校長室から 7月14日
今日は、台湾台南市教育局の局長をはじめ教育関係者の皆さまが、本校の食育について視察にいらっしゃいました。千葉県庁の職員の方々や、流山市教育委員会教育長や学校教育課の方々と本校の職員でお迎えしました。
歓迎式では、教育長・校長・台南市教育局長から挨拶のあと、記念品の交換があり千葉県からは、チーバくんのぬいぐるみを贈りました。
まず、給食室の視察を行いました。14人の調理員で約1160人分の給食を作っている様子を見ていただきました。大きな鍋をおおきなしゃもじでかき回している調理員の姿に興味深々で、食い入るように見ていました。
その後、栄養教諭の青柳から本校の食育の取り組みについて説明をしました。給食に旬の食材を使う、行事食を提供する、生産者と触れ合うなど様々な取り組みを行っていることに、視察団の皆様は大変感心したようで、通訳されるたびに大きく頷いたり、熱心にメモを取ったりしていました。
さらに、1年生を中心に配膳の様子や実際に食事をしている様子をみていただきました。1年生が当番や係の仕事をきちんと行っていることも、とても印象深かったようです。
また、実際に今日の給食を食べていただくこともできました。子ども達と同じように、自分で並んでよそってもらう体験もしていただきました。今日は、和食の献立でした。視察団は、1週間かけて様々な学校の給食を食べたそうですが、その中でも本校の給食のおいしさを「1番!」と何度もほめてくださいました。さらに、アレルギー対応は?みりんについてしりたいなどの質問があったり、台湾のレシピを教えていただいたり、情報交換や交流をすることができました。そして「ミリューちゃん」のコースターは大人気で、みなさんお持ち帰りしていました。
閉会式では、教育局長から本校の取り組みについて、とても勉強になったと言ってくださいました。最後にお土産の交換をし、学校からは、みりんを生地に使ったどら焼きと、季節を感じられる干菓子を贈りました。本校の取り組みが、視察団の皆様のお役に立てばうれしいです。