2年生 国語 講談社 ひろがる読書の世界
7月16日(水)2年生を対象に、国語の単元「ひろがる読書の世界」の学習の一環として、講談社の編集者・杉原様をお招きし、特別授業「本ができるまで」を行いました。
この授業では、児童が普段親しんでいる絵本や物語が、どのようにして生まれ、書店に並ぶのかを、スライドを使ってやさしく紹介していただきました。1時間ずつ各学級をまわって授業をしてくださり、どの教室でも児童の目はきらきらと輝いていました。編集の工程を詳しく解説するものではなく、1冊の本ができるまでにたくさんの人の思いが込められていること、そして「誰かに伝えたい気持ち」から本づくりが始まるというお話を中心に進めてくださいました。児童は、自分が好きな本の背景にも物語があることに気づき、これまでの読書をあらためてふり返る良い機会となりました。
この単元では、「次に読みたい本を見つける」ことも大きな目標の一つです。授業を通して、本の世界がより身近に感じられるようになった児童たちは、新たな興味や好奇心を胸に、これからどんな本に出会いたいかを楽しそうに話していました。
本を読むことの楽しさに加え、作り手の思いに触れたことで、読書の世界がさらに広がった特別なひとときとなりました。ご講演くださった杉原様、そしてご協力いただいた講談社の皆様に、心より感謝申し上げます。