新刊本紹介
ハロウィン企画
ほんのおへやと図書室のどちらもハロウィンの飾りつけがされています。
かぼちゃやクモの巣、黒猫などがにぎやかにお部屋を彩っています。
特に、ほんのおへやでは、「ござえもんはまじょのねこ?」「おばけのきもだめし」など、
魔女やオバケの出てくる本を特集したコーナーがあります。もう借りたかな?
家読のススメ
春日部市教育委員会主催で、市内の小・中学校に市立図書館からおすすめ本が届きました。
「家読」とは、家でくつろぐ時間に読み物としての本を楽しんでもらいたいという企画です。
江戸川小中学校でも人気の「空想科学読本」のジュニア版は本のサイズが手ごろで持ち運びが楽そうです。
逆に上橋菜穂子の「精霊の守り人」シリーズは、図書室にある新書版のサイズより一回り大きなハードカバーサイズ。ずっしりと重い手ごたえは「読書した」感、「読み切った」感を味わわせてくれるかもしれません。
どの本も今回の企画のために市立図書館が購入した新刊です。
借り方・期間はいつもと同じです。
古本市のように、図書室の青いかごに入っていますので、気軽に手に取ってみてください。
秋到来
気づけば10月、2020年も残すところあと3ケ月弱となりました。
図書室もハロウィンのかざりつけをして、秋が到来中です。
10月27日から11月9日までの読書週間に合わせて、給食に物語の料理が登場する、
「図書館リストランテ」が実施されます。
今回のメニューは、上橋菜穂子作『精霊の守り人』から、「ノギ屋風鳥飯」と「タンダの山菜鍋」です。
『精霊の守り人』は、女用心棒のバルサが、ふとしたことから新ヨゴ皇国の皇子チャグムの命を救い、そこからチャグムの背負う運命に巻き込まれていく壮大なファンタジーです。
ドラマ化やアニメ化も作品なので、そちらを見た人もいるかもしれません。
図書室でも、10月28日の実施に向けて展示を始めました。
どんなシーンで出てくるのかは、読んでみてのお楽しみということで……
事前に読んでどんな料理なのか想像するもよし、食べてから読んでどんな味だったか思い出すもよし。
たくさん、手に取ってもらえたらと思います。
スイート・ホーム
2020年も、あっというまに一か月がすぎました。
9年生は本格的に受験シーズン到来、
それ以外の学年も、まとめの時期に入りつつあります。
それぞれいそがしい中、図書室が息抜きの場所になるよう、
よい環境づくりを日々心がけていきたいと思います。
図書室では今、バレンタイン特集展示を行っています。
お菓子作りのレシピ本はもちろん、
チョコレートやお菓子にまつわる小説なども、あわせて展示中です。
今日は、その中から一冊紹介します。
『スイート・ホーム』原田マハ、ポプラ社
舞台は、関西の街にある小さな洋菓子店、スイート・ホーム。
お店とその周囲の人たちをめぐる、短編集です。
恋愛、受験、日々の生活…
いろんななやみに、そっとよりそうような『スイート・ホーム』。
読み終わったあと、ほっこりした気持ちになれると思います。
洋食店アリアケのハヤシライス
早いもので、今年もあと2か月となりました。
「読書の秋」とよく言いますが、10月27日から11月9日は
『読書週間』です。
秋の夜長、読書にいそしんでみてはいかがでしょうか?
読書週間に合わせて、10月29日には
「図書館リストランテ」
が実施されました。物語の中に出てくる料理を、給食で再現しよう!という企画です。
今回のメニューは、東野圭吾『流星の絆』より「洋食店アリアケのハヤシライス」です。
町の小さな洋食店「アリアケ」の子どもたち、功一、泰輔、静奈の三人きょうだい。
ある夜、三人はペルセウス座流星群を見るため、こっそり家を抜け出した。
ところが、家に戻ったとき、彼らが目にしたのは何者かに殺された両親の姿だった――
それから14年後。成長した彼らは犯人の手がかりを見つけた。それは、父親が作り方を秘密にしていた、アリアケ自慢のハヤシライスと同じ味を出す人気の洋食店だった…。
「図書館リストランテ」では、物語の中で使われている、ある「隠し味」でハヤシライスの味を再現しています。「隠し味」の正体は、ぜひ物語を読んで確かめてみてください。
さっそく、生徒さんが本を借りてくれました。
給食にまつわる新刊が入ったので、こちらも紹介します。
如月かずさ『給食アンサンブル』です。
同じ中学校に通う、6人の中学生の給食にまつわる短編が収録されています。
いろんな悩みを抱える彼らが、給食をきっかけに変化していくストーリー。
いつも食べている給食が、もしかしたら誰かの特別なメニューになるかもしれない――
そう思うと、給食への気持ちが少し変わったりしませんか?ぜひ、こちらも読んでみてください。