4月

 メバル   青森県産

 メバルとは、カサゴ目メバル科メバル属に分類されている近海魚です。丸い大きな目が特徴で、北海道から九州までの各地で一年を通して漁獲されます。一般的なメバルの適水温は14度程度ということから春がもっとも漁獲量の上がる時期だとされ別名「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれています。透明感のある白身魚で、クセのない淡白な味わいでさまざまな料理に使えるメバルは、一尾丸ごと使った料理にもぴったりで、刺身や煮つけなどの和食はもちろん、アクアパッツァやカルパッチョ、ポワレなどの洋食にも合う魚です。メバルを選ぶときは、エラの色が白く色褪せてないものは、やめましょう。目に濁りがなく黒く澄んでいるものででが新鮮です。今が旬なメバルを一度ご賞味してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あさり 北海道産
 あさりとは、北海道から九州の湾内の干潟、砂地などに棲息しています。砂に潜り、水管を伸ばして海中の植物プランクトンや浮遊有機質を漉しとって食べています。浅い場所にいるため「浅貝」の意があり、「あ」は浅い「さり」は砂利で砂地にいることから、この名がついたと考えられています。日本人の食卓にもっともなじみ深い貝ともいえるあさりですが、国内の浅瀬、干潟の減少に伴い、徐々に輸入ものが増え、現在では中国・韓国からの輸入ものが国産を上回っています。特に鉄が多く、ビタミンB12も含まれています。あさりなどの動物性食品に含まれる鉄は、吸収されやすいヘム鉄です。あさりの選び方は、重みがあり模様がはっきりしているものは良質で、殻がふっくらしているものは身も太っていて美味しいといわれています。また、触れるとすぐに口を閉じるものは新鮮です。砂抜きした後、塩水につけた状態でラップをし、冷蔵庫で保存します。または、洗って水気を切り、保存袋に移して冷凍庫で保存もできます。

 

 ほたるいか 富山県産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホタルイカはホタルイカモドキ科に属するイカです。大きさは、オスは5cm前後、メスは5~7cmと体は小さめです。ホタルのように光るため「ホタルイカ」と呼ばれるようになったのだといわれております。暗い海で青白く光るホタルイカの姿はとても神秘的です。ホタルイカの旬の時期は3月~5月頃の春から初夏にかけてといわれています。旬の時期に獲れるホタルイカは格別で、旨味が凝縮されており、柔らかく甘みもあるのが特徴です。
 ホタルイカを選ぶ際は、おなかがふっくらと膨らんでいれば新鮮な証拠です。ボイルされているホタルイカは内臓が多く詰まっているほど美味しいのでぜひお試しください。