東部中日記

校内研修 理科 ~生物が成長するとき細胞はどのようになっているだろうか~

 先日行われた校内研修で、理科は3年生の生物「生物の成長と細胞」を行いました。

 3年生の生物分野は1、2年生の学習内容の総まとめのような内容となっています。今回の授業は生物分野の1回目の授業ということもあり、久しぶりに顕微鏡を使う3年3組の生徒達はわくわくした表情で学習に取り組んでいました。

「生物が成長するときに体の中では何が起こっているのか?」

 この問いに答えるために、以前学習した2年生の「細胞」のつくりについて振り返ってみる。生物が成長する時にこの細胞に何かが起こっているかもしれない。みんなにその疑問を持ちながらスタートさせたかった思いが授業者にはあったため、どうにかその成長している最中の細胞のようすを観察したかった今回の授業。

 本校の研修テーマである「効果的なICTの活用」を意識し、タブレットを用いて細胞のようすを撮影し、生徒達で共有すること、生徒達が観察した材料をもとに学習を深めていくことを意識した授業計画を立てました。

 今回の研修を通して、理科は全員が実験、観察結果をいかに正確に出していくか。これが生徒の理解度を大きく左右すると改めて実感しました。また、ICTを活用することで、全員が仲間の活動のようすを見ることができるため、自分の活動が授業に生かされていることが一人一人が実感できると、より積極的に授業に参加できるようになるのではないかと思いました。今後も「理科っておもしろい!」「理科の授業が好き!」と思ってくれる生徒が増えていくよう、日々の授業を大切にしていきたいと思います。