学校長から

令和6年度(3年度より継続)

終業式の話

新川小学校の皆さんこんにちは。

今日で1学期が終わりになりますね。校長先生は、毎日皆さんが元気に学校に来てお勉強を頑張っている姿を見ていてとてもうれしいです。

1学期のはじめに「ふわふわ こつこつ わくわく」のお話をしたのを覚えていますか。

ふわふわ…自分から進んであいさつができ、ふわふわ言葉で気持ちを伝えられる子

こつこつ…友達と協力して勉強や運動をこつこつできる子

わくわく…わくわく進んで学び人の話もよく聴ける子

このことについて、1学期どうだったか、校長先生からみた皆さんの成績をつけたいと思います。

まず、「ふわふわ」。

新川小の皆さんは朝のあいさつがとても上手ですね。また、帰りには「さようなら」と笑顔であいさつしてくれます。校長先生がお客さんと一緒に廊下を歩いていると「こんにちは」とあいさつしてくれます。本当にうれしくて校長先生もお客さんもみんな笑顔になりました。だから、これは「2重〇」です。

つぎに、「こつこつ」。

どの学年の児童もこつこつ学習に取り組むことができましたが、特に、6年生が頑張っていました。1年生のお世話や委員会、掃除など、学校のお手本としても頑張っていました。素晴らしいと思います。6年生は「2重○」だけど他の学年はまだ「1重〇」かな。

最後に「わくわく」。

授業では、先生からの問いかけに一生懸命考えて発表している人たちをよく見ることができました。しかし、自分から「どうして」「なんで」と疑問をもって取り組む場面はまだ少なかったように思います。だから、これは期待を込めて「1重○」かな。

1学期はこのような結果になりました。2学期は、さらに〇がつくように頑張ってほしいと思っています。

さて、明日から夏休みですね。

そこで、校長先生から、長い夏休みを充実して過ごすコツをお伝えします。

まず1つ目は、「自分でやりたいことを計画する」です。

どんな楽しそうなことでも、人から与えられたことはすぐ忘れてしまうし、達成感がありません。そこで、この夏はぜひ「自分でチャレンジ」することを考えてみてほしいと思います。

例えば「お料理」なんてどうでしょう。作ってみたことのない料理を自分で作れたら素晴らしいと思います。誰かと比べて行うのではありません。自分で興味のあることを自分で計画を立てて取り組むことで、忘れられない夏休みにすることができると思います。

2つ目は「命を大切に過ごす」です。

これについては、この後担当の先生からくわしく話していただくので、よく聞いてくださいね。

この2つを守って過ごせば、きっと素晴らしい夏休みなると思います。2学期に、元気に登校する皆さんとお会いするのを楽しみにしています。

6月 全校集会校長挨拶

2年生から6年生の皆さんは、今年の2月に不登校の子どもたちのために新川小学校の中に「フレンドステーションしんかわ」ができるという話を校長先生がしたのを覚えていますか。

あの時お話ししたように、5,6年生の皆さんは今年に入ってから音楽室に行くのにわざわざ2階に下りてから移動することに協力してくれています。そして、あの時皆さんの考えや意見があったら校長先生に聞かせてくださいと言いましたが、誰一人として不平不満を言ってきた人はいません。 

実は、4月13日から「フレンドステーションしんかわ」に通ってきている他の学校の子がいます。自分の学校には行けないけど「フレンドステーションしんかわ」には来ることができるのだそうです。新川小の皆さんによる、その子には見えていない協力のおかげで救われている不登校の子がいます。これは本当に素晴らしいことだと思いませんか。皆さんの優しい気持ちが一人の人を救っているのです。今日、校長先生はこのことをどうしても皆さんに伝えたかったのです。そして、改めてお礼を言います。ありがとうございます。

運動会校長挨拶

運動会 開会式 校長挨拶

おはようございます。

(返事のおはようございますを待つ)

素晴らしいですね。皆さんのこの運動会にかける思いが、ひしひしと伝わってきます。

今年の運動会のテーマは、「今こそ解放せよ!新小っ子パワー 赤白共に 全力で勝負し 優勝をつかみとれ!」です。

このテーマは、代表委員会で決められたテーマですが、このテーマの中には皆さんの願いや思いが2つ込められていると思います。

まず、1つ目は前半部分の「今こそ解放せよ!新小っ子パワー」です。「今こそ」というのはコロナ禍でずっと苦しめられてきたのでコロナの状況が少し良くなった「今こそ解放せよ」なのだろうと思います。2つ目は「赤白共に 全力で勝負し 優勝をつかみとれ!」というところです。勝負が決まってしまいそうになっても、可能性がゼロにならない限り、紅組も白組も最後まで全力で勝負して優勝をめざしてほしいです。

さて、本日、ご参観いただく予定の保護者の皆様に申し上げます。

本日は、令和4年度新川小学校春季大運動会にご来校いただき、まことにありがとうございます。今年は春の運動会といたしました。1年生はまだ今日で登校日数が32日目ですがご覧の通り大変立派な態度です。今年もコロナ禍にもめげずに新川小学校の運動会を子ども達と職員の工夫で作り上げました。ご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

さて、児童の皆さん!いよいよ運動会の始まりです。全力でがんばる皆さんの姿を校長先生は全力で応援しています。

がんばってください。

 

(運動会実施)

 

運動会 閉会式 校長挨拶

皆さん今日は本当にお疲れ様でした。どの学年の子も汗を流し、精いっぱいやりとげたという爽やかな表情が顔に満ちあふれています。

今日勝ったのは赤組でしたが、負けてしまった白組も最後まであきらめず正々堂々と頑張っていました。

そして、高学年の児童の皆さんがお兄さんお姉さんとして運動会の係の活動をとても頑張っていました。また、音楽部の演奏も校庭でやりづらかったでしょうが大変見事でした。PTAの皆さんにも運動会が成功するように陰ながらお手伝いいただきました。新川小学校に関係する人みんなの力で作り上げた運動会になりました。

最後になりましたが,本日温かく見守り応援してくださいましたご家族の皆様に心から感謝申し上げます。これからも新川小学校への温かい御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

全校児童345名が頑張った令和4年度運動会の成功に感謝申し上げ,閉式の挨拶といたします。

避難訓練校長講話

避難訓練を終えて校長先生から新川小の皆さんにお話があります。

それは、今日の皆さんの避難訓練の様子についてです。今日の避難訓練のめあては何でしたか?

(思い出す時間)

そうです。避難経路の確認です。4月から皆さんは新しい教室で過ごしていますね。新しい教室からの基本の避難経路は確認できましたか。また、今日の皆さんの避難の様子は自分たちで採点したら何点でしたか。100点はとれましたか。

校長先生が皆さんの避難の様子を採点してみたのですが95点でした。

今日の皆さんの避難の様子は大変真面目で真剣でした。机の下にもぐるときも避難の途中もしゃべっている人は一人もいませんでした。とても感心しました。では、どうして100点ではなくて95点なのでしょう?

(少し待つ)

足らなかった5点がどうしてだったかわかる人はいますか。それは、担任の先生たちが教頭先生に人数を報告しているのを待っている時の様子です。少し気が抜けてしまっていませんでしたか。

実は、学校で地震や火災のような災害か起きた時は、避難するときも大切なのですが、校庭に出てから人数確認をする時の方がもっと大切なのです。ですから、あと5点足らなくて95点でした。

でも、大丈夫です。避難訓練は今日1回だけではありません。また次の避難訓練の時には別のめあてで行います。その時には、新しいめあても含めて100点満点が取れるように頑張ってください。

これで校長先生のお話を終わりにします。

陸上部を応援する会 校長講話

5月になって暖かくなり、体を動かすのにもよい季節になりましたね。今月は28日に運動会があります。その前に19日には流山市内の陸上大会があります。

陸上部の皆さん今日はそれぞれの種目で見事な演技ありがとうございました。まだ、大会本番までには少し時間がありますのでさらに磨きをかけてください。

さて、コロナ禍になってから声に出して大きな声で応援することを自粛するようになりましたね。でも、校長先生は「応援する気持ちは必ずその人に伝わる」と思っています。そして、応援の力というのは、持っている力以上に力を発揮することができるものだと思っています。

選手の皆さん、新川小の子ども達は、来週5月19日の大会の時も心の中で精一杯皆さんを応援しています。皆さんを応援しているのは、子ども達だけではありません。今まで体調管理をはじめとする様々な支援をして下さったご家族や地域の方々、指導をして下さった先生、声をかけて下さった先生方などたくさんの方が皆さんを応援しています。皆さんは1人ではありません。大会では思い切って頑張ってきて下さい。

実は、選手の人に負けないくらい頑張っている人たちがいます。それは選手になれなかったけど練習に頑張って参加し続けた人たちです。校長先生はこの人達も本当に偉いと思っています。どうしてかというと、練習の時にお互いに声を掛け合っているところを見ていたからです。「踏切が弱いよ」とか「助走のリズムが違うよ」など、本人ではわからないことを周りで見ている人が教えてあげる姿に感動しました。こうしてどの子も成長し自己記録を伸ばしているのだなあ、と感じます。仲間と支え合いながら成長していくことは、どんなときにもとても大切です。そのことを陸上部への参加を通して学んだのだと思います。

それでは、全校の皆さん、19日は心の中で一生懸命応援しましょう。きっとその思いは伝わるはずです。校長先生も応援しています。