1年2組 数学からの挑戦状
1年2組の数学の様子です。普段の班のメンバーとは違い、トランプのカードを引いてランダムに組んだグループで協力して課題に取り組みます。先生から本時の学習内容の説明があり、いよいよ課題に取り組みます。プリントの最後の感想を書くまで、時間配分も班で考えるようにという指示がありました。数学の得意、不得意にかかわらず、だれもが取り組める課題です。
始めは頭を抱えていた生徒も多かったようですが、解き方のコツがわかると問題を解くスピードが上がってきます。「やったー!」「できたー!」「先生できましたー!」と各班から一斉に声が上がります。1つの課題が終わると次の課題をもらえるということで、教室がどんどん熱を帯びてくるのわかります。最初に先生から、「今日のプリントは成績には入りません」とのお話がありましたが、そんなことよりも、数字と向き合い、問題が解ける楽しさに皆夢中です。班でアイデアを出し合ったり、考え方をシェアしたりしてグループの中もどんどん深まっているように見えました。先生から「終わりにしてください」と指示があっても、まだまだ問題を解く手は止まりません。次にこうした授業を行うときは、また、違ったメンバーであらたなダイナミクスが生まれることと思います。1時間、1時間の授業の中でも、人間関係が育まれていきます。1年2組のみなさんの学習に取り組む姿勢、とてもすてきでした。