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1年生 ヤクルト おなか元気教室

10月8日(水)、本校では千葉ヤクルト販売株式会社の皆様をお招きし、1年生を対象とした「おなか元気教室」を実施しました。昨年度に続き、子どもたちが健康と生活習慣の大切さを楽しく学ぶ機会となりました。

授業では、「おなか博士になろう」をテーマに、消化管のはたらきについて分かりやすく学びました。6メートルある小腸や1.5メートルの大腸を実際の長さのひもで体感しながら、子どもたちは驚きの声をあげ、体の中で起きている仕組みを興味深く理解していました。

続いて、「うんちから学ぶ生活リズム」の学習では、「早寝・早起き・朝ごはん・朝うんち」という健康のキーワードをもとに、規則正しい生活の大切さを学びました。子どもたちは、「うんちはおなかからのおたより」という言葉に親しみをもち、自分の体と向き合う意識を高めていました。

また、「おなかには菌がすんでいる」というテーマでは、善玉菌や悪玉菌のはたらきを通して、体の中にある“目に見えない世界”への興味を広げました。体内には約100兆個もの菌が存在し、その重さは1キログラムにもなるという説明に、教室中が驚きと歓声に包まれました。

さらに印象的だったのは、昨年度この授業を受けた2年生が、いまだに「早寝・早起き・朝ごはん・朝うんち」の合言葉を覚えており、生活の中で意識していると話していたことです。外部講師の専門的な知識と、体験を通したわかりやすい授業が、子どもたちの記憶と行動にしっかり根づいていることを感じました。

授業の最後には、「おなかを大切にして元気に過ごしたい」という声があがり、子どもたちの健康意識が一層高まった様子でした。給食前には、学習のしめくくりとしてヤクルトを美味しくいただき、笑顔いっぱいのひとときとなりました。

本校では、こうした官民連携による体験的な学びを通して、子どもたちが自分の体を大切にし、健康に関する正しい知識と生活習慣を身に付けていくことを目指しています。
千葉ヤクルト販売株式会社の皆様、今年度も心に残る素晴らしい授業をしていただき、誠にありがとうございました。