武里西小学校

夏の校内研修、最終日。

夏休みもいよいよ残り幾ばくか。本日は午前中早々に熱中症警戒アラートが発令される程の暑い日でしたが体調など大丈夫でしたでしょうか。御自愛ください。

子供たちは、宿題の終わりが見えてきましたか?終わってない子は…追い込み、頑張りましょうね。

また、保護者や地域の皆様におかれましては、分散登校に伴う様々な場面で急な御願い等をすると思われますが、子供たちが緊急事態宣言下においても安心安全で出来るかぎりの学びが保証されるように、御支援、御協力お願い致します。

さて、武里西小では、2学期の学期始め、分散登校に向けての様々な準備の合間をぬって行われた校内研修も最終日を迎えました。

まずは、生徒指導担当の先生による生徒指導研修です。

埼玉県生徒指導主任等研究協議会での事例研究をもとに、今回は不登校児童生徒について話し合いました。

9月は、長期の休み明けによる生活の変化から学生の不登校が増えたり、内閣府の自殺対策白書では、9月1日が一年で一番自殺が多いという調査結果も出ているそうです。

▶「子供のSOSサイン 大人は「TALKの原則」で対応して!夏休み明け、特に気配りを」(東京新聞

▶「#しんどい君へ(関ジャニ∞ 横山裕さん)」(読売新聞オンライン

文部科学大臣から小学生のみんなへのメッセージ(PDF)

子供たちとその保護者のための不登校支援サイト埼玉県教育委員会

今回の研修では、そのような現状や協議会等において紹介された課題や事例について話し合い、もしも自分たちだったらどのように予防、対応していくかを発表していきました。

 

現在の不登校児童生徒への支援については、ただ学校に来ればいいというだけではなく、社会的に自立することを目指した支援が必要となってきていて、子供たちだけではなく、家庭への支援が必要な場合があり、ソーシャルワーカーや児童相談所など様々な機関や人たちとの連携を図りながら、ケース会議を開くなど、組織的、計画的に進めていくこと、危機意識を持ちながらアプローチをしていくことを踏まえて、子供たちが安心して過ごせる環境づくりを進めていかなければならないということでした。

今年度は、緊急事態宣言に伴う分散登校や家庭での課題学習に取り組むとあって、例年の夏休み明けとはまた違うこともあり、改めて気を引き締めて、子供たちが安心安全に学校生活を送れるように日頃からしていきたいなと感じました。

研修を計画してくださった生徒指導担当の先生、ありがとうございました。

午前中は、算数の課題研究も行われました。

今回は、授業研究部、環境部、調査統計部の3部会に分かれて、それぞれが担当する課題について話し合いを行いました。

環境部では、子供たちが算数の楽しさを体感できる具体物を準備しました。

今年度の授業研究会の様子

 午後は、ICT研修です。

今回は、株式会社COMPASSより堂跡様を指導者としてお迎えして「Qubena」(キュビナ)の活用方法について御講義いただきました。

 「Qubena」は、GIGAスクール構造による「一人一台端末」(タブレット)の導入に際し、市内で先駆けて取り入れた学習支援に有効な教材の一つです。

すでに一学期から高学年を中心に活用し、子供たちも楽しそうに学習理解を深めていました。

楽しそうに活用している様子が紹介されている記事

春日部市教育委員会の取組

これまでに活用してきた方法の共通理解、これからの学習方法に際し、役立つ機能についての紹介などを一緒に動かしながら御講義戴きました。

 後半では、ICTサポーターの石本さんにフォローいただきながら視聴覚情報主任による「Google Meet」についての研修が行われました。

Google Meet」は、「Zoom」のような機能があり、現在の社会情勢や今後の動向などを考えると近い将来、オンライン授業等になった際にはとても有効になってくる機能です。

春日部市でも各校にて導入され、この機能を使用した研修等が行われています。

春日部市教育委員会によるGoogle Meetの使い方説明

実際に「Google Meet」を使用してみるなど、実践的な研修となりました。

研修にて御指導いただきました株式会社COMPASSの堂跡様におかれましては、日頃の業務で御多用の中での御指導ありがとうございました。

また、研修を計画、振興してくださった視聴覚情報主任の先生、ICTサポーターの石本さん、ありがとうございました。