学校長からのお話を掲載しています
第4回朝会講話「本気(木)という一本の木を大きく育てよう」
みなさん、おはようございます。
今日は、みなさんが心にもっている、誰の心にもある、
「本気(木)」という一本の木についてお話します。
この一本の木は、勉強や部活動に打ち込むとき、
遊ぶとき、お手伝いするときなど、どんなときでも、
本気で取り組めば、大きく育っていきます。
本気で取り組めば、
自分の可能性を伸ばすことができます。
また、伸び代を広げることもできます。
ですから、厳しいこと、つらいことにも逃げないで、
どんどん挑戦してほしいと思います。
ここで、みなさんに有名な言葉を紹介します。
本気でやれば、たいていのことはできる。
本気でやれば、何でも楽しい。
本気でやれば、誰かが助けてくれる。
いよいよ7月21日から、
芳賀郡市総合体育大会が始まります。
3年生にとっては、最後の大会となります。
本気という一本の木を大きく育て、
自分に恥じない試合をしてほしいと思います。
第3回朝会講話「すぐできる最高のサービス―笑顔力」
みなさん、おはようございます。
今日は、「すぐできる最高のサービス―笑顔力」についてお話します。
笑顔には、不思議な力があります。
笑顔を向けると、相手も笑顔で返してくれます。
相手の笑顔を見れば、自分も自然に笑顔になってしまいます。
笑顔は、人の心に温もりを届けます。
どうして、そんな不思議が起こるのでしょうか。
笑顔は、人に安心感を与えるからです。
笑顔は、不安を吹き飛ばしてくれるからです。
笑顔は、心と心を結び付けてくれるからです。
笑顔は、人の心を開かせてくれるからです。
みなさんは、どう思いますか。
笑顔の素敵な人と親しくなりたいと、思いませんか。
笑顔の素敵な人のそばにいたいと、思いませんか。
笑顔で接していきましょう。
笑顔は人生のパスポートです。
益子中学校後援会総会 あいさつ
皆様、こんばんは。校長の岡でございます。本校2年目となります。皆様には、日頃より本校の教育活動に対し、温かい御支援、御協力をいただき、心より御礼と感謝を申し上げます。
去る5月6日に発生いたしました竜巻により、被災された方々には、衷心よりお見舞いを申し上げます。本校の生徒におきましても、19件が竜巻の被害を受けました。一日も早く、通常の生活に戻られることを祈っております。
新年度がスタートして、早2か月が過ぎようとしております。この間、生徒たちの活躍が随所に見られました。特に、郡市春季陸上競技大会では、男女総合準優勝という堂々たる成績を収めることができました。
また、郡市春季各種大会でも、ソフトテニス男子団体優勝、弓道男子団体優勝、バドミントン女子団体準優勝、柔道女子団体準優勝、弓道女子団体準優勝など、2つの種目で優勝、3つの種目で準優勝、また3つの種目で第3位となり、個人の種目を合わせると、多くの部が県大会出場となりました。このような活躍ができるたのも、後援会の皆様の御理解と御協力のお陰でございます。この場をお借りいたしまして、御礼を申し上げます。
さて、益子中学校では、平成24年度・25年度の2か年間、国立教育研究政策所より「魅力ある学校づくり調査研究事業」の委託を受け、調査研究を始めているところです。この調査研究は、年間30日以上欠席する生徒ですが、つまり不登校を未然に防止するために、学業指導、体験活動、小中学校の連携などを行いながら、魅力ある学校づくりを推進しようとするものであります。
本校では、過去10数年来、不登校生徒が出ております。生徒が毎日楽しく学校生活が送れるよう、これからも、目配り、気配りを忘れず、声かけを行いながら、生徒との関係性を深めてまいりたいと思いますので、御理解と御協力をお願いいたします。
結びに、各自治会長様には、毎月「学校だより」を配布していただき、改めて御礼を申し上げ、あいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。
第2回朝会講話「この学校が好き」
みなさん、おはようございます。益子中では、4月から柳先生が中心となり、各学級に「心のコーナー」を設けました。そして、毎月「心に響く詩」を掲示しています。
みなさんは、その詩を見ていますか。5月は「この学校が好き」という詩です。皆さんにとって「学校」とは何ですか。
①勉強するところ
②友達とふれあうところ
③部活動を頑張るところ
④生徒会や学校・学年行事を頑張るところ
等があげられます。
昨年度、みなさんから「学級や学校は楽しいですか」という調査をしたところ、「当てはまる」「ほぼ当てはまる」と答えた人が9割近くいました。ほとんどの人が「学級や学校は楽しい」と答えてくれたことは、先ほど話した4つのうち1つでも満足してくれているのかなと思います。
先日も、地域の方々やPTAの役員さんから「益子中の生徒は、よくあいさつができ、礼儀正しいですね。」とか、「益子中の生徒は、勉強も部活動もよくがんばっていますね。」などの声を聞かせていただきました。これは、みなさん一人一人が益子中学校への愛着や誇りをもって行動しているからです。だからこそ、地域の方々も益子中学校を応援してくれているのだと思います。
また、みなさんのよさ、すばらしさは、何と言っても「素直さ」です。先生方の指導を素直に聞き入れるなど、先生とのよい人間関係を築けています。その素直さで学習成果が上がったり、生徒会や学校行事を盛り上げることができるのだと思います。その素直さで、仲間を大切にしながら、部活動やクラスの活動をがんばり、充実した1年間にしていきましょう。
それでは、最後に今月の詩「この学校が好き」を朗読します。
この学校が好き
チャイムが響く音、チョークが黒板をたたく音
放課後のグラウンドの喧(けん)噪(そう)。
──── ここは、私の学校。
いま、この学校を見つめている。
この学校の一員であることを考えてみる。
全国には一万を超える中学校があるけれども
私の学校は、いまいるこの学び舎。
先輩たちが培ってきた学校の伝統。
それを受け継ぐ私たち。
この校風を、私たちの時代にもっと素敵なものにして
後輩たちに伝えることができないだろうか?
(「心のノート」より)
PTA総会 あいさつ
保護者の皆様、こんにちは。校長の岡でございます。本日は大変お忙しい中、御出席をいただきありがとうございます。また、日頃より本校教育に対し御理解と御協力をいただき、改めて感謝を申し上げます。
生徒たちは、明るく元気なあいさつができます。そして、礼儀正しく、落ち着いた学校生活を送っていて、とても頼もしく感じています。私は、毎日、何回か各教室をまわり、生徒たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。
ある女子生徒は私が花粉症でくしゃみをしていると、「校長先生、心配ですからマスクをしてください。」といたわってくれます。
ある男子生徒は、「校長先生、今日も決まっていますね。」と褒めてくれたので、「でも、髪の毛が薄くなってしまったんだよ。」というと、「僕の髪の毛を分けてあげます。」と、助け船を出してくれます。
また、ある女子生徒が、友達と楽しく腕を組んで歩いていたので、「どうしてそんなに楽しいの。仲間に入れて。」というと、「校長先生、一緒に手をつなごう。」と手を差し伸べてくれます。
まだまだありますが、このようなことが日常茶飯事にありますから、私は生徒たちとの会話が大好きです。毎日、学校に来るのが楽しくて仕方がありません。
さて、この1か月を振り返ってみますと、入学式をはじめ、対面式、部活動紹介、あいさつ運動、創立記念集会、生徒総会等が矢継ぎ早にありましたが、生徒たちの取り組む態度は実にすばらしく、学校全体が活気にあふれています。本当にうれしいです。
ここで、せっかくの機会ですので、少し時間をいただき、本校の学校経営の概要について、お話をしたいと思います。それでは、各学年の保護者会資料の表紙の裏をご覧ください。
本校には、校訓として「聖心」があります。これは平成16年4月1日に、第19代校長 仲田直敏 先生のもとで制定されたものです。
本校は古くから「聖が丘」と呼ばれていることから、「聖の心」、つまり「聖心」と定めたわけです。「聖」とは「優れた人」のことです。そして、「聖心」とは「優れた人を目指し、日々努力する心」のことです。この校訓は、本校生徒と職員の心の支えとなっています。
そして、この校訓の制定に伴い、学校教育目標を定めました。ご覧ください。
・自ら学ぶ生徒・・・学力(知育)にかかわるもの
・心豊かな生徒・・・徳育にかかわるもの
・たくましく生きる生徒・・・健康(体育)にかかわるもの
・郷土を愛する生徒・・・郷土愛にかかわるもの
これらの四つの教育目標を実現する生徒の姿として、設定したものが「目指す生徒像」です。
そして、今年度新たに、「目指す学校像」を設定しました。ご覧ください。四つございますが、そのうちの2つについてお話します。
まず、「生徒が行きたい学校」として、「潤いがあり、語らいのできる学校」を目指したいと思います。生徒同士、生徒と教師が安心して語らいができるような学校にしたいと思います。
次に、「保護者が通わせたい学校」として、「生徒一人一人の育ちが大切にされ、磨かれ、鍛えられる学校」を目指したいと思います。生徒の学びや育ちを保障し、情緒や知性を磨き、体を鍛えられるような学校にしたいと思います。
続いて、学校経営方針をご覧ください。
今年度も、教育的瞬間を的確にとらえ、一人一人の生徒に行き届いた指導、規律ある中での温かい指導を行い、生徒の健全な自尊感情を高め、自己確立や自己実現を図るとともに、生徒の伸び代を広げ、充実感と感動のある教育を推進したいと考えております。(共感・共汗・共歓の学校)
そのためには、より一層「魅力ある学校づくり」を推進しなければならないと思います。そこで、平成24年度・25年度の2年間、国立教育政策所から委嘱を受け、「魅力ある学校づくり調査研究事業」に取り組むことになりました。
一番下にある「努力点と具体策」をご覧ください。生徒のみなさんが、学校が好きで、毎日休まず登校し、学力づくり、心・生活づくり、健康・体力つくりに取り組めるような「魅力ある学校づくり」を進めていきたいと考えています。
最後になりますが、お子さんの教育にとって大切なことは、何と言っても、学級担任との信頼関係の下に、教育をしていただくことだと考えております。心配なことなどありましたら、どんなことでも結構ですので、学級担任に気軽にご相談いただければ幸いでございます。
本校の職員は、常に、スマイル・サービス・スピードを合い言葉に、全力で指導にあたりますので、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。