ブログ

献立紹介

10月4日(金)

【メニュー】

  牛乳 ごはん いわしの薬味ソースかけ アーモンド和え じゃがいものみそ汁

 

今日は、「いわしの薬味ソースかけ」について紹介します。今日、10月4日は1、0、4の語呂合わせから「いわしの日」です。いわしは、背中に黒い斑点があり、料理によくつかわれる「まいわし」、丸干しに加工される「うるめいわし」、稚魚はしらす干し、成長すると煮干しになる「かたくちいわし」の3種類の総称です。栄養素は体を作るたんぱく質、強い骨を作るカルシウムなどが豊富です。また、いわしは漢字で書くと「魚へんに弱い」と書きます。由来には諸説ありますが、いわしは陸にあげるとすぐに弱ってしまうことから、この漢字がついたといわれています。

 これから秋らしい陽気になり、高い空に小さな固まりがたくさん集まったように見える雲があります。これは「いわし雲」や「うろこ雲」と呼ばれています。いわし雲は、漁師さんが、いわしの大漁の兆しとしていたそうです。栄養たっぷりの秋の味覚を味わいましょう。

 

0

10月3日(木)

【メニュー】牛乳 スタミナ焼き肉丼 ワンタンスープ はちみつレモンゼリー

 今日は、「スタミナ焼肉丼」について紹介します。この料理には、豚肉、長ねぎ、しょうが、にんにくを使いました。長ねぎとにんにくには、アリインという成分が含まれています。アリインは、切ったり、潰したりして、空気に触れると、アリシンという成分に変わり、強い殺菌作用があります。豚肉とにんにくには、体を動かすエネルギーをうまく活用するために必要なビタミンB1も含まれていて、アリシンは、ビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果のある成分に変わります。これらのことから、にんにくはスタミナを取り戻す効果が高いといえます。

今日は疲労回復に効果的なクエン酸を含む、はちみつレモンゼリーもつけました。しっかりと食べて、元気に過ごしましょう。

0

10月2日(水)

【メニュー】

  牛乳 コーンピラフ オムレツのトマトソースかけ カレースープ ヨーグルト

 今日は、「カレースープ」について紹介します。カレーは、家庭で食べる機会が多く、毎月給食で登場するメニューでもあるため、あまり深く考えることはないかもしれません。今日のスープには、いわゆる「カレー粉」を仕上げに加えています。日本で純国産のカレー粉が登場したのは、今から約100年前の1923年です。そもそも、「カレー粉」というスパイスそのものがあるのではなく、「カレー粉」は色々な香辛料をブレンドしたものです。有名なものでは、赤唐辛子、こしょうなどが入っています。そのほかに、カレー独特の香りや色を出すために、ターメリック、クミン、コリアンダー、といった香辛料が含まれています。このように、色々な香辛料が少しずつブレンドされ、カレー粉が出来上がっています。今日は、スープから少しカレーの香りがするように加えました。明日は体育祭なので、カレーの香りで、元気に過ごしましょう!

 

0

10月1日(火)

【メニュー】

 牛乳 青ねぎチャーハン 厚揚げの中華炒め 鶏肉とキャベツの白湯スープ みかん

 今日から10月です。朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだ暑さが残ります。体育祭に向けて、引き続き体調管理をしていきましょう。 

 今日は、「みかん」について紹介します。みかんは、柑橘類の中でも皮が柔らかく、簡単にむけて手軽に食べられる果物です。その中でも、9月下旬頃から出回るものは「極早生みかん」と呼ばれています。今日のみかんも、熊本県産の「極早生みかん」です。地域によっては、「青切りみかん」とも呼ばれ、さわやかな酸味があるのが特徴です。みかんの実にはビタミンCが多く含まれることは有名ですが、白い筋には毛細血管を強くする成分、また、薄い皮にも、お腹の調子を整える食物繊維が含まれています。丸ごと食べられるみかんは、栄養たっぷりです。冬のみかんよりも甘さは控えめですが、残暑の残る今の時季に、極早生みかんはぴったりなので、ぜひ季節の味を味わいましょう。

0

9月30日(月)

【メニュー】牛乳 高菜チャーハン ヤンニョムチキン 大根とわかめの中華スープ

「ヤンニョムチキン」について紹介します。ヤンニョムチキンは、韓国風のフライドチキンのことで、甘辛いタレを塗っているのが特徴です。タレは、コチュジャンという発酵調味料を使っています。コチュジャンは、朝鮮半島が発祥の調味料で、米やもち米を麹菌で発酵させ、唐辛子を加えて熟成させたものです。ヤンニョムチキンが韓国内で広まったのは、1980年代ですが、今ではヤンニョムチキンのお店がファストフード店より多く、4万軒近いといわれています。

 今日のヤンニョムチキンも甘味と辛み、そしてごまの風味がおいしく仕上がっています。よくかんで食べましょう。

0

9月27日(金)

【メニュー】

   牛乳 キムチチャーハン ひじきの春巻き キャベツと肉団子の中華スープ

 「ひじきの春巻き」について紹介します。ひじきは縄文時代から食べられている食材の一つです。おなかの調子を整える働きのある食物繊維の他、無機質であるカルシウム、マグネシウムなど、様々な栄養素を含みます。日本では古くから食べられていますが、現在は国内産が少なく、多くは韓国などから輸入されています。ひじきは、茎の部分を集めた「長ひじき」と、芽の部分を集めた「芽ひじき」の2種類が、市場に出回っています。

 今日は、ひじきと一緒に色々な具材を炒め、一個ずつ皮で巻き、カラッと油で揚げた春巻きです。栄養満点のひじきをしっかりと食べましょう。

0

9月26日(木)

【メニュー】牛乳 プルコギ韓国風丼 春雨スープ フルーツのレモンゼリーあえ

「プルコギ韓国風丼」について紹介します。プルコギとは韓国の焼き肉の一つです。韓国料理には、肉の部位や種類、焼き方によって、様々な焼き肉があります。韓国語で「プル」は火を、「コギ」は肉を表します。そこから、「プルコギ」は「火であぶって食べる肉」という意味になります。本場のプルコギは、薄切りの牛肉を野菜と一緒にタレに漬け込んで焼く料理です。このタレは、醤油や砂糖、にんにく、しょうがなどの他に、本場ではりんごや梨などを使い、甘めの味になっています。今日は、たっぷりの野菜と一緒に炒め合わせました。ご飯と一緒に、しっかりと食べましょう。

 

0

9月25日(水)

【メニュー】

牛乳 ごはん 豚肉と根菜の黒酢炒め 玉ねぎのみそ汁 いもけんぴパリッシュ(小袋)

「豚肉と根菜の黒酢炒め」について紹介します。黒酢という調味料を使った味付けの炒め物に、油で揚げたれんこんとじゃがいもを入れました。れんこんは、これから旬を迎える食材で、蓮の地下の茎が大きくなったものです。水上の葉とつながり、酸素を取り入れるために穴が空いています。免疫力を上げるビタミンCや、腸内の環境を整える食物繊維を多く含んでいます。じゃがいもは、先週の給食でも紹介しましたが、加熱しても壊れにくいビタミンCを多く含みます。また、黒酢は玄米を使って作られ、独特の味わいがある調味料です。れんこんやじゃがいもの食感と、黒酢のまろやかな味を味わいながら食べましょう。

0

9月24日(火)

【メニュー】牛乳 ねぎ塩豚丼 スープフォー レモンヨーグルト

 「スープフォー」について紹介します。フォーは、ベトナム料理の中でも人気のある麺料理の一つです。ベトナム北部が発祥といわれていて、米が原材料の麺です。米粉を水で溶き、蒸し器の上に生地を広げて、クレープのような形のものを平たく切って作ります。ベトナム北部のフォーは、スープの上に、ライムなどの柑橘をのせていることが特徴です。それに対し、ホーチミン市などの南部では、ハーブ類やもやしなどの具がたくさん入っているそうです。

今日のフォーは、たくさんの野菜を入れて、具だくさんにしました。よくかんで食べましょう。

明日は箸が必要な日です。ヨーグルトのふたはプラゴミ、カップは、燃えるごみです。

 

0

9月20日(金)

【メニュー】牛乳 ひじきごはん いわしフライ ごまあえ じゃがいものみそ汁

「じゃがいものみそ汁」のじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、給食や家庭でよく食べる食材の一つです。日本は南北に長い地形のため、各地で気候などの違いがあり、じゃがいもに限らず、同じ野菜でも収穫時期や旬が異なります。そこで、時期によって産地を変えながら野菜が出荷されており、「産地リレー」などと呼ばれているそうです。春先から今までの給食では、九州産のじゃがいもを使っていましたが、今週から北海道産に変わりました。じゃがいもの生産量は、国内で北海道が半分以上を占めます。じゃがいもは、体を動かすエネルギー源となる、炭水化物の他、加熱しても壊れにくいビタミンCを多く含みます。まだまだ残暑が厳しく、紫外線をたくさん浴びている時期は、ビタミンCの摂取が欠かせません。みそ汁は水分補給にもなるので、きちんと飲みましょう。

0

9月19日(木)

【メニュー】

 牛乳 アーモンドトースト 肉団子と野菜のトマト煮 うずら卵入り野菜スープ

「アーモンドトースト」について紹介します。アーモンドは種実類のひとつで、りんごなどと同じバラ科の植物です。原産地はアジア西部の高原や山地のため、生産量の少ないものでしたが、後にアメリカのカリフォルニアで生産される量が増え、世界中に供給されるようになったといわれます。ビタミンやミネラルを豊富に含み、特に銅は、皮膚や粘膜の代謝を活発にする働きがあります。脂質も多く含むため、食べ過ぎには注意です。

 今日はバターや砂糖と一緒に、粉末にしたアーモンドを練って、特製クリームを食パンに塗りました。さらにスライス状のアーモンドを散らして、オーブンで焼いています。香ばしさと、カリッとした食感を味わいながら食べましょう。

明日は箸が必要な日です。忘れないようにしましょう。

 

0

9月18日(水)

【メニュー】 牛乳 さんまごはん のりあえ 豚汁 ブドウゼリー

 「秋刀魚ごはん」について紹介します。さんまは漢字で書くと、「秋」「刀」「魚」と書きます。諸説ありますが、「秋にとれる刀のような形をした魚」という事から、この漢字になったと言われています。秋刀魚は秋の味覚を代表する魚で、質の良いたんぱく質や脂質を含み、江戸時代から色々な料理で親しまれてきました。今までは手頃な価格の魚でしたが、ここ数年は日本の近くの海洋環境の変化による不漁などが続き、価格が上昇していました。今年は少し価格が落ち着いてきたとも言われているので、ぜひ家庭でも食べてみてください。

 今日は、小さく切った秋刀魚にでんぷんをつけて、油で揚げてから、甘辛いタレと一緒に、ご飯に混ぜ込みました。小骨に気をつけながら食べましょう。

0

9月17日(火)

【メニュー】牛乳 豚肉と野菜のしょうが炒め丼 豆乳担々春雨スープ 冷凍みかん

 「豚肉と野菜の生姜炒め丼」について紹介します。生姜は、熱帯アジア原産の野菜で、日本では古くから栽培されている野菜です。さわやかな香りと辛味が特徴で、主に香辛料として使われています。生姜の辛味成分は、血行促進効果があります。そのため、胃腸の働きを刺激して、内臓の動きを活発にします。また、殺菌力が強いことから、暑い時期に、食べ物が傷むのを防ぐ働きもあります。生姜は身体を温める作用があることから、冬にも重宝される香辛料ですが、まだ残暑の厳しい今の時期にも、免疫力を高め、元気に過ごすために摂取したい食材の一つです。

 今日は、生姜と相性の良い豚肉、キャベツなどの野菜をたっぷりと使い、仕上げに生姜をたくさん使いました。辛味はそれほど強くないので、辛さが苦手な人でも、さっぱりと食べられます。さわやかな風味を味わいながら食べましょう。

0

9月13日(金)

メニュー】

  牛乳 わかめごはん さけのみそマヨネーズ焼き けんちん汁 みたらし団子

 今日は、来週の十五夜にちなんだ献立です。十五夜とは、正確には旧暦の毎月15日の夜のことですが、いわゆるお月見や中秋の名月でいわれる十五夜の月は、旧暦の8月15日の夜に見える月のことをいいます。今年の十五夜は、9月17日火曜日です。この時季の月は、1年で最も空気が澄んでいて、月が美しく見えます。十五夜の月を鑑賞する習わしは、古くから行われており、中国では、今から1000年以上昔の唐の時代から、日本では平安時代に貴族の間で広まりました。十五夜にお団子をお供えするのは、満月に見立て、収穫の感謝を表現するため、などといわれています。また、今の時期に里芋が収穫されることから、十五夜は「芋名月」と呼ばれることもあります。そこで今日の給食は、みたらし団子と、けんちん汁の中に里芋を取り入れました。今年は残暑が厳しく、まだまだ秋にはほど遠い気温ですが、夜の月はとてもきれいです。秋の風情を味わいながら食べましょう。

 

 

0

9月12日(木)

【メニュー】牛乳 ごはん 厚焼き卵 韓国風肉じゃが いも団子汁

 「韓国風肉じゃが」について紹介します。肉じゃがは、人気メニューの一つで給食でも登場していますが、今日はひと味違った風味にしています。特徴的な調味料は、「コチジャン」です。コチジャンは、コチュジャンとも呼ばれている、朝鮮半島で発達した辛味のある調味料です。主に米に麹を加えて、「糖化」という状態にし、そこに唐辛子を加えて発酵させたものです。そのため、コチジャンは甘味と辛味があるのが特徴です。ちなみに、間違えられやすい調味料に「トウバンジャン」がありますが、トウバンジャンは、そら豆や唐辛子の塩漬けを材料にしているので、塩味と辛味がある調味料です。今日は、肉じゃがににんにくやコチジャンを加えています。いつもとひと味違った風味を味わいましょう。明日も箸が必要な日です。

0

9月11日(水)

【メニュー】牛乳 セルフチリドック ABCスープ アセロラゼリー

 「セルフチリドック」について紹介します。各自でコッペパンにウィンナーを挟み、チリコンカンをのせて食べます。ホットドックといえば、特にアメリカでたくさん食べられている料理です。そこに、ひき肉やみじん切りにした野菜、そして豆を加えて煮詰めて作った、少し辛めのソースをのせるのが、アメリカ式のチリドックと言われています。チリコンカンは、メキシコ料理が由来のアメリカの郷土料理です。豆をたっぷりと使っており、大豆、金時豆、ひよこ豆の3種類が入っています。豆が苦手な人でも、ウィンナーと一緒に食べると食べやすいです。よくかんで食べましょう。

0

9月10日(水)

【メニュー】牛乳 ごはん あじの竜田揚げ 五目煮 豆腐のみそ汁

  「あじの竜田揚げ」について紹介します。竜田揚げの語源については色々な説がありますが、中でも有名なものは、奈良県にある紅葉の名所、「竜田川」という川に由来するというものです。竜田揚げは、魚や肉を醤油・みりん・酒・しょうがに漬け込み、片栗粉などのでんぷんを漬けて油で揚げて作ります。揚げた時に、醤油に色が赤くなり、切り身の所々にでんぷんの白い粉が浮かぶ見た目が、川に紅葉の赤い葉が流れている情景に似ていることから、この料理名が考えられたと言われています。唐揚げと竜田揚げは似ていますが、味付けに醤油を使うこと、衣にでんぷんを使うことが竜田揚げの特徴とされています。

 

0