学校長の窓

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平成24年度 第1学期 終業式あいさつ

 みなさん、こんにちは。終業式に臨むみなさんの立派な態度に、うれしさと喜びを感じています。今日で第1学期が終わりになります。一日も休まず登校した人は、71日登校したことになります。

 この1学期を振り返り、自分の伸び代を十分に広げられたと思う人もいるでしょう。また、1学期は不完全燃焼のまま終わり、2学期に頑張ろうと心に誓う人もいるでしょう。大切なことは、「優れた人を目指し、日々努力する心」、つまり校訓「聖心」を忘れないことです。

 優れた人とは、どんな人でしょう。
 まず優れた人とは、授業や家庭学習に熱心に取り組める人です。そして、自分の学力や学びの伸び代を広げられる人です。例えば、この教科が得意になった、この教科は成績が上がった、学習への意欲が高まったと言えるような人です。
 次に、よりよく生きる努力をすることができる人です。そして、自分の心や生活の伸び代を広げられる人です。例えば、落ちているゴミを黙って拾う、困っている人を見たら声を掛ける、あいさつや返事ができるなど、日常生活の基礎・基本が身に付いている人です。
 最後に、自分の健康管理や体力づくりに進んで取り組める人です。そして、自分の健康や体力の伸び代を広げられる人です。例えば、給食を残さない、病気に罹らない、学校を休まない、体育の時間は見学しない、部活動などで頑張れる、明るく活力のある人です。

 常に、校訓「聖心」を忘れず、この夏休みは学力、心・生活、健康・体力のそれぞれの伸び代を広げる努力をしていきましょう。この絶好の機会を逃さず、より計画的に、より積極的に実践してほしいと思います。

 さて、終業式が終わると、緊張の中にも楽しみしている「通知表」を、担任の先生からいただきます。私も412名全員の通知表を見せてもらいました。「通知表」には、1学期の学習や生活の様子などが記入されています。通知表を見て、自分の努力の様子を確認し、次なる挑戦に向かい、心を奮い立たせてください。

 いよいよ明日から42日間の夏休みです。健康に気を付け、事件や事故などに絶対あわないよう、しっかりと生活してください。有意義な夏休みにしましょう。2学期の始業式に、みなさんに会えるのを楽しみにしています。