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カテゴリ:郷土資料館

地域学習展、はじめました。今年は戦後80年

毎年、秋から冬にかけて開催する小学校地域学習展(第42回)が、本日10月7日からはじまりました。

少し昔のくらし、生活でつかわれていた様々な道具を紹介し、小学校3年生の社会科の郷土学習に寄与する内容です。

今年は、戦後80年の節目の年であることから、アジア・太平洋戦争ゆかりの資料を展示しました。

チラシ・ポスターも、半分は戦時下の銃後の生活を写した写真です。

画像:チラシ

市内から出征した方が戦地で使った道具や、地元や家族から無事を祈り贈られた寄せ書き、手紙、戦時下の小学校(国民学校)の資料など、戦時下のくらしを物語る資料を一堂に会しました。資料を扱い、陳列するなかで、世の中が戦争一色に染まり、暗く、苦しい時代であったことを、担当者も目の当たりにしました。

終戦から80年。当時のことを知る方は少なくなってしまい、段々と戦争・戦後は風化しつつあります。当時の資料が語りかけることを読み取りながら、戦争とは、平和とは何なのか、考えていただければ幸いです。

【企画展示情報】

展示名:小学校地域学習展(第42回)「くらしのうつりかわり~なつかしのくらしの道具展~」

会 期:令和7年10月7日(火)~令和8年3月1日(日) 会期中の休館日は、月曜・祝日(祝日が月曜日と重なる場合翌火曜日も休み)

会 場:郷土資料館 企画展示室