1年生 防災学習 市役所職員による講演会 3/12撮影
いつか必ず春日部でも起こるであろう災害に備えて、春日部市役所の危機管理防災課の職員に来て頂き、お話をうかがいました。
講演では、お正月に発生した能登半島地震の避難所に派遣されことで体験できた様々な出来事を中心に、日常が失われたときにこそ大切にしなければいけないことをお話ししてくれました。
講師「一ヶ月前に被災した七尾市内の小学校で被災された方々の支援を行い、いろいろな事を学んできましたので皆さんにお話をしたいと思います」
被害状況の説明
講師「能登半島沖地震では最大で震度7(マグニチュード7.6)という大きな地震が発生しました。
七尾市の被害状況ですが、震度6強を観測し、亡くなった方が5名、全壊が約100棟、七尾市ほぼ全域が断水しました。
避難所は31箇所あり、合計の避難者数は4000人、七尾市の人口の10%で10人に1人が避難しました」
講師「避難所では様々な仕事をしましたが主にゴミ捨てやストーブ、灯油のチェック支援物資などをやりました。
皆さん、ニュースでよく支援物資が足りないと聞くと思いますが小丸山小学校には沢山ありました。
食べ物はもちろん、飲み物、洗濯機、携帯電話の電波(Wi-Fi)などがありました」
話を聞いて生徒たちは、災害を身近に捉えられ、より実感を持つことができたようです。