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2025年8月の記事一覧

小中学校初任者研修 in  史跡神明貝塚&ハルカイト

 本日8月7日には、この4月に市内の小中学校に着任された先生方の施設体験研修の中で史跡とハルカイトをご案内してきました。午前中の降雨で久しぶりの30度を切る陽気でも高い湿度でモヤモヤする中、初々しい先生32名と共に史跡神明貝塚の現地を周回。足下に広がるヤマトシジミの貝殻片に興味津々。公有地化の終盤、そして現地公開に向けて着実に進んでいるので、将来には社会科学習や総合的な学習の時間の生きた現地としての活用をPR!

 続いて大凧文化交流センター「ハルカイト」へ移動。愛称の「ハルカイト」の由来も即、解読されました。施設では旧宝珠花小学校の沿革、郷土の作家”三上於菟吉”、神明貝塚のジオラマ、貝層剥ぎ取り模型を紹介する宝珠花サロンでの見学後には、8月生まれの5名の先生が「千歯こき」にチャレンジ。資料館職員の解説に即応し、脱穀の体験をいただきました。初めて千歯こきをみた先生ばかりでしたが、スムーズな動きで見事に稲籾を落とすことができました。その後は2階の各展示室の見学、解説シートの記入など、「2学期の学習に生かせそう!」「資料館に見学へ赴きたい」「ハルカイトでの見学もいいな」との頼もしく嬉しい声が聞かれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の見学では「公立学校の強みは地域との繋がり」「生きた教材は郷土資料」というキーワードを用いてお話をしましたが、教育の現場での実践と今後の活躍に期待しています。暑い中での研修、大変お疲れさまでした。