7月

 きゅうり         栃木県産

 きゅうりは完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したものです。みずみずしく、さわやかな風味で、体を内側から冷やしてくれます。成分の約95%が水分で、利尿作用があるカリウムが比較的多く含まれているので、むくみの改善が期待できます。ぬか漬けにすると、ビタミンB1が増加し、乳酸菌の働きも加わるので、疲労回復にも役立ちます。良いきゅうりを選ぶには太さが均一で、持ってみて、ずしりと重みがあり、色つやのよいものを選びましょう。イボのある品種の場合は、イボがチクチクするくらい尖っているものが新鮮です。保存には乾燥と低温が苦手なので、早めに食べきるのが基本ですが、保存する場合は、ビニール袋に入れて野菜室に入れてください。

 

 

 

 スイカ 新潟県産

  夏を代表するスイカは「小玉スイカ」5~7月、5~7キロの「大玉スイカ」は7月~8月がピークです。収穫後、日がたつにしたがって肉質が劣化し歯ざわりが消えて味が落ちるので、早めに食べることをお勧めします。保存は冷蔵庫で10℃位の温度に冷やしておきましょう。美味しいスイカの選び方はズシリと重量感があり、ヘタの切り口がみずみずしく、しま模様がくっきりと鮮やかなものが良いです。 カットしてある場合は、赤い色が鮮やかで、種は真っ黒で太っているものが甘くておいしいです。89.6%が水分、9.5%糖質(炭水化物)と、成分のほとんどが水分と糖質です。また、アミノ酸の一種であるシトルリンに加えて、カリウムも豊富なことから、体内のミネラルバランスを整えたり、利尿を促進する効果が期待できます。

 

 なす 栃木県産

  代表的な夏野菜なすの旬は7~9月。日本各地で数多くの種類が栽培されてます。
 九州など温暖な地方では晩成の「長なす」、東北など寒冷地では早生の「丸なす」や「小なす」などがあります。「嫁に食わすな」といわれる「秋茄子」の「秋」は旧暦で、現代の9月頃を指します。
 へたの切れ目が茶色くないものが新鮮な物といわれています。