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4年生 千葉ロッテマリーンズ ベースボールチャレンジ

6月12日(水)、4年生を対象に千葉ロッテマリーンズによる訪問授業「マリーンズ・ベースボールチャレンジ」が行われました。当日は、2006年のWBC日本代表として活躍された藤田宗一コーチをはじめ、小川直人コーチ、宮川颯斗コーチの3名が来校し、プロ野球界での豊富な経験に基づくご指導をいただきました。

授業は、ベースボール型スポーツに必要な基本動作を中心に構成されており、児童たちは「捕る」「投げる」「打つ」といった技術を一つひとつ確認しながら、全身を使って取り組んでいました。単なる技術習得にとどまらず、プレーの合間には「相手のことを考えたボールの投げ方」や「礼儀正しい声かけ」の大切さについても繰り返し指導があり、心と体の両面に働きかける学びの時間となりました。

後半には、ルールをアレンジした「キャッチ&ランゲーム」が行われ、フィールド上には協力し合い、仲間を思いやりながら動く児童たちの姿がありました。勝ち負けを超えた一体感の中で、スポーツを通じた連帯感や責任感が自然と育まれている様子が印象的でした。

また、当日は千葉ロッテマリーンズの帽子が全児童に配布され、子どもたちは帽子を被ることで、プロの選手のような気持ちで取り組むことができたようです。ユニフォームの一部を身につけるという体験が、学びへのモチベーションを高めるきっかけとなったように感じられました。

この取り組みは、本校が教育目標として掲げる「自ら学び、考え、未来を切り拓く子」の育成と方向を同じくするものです。また、千葉ロッテマリーンズが掲げる「すべての子どもに、夢をあきらめない力を。」という理念とも深く共鳴しており、児童一人ひとりの「挑戦する心」や「他者への思いやり」を育む貴重な機会となりました。

今後もこうした実社会との連携を通じて、児童の成長を支える教育活動を積極的に展開してまいります。千葉ロッテマリーンズ・ベースボールアカデミーの皆様に、心より感謝申し上げます。