八木崎小学校 校長室より

特別支援学校支援席学習

 本県では、県立特別支援学校に在籍する児童が、地域とのつながりを図るという観点から、居住地を学区とする公立小中学校 において学習する機会を設けるため「支援席学習」を行っています。この支援籍学習によって、障害のない児童生徒にとっては、同じ地域に住む障害のある児童生徒と学級の一員として一緒に学ぶことにより、「心のバリアフリー」を育むことができます。また、障害のある児童生徒にとっては、地域との関係を深めるとともに、在籍校 以外の学校 において学ぶことにより、「社会で自立できる自信と力」を育むことができます。

 本校では、県立春日部特別支援学校と県立宮代特別支援学校との支援席学習を年に数回、毎年度継続して行ってきました。朝の会や清掃活動、林間学校キャンプファイヤーの練習、音楽・・・本校の子供たちは、どんな活動を行ったら楽しんでもらえるか考えたり準備をしたり、この交流を楽しみにしています。

 今日はオンラインでの交流でした。国語の音読を発表したり八木崎小クイズを出したりしました。支援籍校の発表の際には、「がんばれ!」「すごい!」と声援を送る姿が見られました。お互いのよさを認め合い、心から応援する姿はとても素敵でした。次回はどんな学習になるのか楽しみです。