学校長から

令和6年度(3年度より継続)

3学期始業式校長挨拶

あけましておめでとうございます。

皆さん、冬休みの間、元気で過ごせましたか。今日から3学期ですね。

今年は令和5年。いよいよ令和の時代も5年目を迎えることとなりました。

さて、この令和5年という年は新川小学校の皆さんにとってかなり特別な年になります。どうして特別な年になるかわかりますか。

(少しだけ時間をとる)

ヒント1 お誕生日です。

ヒント2 150歳です。

ヒント3 人間ではありません。

もうわかった人がたくさんいそうですね。

そうです!

令和5年は新川小学校が150周年を迎えることになる年なのです!

(拍手!)

でも、学校のことですから3月まではまだ令和4年度です。4月になってから令和5年度の新川小学校150周年のお祝いをします。

そこで、皆さんに考えてもらいたいことがあります。それは、児童の皆さんが150周年のお祝いでどんなことをしたいかということです。校長先生は児童の皆さんの意見を中心にやることを考えていきたいと思っています。実は、〇〇先生も新川小学校の卒業生の一人ですから、〇〇先生に150周年実行委員会の先生になってもらうことにして〇〇先生の了解ももらいました。皆さんもやりたいことがあったらぜひ実行委員になって意見を聞かせてください。今お話を聞いている6年生の中には「僕たち私たちは3月で卒業してしまうけど実行委員になれるのかな」と心配している人もいるかもしれませんが大丈夫です。なれます!150周年記念のお祝いの詳しいお話はこの後担任の先生に聞いてください。

さて、次は3学期の話です。校長先生は3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だと思っています。皆さんがこうして毎日元気に学校に来て勉強したり、生活したりできること。それは当たり前のことだけど当たり前のことではありません。校長先生は皆さんに、当たり前の幸せに気づき、「感謝」できるようになってほしいです。当たり前すぎて口に出せなかったり、恥ずかしかったり、するかもしれませんが、「感謝」を表現してほしいです。6年生はもうすぐ卒業式があったり、他の学年の皆さんも学年が一つ上がったりする時が来て、3学期は「感謝」を表現するにはとても良い時期ですから。

「ありがとうございます」「お世話になりました」「うれしかったです」。どんな言葉でもいいのです。話すのが苦手な人は手紙でもいいです。

先生だけではなくお友達、学校だけではなくお家の方、少し考え方を変えて人だけではなく皆さんがお世話になった物、「150周年の新川小学校に感謝」でもいいですね。

それでは、3学期。「感謝」の気持ちを持って頑張りましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

避難訓練校長の話

皆さん、今日の避難訓練はいつもとは違う避難訓練でしたね。

そうです、いつもと違って「予告なし」でしたよね。また、今日はいつものようにクラスでまとまって逃げたり、決められた避難経路で校庭に出たりしませんでした。1人1人が自分の頭で判断して避難しました。

今回の「予告なし」の避難訓練で校長先生が皆さんに学んでほしいことは「シミュレーション」の大切さです。

本当の地震は「これから大きな地震が起きますよ。」と予告などしてくれません。もちろん、学校にいる時だけではなく、家にいる時やお買い物の際中、映画館などの娯楽施設にいる時など、どこでどんな時に起きるかわかりません。

いつ起きても大丈夫なように「ここで地震が起きたらこうしよう」「ここだったらこう逃げよう」のように心の準備をして逃げ方をイメージしておくといいですね。そうやって想像して準備しておくことを「シミュレーション」と言います。

今日の避難訓練は、今年度最後の避難訓練です。なので、担当の井上先生に頼んでいつもと違う「応用問題」の避難訓練にしてもらいました。

皆さん、応用問題は上手に解けましたか。校長先生が採点したところ今日の皆さんの避難訓練は100点満点でした。皆さんはこの後、1人1人が教室でふりかえりをしてみてください。

これで校長先生のお話を終わります。

2月 全校朝会校長挨拶

皆さんこんにちは。

皆さんは「終末時計」というのを知っていますか。先週の1/24火曜日に今年の「終末時計」が発表されました。

「終末時計」は、地球の歴史を24時間として午前0時を人類滅亡の瞬間に見立て、それまでの残り時間を計算して示したものです。アメリカの科学雑誌(ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ)が毎年発表しているもので、去年は「午前0時まで残り100秒」でしたが、今年はそれが「90秒」に縮まってしまいました。これまでで最も人類の滅亡に近付いてしまったのです。

「終末時計」が10秒短くなってしまった原因はいくつかあるのですが皆さんは予想がつきますか。

(少し考える時間を取る)

主な原因は、ロシアによるウクライナ侵攻です。ロシアが核兵器の使用をほのめかしているからです。これに加えて新型コロナウイルス感染症やCO2による地球規模の環境破壊などが10秒短くなってしまった原因です。

しかし、この「終末時計」は時計の針を巻き戻すこともできるのです。人類滅亡となる原因と反対のことをすればいいのです。つまり、戦争や核兵器を止めて、コロナなどの感染症をなくし、CO2による地球規模の環境破壊をなくせば良いのです。しかし、この3つのことは一人の力で簡単にできることでしょうか。もし、そうだったら今頃もう解決していることでしょう。世界のピンチを救って「終末時計」を巻き戻せるのは、一人のヒーローの力ではなくて、皆さん一人一人の力なのです。

なぜこの話をしたかというと、今日から始まるこの2月の生活の中でも、皆さん一人一人の力が必要になる場面がたくさん出てくると思うからです。賢い新川小の皆さんなら、どんな場面か思いつきますよね。少し考えてみてください。

(少し時間を空ける)

皆さんの考えたそれぞれの場面で、一人一人の力を合わせて頑張ってくださいね。期待しています。

新入生入学説明会 校長挨拶

こんにちは。 

この4月から本校1年生として入学されるお子様の保護者の皆様におかれましては、ご卒園及びご入学の準備で大変お忙しいことと思います。

ここ数年、学校教育活動にも大きな影響を及ぼしてきた新型コロナウイルスですが、ここのところ徐々に弱毒化し、この春には現在の2類からインフルエンザ同等の5類に引き下げられることになりそうです。これまで、感染予防のために実施自体をその都度検討してきた学校教育活動も、来年度以降は従前とは異なる方法とはいえ、ほぼ実施できそうです。引き続き感染予防は行いながら、子供達の健やかな成長に必要な教育活動を保護者の方や地域の方の御支援も得ながら、進めてまいりたいと考えております。

さて、毎年この場でお伺いしていますが、初めて小学校に入学のお子様をお持ちの保護者の方はどのぐらいいらっしゃいますでしょうか。挙手いただけますでしょうか。

(挙手、確認。約半数。)

初めての保護者の皆様も不安でしょうが、小学校に入学するお子さんからすると、新たな環境に身を置くことは、どの子にとっても楽しみであると同時に、大なり小なりストレスも感じることと思います。本日は、まず保護者の方に、本校の学校教育について各担当よりご説明申し上げ、入学までの準備を円滑に進めていただくためのよい機会としていただきたいです。また、本日の説明会以後、実際に準備される際に疑問が出てくることもあるかと思います。その際には、遠慮なく学校におたずねください。

最後に、私から1点だけお願いがあります。本校では集団登校を行っていますが、下校時には一人ずつ帰ることとなります。お子様が安全に登下校できるように、今から横断歩道や信号の渡り方、信号のない交差点の渡り方などを教えていただけるとありがたいです。

なお、来年度の本校の学級数ですが、1年生2学級を含めて、通常級12学級に加え、知的特別支援学級である「あおぞら学級」2学級、情緒学級である「かがき学級」1学級の合計15学級でスタートする予定です。

私からは以上です。4月からのお子様方の入学を心よりお待ちしております。

 

卒業を祝う会 校長の話

全校児童の皆さん、こんにちは。

今、計画委員の皆さんが「新小よい子の鍵」を引き継ぐのを全校児童の皆さんは見たことと思います。この鍵に誓って、新しい新川小のリーダーたちとともに来年度150周年を迎える新川小の新しい伝統の1ページを一人一人の児童の皆さんが作っていましょう。

さて、6年生と一緒に生活できるのもあと2週間、日にちにすると11日間となりました。下級生の皆さんは、6年生の皆さんにどんなことでお世話になったか覚えていますか。今日の「卒業を祝う会」は卒業式本番には出られない1~4年生の皆さんにとっては「これまでどうもありがとう」という感謝の気持ちを込めて6年生に発表できる最後のチャンスでした。一生懸命できましたか。皆さんの気持ちはきちんと伝えることはできましたか。

逆に、6年生の皆さんは「卒業を前にして、今、下級生のみんなにどんなことを伝えて卒業したいですか。」

今日は3月2日です。卒業式は3月17日です。あと15日で6年生は卒業を迎えます。校長先生は自分自身が小学校を卒業する時、風邪をひいて「謝恩会」というのをお休みしたことがあります。卒業式当日には治って出られたのですが、同じクラスの友達に「謝恩会の時は、先生たちがいつもの先生たちより優しくてとても楽しかったんだよ。」と言われ、とても残念でした。よく「健康管理をしっかりとしてください」と言いますが、この時ほど自分が元気で健康にいられるって大事なことなんだなと思ったことはありませんでした。卒業式を控えた6年生はもちろんのこと、下級生の皆さんも健康管理には十分気をつけてください。そして、6年生は残り少ない新川小での1日1日を大切にしてください。

これで、校長先生のお話を終わりにします。