12月5日(木)
【メニュー】ごはん すけとうだらのフライ ひじきの炒り煮 薩摩汁 牛乳
今日は、「薩摩汁(さつまじる)」について紹介します。薩摩汁の「薩摩」とは、現在の鹿児島県にある、地域の名前で、さつまいももこの地域名に由来します。薩摩汁は、鹿児島県の郷土料理のひとつで、鶏肉を使った具だくさんの汁物のことです。江戸時代に武士が鶏同士を闘わせており、そこから生まれた料理といわれています。昔は、お祝いの席など特別な場で食べられていましたが、現在は特に決まりはなく、寒い冬によく作られています。鶏肉のうま味がみそ汁に溶け出し、体が温まる料理です。今日は、さといもや大根、ごぼう、人参といった根菜類を豊富に取り入れています。この時期ならではの味を味わいましょう。
明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。