最後に気になることが・・・、冒頭でご指名云々の話がありましたが、どなたがNO.1に輝いたのでしょうか?(笑)

春眠暁を覚えず

日差しもやわらかく春の気配が近づいたと感じる今日この頃。
寝心地もよく遅刻になりそうなことがあるのも春ならではと思います。

そんな春を感じさせてくれる素敵なプレゼントをいただきましたのでご紹介します。


こちらは横浜市の方からいただきました「おりびな」
とても紙でできているとは思えないほどの見事な作りです。
この「おりびな」は社協事務所の玄関に飾っていますので是非ご覧になってください!


こちらは岐阜県の方からいただきました「貝雛」
非常に愛らしいすがたで見ているだけで笑顔になりますね。(´∀`)


いち早く春が届けられた住民の方々も自然と笑顔に。

不器用な私には到底真似できない二つの贈り物にはただただ感心させられるばかりです。
作り手の真心がこもっているからこそ見る人の心も温かくなるんでしょうね。(´ω`*)

以上、春らしい素敵な贈り物のご紹介でした!

浪江昔話はじまり、はじまり~

皆さんこんにちは事務局Hです。

突然ですが、皆さんは子供のころどんなことをして過ごした思い出がありますか?
野球、かくれんぼ、缶けり、メンコなど世代によって思い浮かべるのは異なると思います。
ちなみに私の場合、ファミコンブームが起きた世代で見事にハマり、極端なインドア派になった記憶があります。
あっ、だからと言ってボッチだのネクラというわけではありません。(必死)

子供時代のいろいろな楽しみ方がある中、世代や性別を問わず子供のころ慣れ親しまれたものが「紙芝居」だと思います。
自身の両親や先生によって読み聞かせてもらったり、ご年配の方ですとお菓子屋さんが空き地で読み聞かせ
ていたということを思い浮かべる方もおられると思います。

その紙芝居を用い浪江町にまつわる過去、現在の物語を世に伝える活動をされている「浪江まち物語つたえ隊」が、
本日宮代応急仮設住宅集会所にて浪江町社協相談員の茶話会で紙芝居を披露すると聞いて、|壁|ョД゜)オジャマシマシタ

まず生活支援相談員福島班の井上チーフより開会の挨拶


「浪江まち物語つたえ隊」の小澤会長からもお言葉をいただきました。

震災後から現在までで100本を超える作品を手掛けてきているとのこと。
活動の目的について「被災地の歴史文化の保存・継承のほか、発災後4年近く経過し、世間では復興という言葉が一人歩きしているが、
実際に復興とは程遠い現状を知ってもらい、地震災害や原発事故を風化させないため」とおっしゃっていました。

浪江町権現堂出身の「八島 妃彩」さんが読み手として今回2作品の紙芝居を披露していただきました。

その一つが「あっこ渕」、これは室原川を舞台にした物語で、内容をかいつまんで説明しますと、
主人公の奉公人が、ごちそうが食べられない状況に苛立ちながら仕事に出たところ、足を滑らせ渕に落ちて亡くなったという内容です。

え?かいつまみすぎだ?う~ん、紙芝居は文字であらわしてもなかなかその良さが伝わらないんですよね~。
ですので詳しい内容は浪江まち物語つたえ隊さんの上演会に足を運んでいただくということで(笑)
あ、ちなみに浪江町では奉公人を「あっこ」と呼んでいたそうです。勉強になりました。...〆(´U`*)メモメモ

皆さん八島さんの語り口によって物語に引き込まれている様子でした。


二つ目の物語は「米作と狐」

 

内容は猟とワラジなどで生計を立てていた米作が、当初は商売目的で保護した狐の一家と過ごしているうちに互いに情が移り
家族同然に過ごしたが、最後は一緒に亡くなっているところを発見され、米作が病気なのを気遣ってか狐がお供えの団子やお餅を運んでいた
形跡があったという、さながら狐の恩返しみたいなお話しです。(表現が拙くて申し訳ございません)

ここで八島さんから興味深いお話を聴かせてもらいました。
実は物語の登場人物に過ぎないと思われた米作にはお墓があり、近年(戦中~戦後)にお墓を建て替えるために掘り返したところ、
人骨の他に獣の骨も埋葬されていたそうです。Σ(゜□゜(゜□゜*)ナニーッ!!
作り話と思いきや事実に基づいたお話であると考えると、我々がよく知っている昔話も実際にあったお話を基に、脚色し伝えられたものが
あるのかもしれませんね。(このほか2作品DVD映像で披露されました)

最後に皆さんで記念撮影をして終了。

浪江町の歴史、文化を改めて学んだ1日でした。
浪江まち物語つたえ隊のみなさん本日は本当にありがとうございました。

心落ち着かせて・・・

皆さんこんにちはお久しぶりです。
事務局Hです。
誰だお前はという声が聞こえてきますが、昨年末に老人クラブの記事を投稿した人といえば
思い出して頂けると思います。(笑)

今まで記事も投稿もせず何をサボっているんだと思われるかもしれませんが、
単純にネタが無かっただけです!
決して「管理者その1」のほうがネタが豊富だから丸投げしていたわけではありません。
繰り返しますネタがなかっただけです。(力説)


ということで新鮮なネタを仕入れてきました(=゜ω゜)ノ
本日二本松市の岳下住民センター仮設住宅集会所にて、地元の支援者の方がペン習字教室を開催していたのでお邪魔してきました。

講師は二本松市にある鏡石寺の川名住職。 
鏡石寺は400年の歴史がある由緒あるお寺だそうです。

 

この教室を企画されたのは福島やさい畑復興プロジェクトの沼さん。
沼さんには避難後すぐ浪江町民のご支援をいただいており、それが現在まで続いています。
本当に感謝してもしきれません。アリガトウ<(_ _<(_ _<(_ _)>_ _)>_ _)>ゴザイマスッ!

 

ペン習字教室自体は今回4回目ということで皆さんリラックスした様子・・・


と思いきや教室が始まったら皆さん真剣な表情で筆を動かしていたので見ている私の方が緊張しました。

 
「書は人の心をうつす鏡である」と言いますが、いつもミミズが這ったような字を書く私は・・・・(゜Д゜)
私も教室に通うべきか・・・。

最後に川名住職から教えていただいた豆知識を披露したいと思います。

皆さんよくしっていることば「あきらめる」じつはこれ仏教用語で本来は「物事を明らかにする」という意味だったらしく
現在のようなネガティブなイメージはなかったそうです。(*´Д`)ノシ凸ヘェ、ヘェ

それ以上に未婚の私が食いついた話題としましては、お坊さんたちは江戸時代までは女性との結婚は禁止されていたそうですが、
現在のように結婚できるようになったのは明治期になってからだそうです。(*´Д`)ノシ凸ヘェ、ヘェ×20

その理由を尋ねましたが住職でも答えを窮するようで次回に持ち越しということになりました。
次回に乞うご期待!m9(`・ω・´)