東部中日記

ブックトーク ~本との出会い~

 先日、二学年では、図書館司書によるブックトークが開催されました。
ブックトークとは、図書のプロである話し手(司書)が本の魅力や見どころを紹介し、聞き手(生徒)の読書意欲を高めることを目的とした活動のことです。
 最近、国語の授業で随筆について学んだため、はじまりは『枕草子』の紹介からでした。古典を小説に著した、いわゆる現代版『枕草子』。古典だから読みにくい枕草子も、小説ならきっと読みやすいですね。他にも、エッセイや小説などさまざまな本を紹介してくださいました。続きが気になる、あらすじを全ては話さない司書さんの話し方に、生徒たちがのめり込んでいくように聞いている姿が印象的でした。文字だけだった本が、話し手の声や表情、構成でこんなにも変わるのかと、驚かされるブックトークでした。

 「読みたい!」気持ちを大切に。司書さんに搔き立てていただいた読書意欲をそのままに、新設された綺麗な図書館でたくさん本を借りていきましょう!