カテゴリ:郷土資料館
博物館実習7日目
こんにちは、博物館実習生の岡本悠香です。
本日は、白岡市生涯学習センターのこもれびの森と、幸手市郷土資料館に見学に行きました。
午前中に行った白岡市生涯学習センターのこもれびの森から紹介します!
こもれびの森は平成30年10月に出来たばかりで、図書館と資料館、生涯学習施設が揃っている複合施設です。
一階は、展示室や児童書コーナー、地域・行政コーナー、多目的ホールがあり、二階には一般書コーナーや学習室、創作室、会議室、防音の音楽スタジオが設置されています。
本日は見学ということで、一般の方が入れないような場所である収蔵庫や特別収蔵庫、閉架書庫も学芸員の杉山さんに案内して頂きました!
出来たばかりということで、収蔵庫や特別収蔵庫にはまだまだ資料が入るスペースがありましたが、受け入れる資料によってはすぐにいっぱいになってしまうと話していました。
特別収蔵庫
閉架書庫も見せて頂きましたが、一般には置いていない図書から市役所で取り扱っていた資料まで置いてありました。
こもれびの森では、毎月の第三土曜日にはハンズオン・デイが実施されているそうなので、ぜひ参加してみてくださいね!
お昼をはさんで、午後からは幸手市郷土資料館に見学に行きました。
原さんと岩澤さんにお話を聞きました!
幸手市郷土資料館もこもれびの森と同様で平成30年10月に開館し、もともと准看護学校の校舎を幸手市郷土資料館として使っています。
入口はバリアフリーが行き届いていて、足が不自由な方でも安心して見学できると思いました。
まず初めに、歴史展示室から見学させていただきました。
歴史展示室では、今の幸手ができるまでの歴史や、幸手にゆかりある人物の展示がされていました。
民具資料展示室は別館で、元々は吉田中学校だったとお話を聞きました。約80年前の建物で、くらす、まもる、つくるをテーマに展示されていました。
民具資料展示室~まもる~ 消防やまつり行事の道具の展示
こうして二つの資料館を見て、それぞれの館で大事にしていることや、それぞれの館の悩みなど、利用者側からだと見られないような、考えられないようなところまで、実習生のみんなで考えることができたと思います。
二つの館の見学を終えてからの感想会
今日で令和元年度の博物館実習生のブログはおしまいですが、とても楽しく、そしてなにより自分の身になることがたくさん学べたと思います。
学芸員になったら、どんな博物館にしたいのか。
最後の実習の日までしっかり考えて、答えを出し、実習を終えたいと思います!
(令和元年度博物館実習生 岡本悠香)