洋食店アリアケのハヤシライス
早いもので、今年もあと2か月となりました。
「読書の秋」とよく言いますが、10月27日から11月9日は
『読書週間』です。
秋の夜長、読書にいそしんでみてはいかがでしょうか?
読書週間に合わせて、10月29日には
「図書館リストランテ」
が実施されました。物語の中に出てくる料理を、給食で再現しよう!という企画です。
今回のメニューは、東野圭吾『流星の絆』より「洋食店アリアケのハヤシライス」です。
町の小さな洋食店「アリアケ」の子どもたち、功一、泰輔、静奈の三人きょうだい。
ある夜、三人はペルセウス座流星群を見るため、こっそり家を抜け出した。
ところが、家に戻ったとき、彼らが目にしたのは何者かに殺された両親の姿だった――
それから14年後。成長した彼らは犯人の手がかりを見つけた。それは、父親が作り方を秘密にしていた、アリアケ自慢のハヤシライスと同じ味を出す人気の洋食店だった…。
「図書館リストランテ」では、物語の中で使われている、ある「隠し味」でハヤシライスの味を再現しています。「隠し味」の正体は、ぜひ物語を読んで確かめてみてください。
さっそく、生徒さんが本を借りてくれました。
給食にまつわる新刊が入ったので、こちらも紹介します。
如月かずさ『給食アンサンブル』です。
同じ中学校に通う、6人の中学生の給食にまつわる短編が収録されています。
いろんな悩みを抱える彼らが、給食をきっかけに変化していくストーリー。
いつも食べている給食が、もしかしたら誰かの特別なメニューになるかもしれない――
そう思うと、給食への気持ちが少し変わったりしませんか?ぜひ、こちらも読んでみてください。