八木崎小学校 校長室より

2学期が始まりました

 夏休みが終わり、学校に子供たちの元気な声が戻ってきました。子供たちのいない学校は、からつぽの箱のようなもで、子供たちが元気に活動してこ、学校に命が満ちてくるものだとつくづく感じました。

 夏休み中は、保護者の皆様、地域の皆様のご指導をいただきありがとうございました。おかげで大きな事故や病気もなく、全員が元気に過ごせましたこと大変うれしく思っています。短い夏休みでしたが、子供たちは、楽しいこと、頑張ったこと、思いがけないことなど、いろいろな経験をしたことでしょう。この夏休みに経験したことは、人として大きく成長する糧となったことと思います。

 2学期も引き続き感染予防と熱中症対策にも対応しながら、1時間1時間の学習の充実を図った教育活動を進め、実り多き学期にしてまいります。保護者の皆様、地域の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

 2学期のスタートに当り、今日の始業式で、子供たちに2つのことを話しました。

①「健康や安全に気をつけて生活する」 未だ新型コロナウイルスの感染状況の拡大が心配されています。また、この後も厳しい暑さが続く予報が出ていて熱中症の心配もあります。マスクを着ける、石けんで30秒以上手洗いをする、人とのあいだを空ける、換気をする、そして休み時間には必ず水分補給をするなど、健康や安全に気を付けて生活してください。

 ②「最後までやり抜く強い心を育てる」 自分が決めたことはもちろん、やらなければならないことも最後までやり抜いてほしいと思います。大きなことも、小さなことも、一つ一つのことに真剣に取り組み、やり抜いてほしいのです。いつもなら、たくさんの行事がある2学期ですが、今年はコロナの感染予防から、中止になったり内容が変わったりすることもあります。そんな時でも、「つまらないなあ」「面倒だな」と思わず、「どうしたらもっとよくなるだろう」「こうすればこんな力が付くかな」など、一生懸命考えてください。そして、決まりや制約がある中でも、楽しみながら最後までやり抜いてほしいのです。難しいことかもしれません。みんなで考え合い、助け合いながら頑張ってほしいと思います。

 

 5年生代表児童のことば  

  今年度は1学期が少し遅れてのスタートでした。最初は分さん登校でしたが、じょじょにみんなと会えるようになったのでうれしかったです。ひさしぶりにあったので少しきん張しましたが、だんだんと過ごしていくうちに新しいクラスにもなれ、友達もできました。とてもうれしかったです。こんなに学校が楽しいと感じたのはきっと家での勉強ではなく、みんなと勉強したからだと思います。でも、家で勉強していた家庭学習がとても大切なんだなあとあらためて感じました。
 そこで私は2つの目標を立てました。
 1つ目は、家庭学習を毎日1時間やることです。私は算数の筆算が苦手なので、算数を中心に国語や理科、社会、英語などもがんばりたいと思っています。
 2つ目は、読書です。1学期には103冊約2万ページ読みました。2学期には153冊3万5千ページを目指したいです。私は小説が好きですが、伝記や絵本も読んで知識を身につけ、3学期に臨みたいと考えています。また、下級生にも勉強を教えたり、本の紹介をしてあげたいです。
 2学期はたくさんの思い出を作って、目標も達成して学校生活を送っていきたいです。

  今日は、どの学級でも2学期の目標を決めていました。1年生の教室では、担任の先生の「目標を立てるとはどんなことですか?」の質問に、子供たちは「めざすこと」「自分で決めたことを最後までやること」「教えてもらったことをがんばること」と答えていました。なんとも微笑ましい様子でした。放送での始業式でしたが、よく話を聞いていたのですね。カードには「給食を残さず食べる」「毎日30分読書をする」「サッカーの練習に休まず行く」など、一人一人がよく考えて書いていました。