校長室から

校長室から

保護者会での話

 先日、7月3日の授業参観、保護者会ではたいへんお世話になりました。
 全体会では、次のような話をしましたのでお知らせします。

 保護者の皆様には、本校の教育活動に対しまして、日頃から物心両面にわたり、御支援・御協力をいただき感謝申し上げます。
 
先月予定していた立志の船ですが、悪天候のため船が欠航となり、延期になってしまいました。特に2年生の保護者の皆様には、たいへん御心配と御迷惑をおかけしました。なんとか実施できる日が見つかり、8月25日からとなりました。夏休み中になってしまいご迷惑をおかけしますが、どうか事情を御理解の上、御協力をよろしくお願いいたします。 
 
今年の夏休みは、44日間の休みとなります。生徒にとって、この長期間の過ごし方は、学力面においても、生活面においても、とても大切です。この後の担当からや学年懇談での話を実践していただきたいと思います。

 

 私からは一つだけ申し上げます。           
 
それは、本校生徒の様子について今感じていることです。
 
まず、一番感じることは、「とても純粋な心をもっている」ということです。先日の修学旅行の際も、バスのガイドさんの話をよく聞き、反応もよく、明るく元気に対応し、ガイドさんに褒められました。私は、これはとてもよいことだと思います。それに、純粋、素直ということは、色々なことを吸収しやすい状態だということでもあります。  
 
次に感じることは、「男女がとても仲がよく、協力的である」ということです。今日の授業参観の中でも、男同士、女同士にわざとなることもなく、近くの人との話合いが活発にできていたと思います。本校の生徒は、小学校から鍛えられていることもあると思いますが、男女に関係なく、本当によく互いに協力することができます。とてもすばらしい生徒たちです。 
 
ただ少し、「残念だな」、「もったいないな」と感じていることもあります。それは、純粋で、素直で、仲がよく、楽しくできることはよいのですが、「自分をもっと磨いてほしい」ということです。友達はまだやっていないとか、今、特に困っていないとか、そんな狭い考えではなくて、これから先のことをもっとよく考えてほしいのです。伸びる力、様々なことを吸収する力はたくさんもっている生徒達です。もったいないと思います。
 
学校でも、授業やその都度指導していきたいと思います。どうぞ御家庭でも、お子さんの将来について考える時間を取っていただき、そうなるためには具体的に何をやるのか、そして、それをどのようにやっていったらよいのかを考えさせてください。まだ、1年生だからなどと考えずに、早ければ早いほど時間ができますので、よいと思います。夏休みは絶好のチャンスです。
 大切な子どもたちを、これからも事件や事故、非行などから守り、保護者・学校そして地域が一体となって育てていきたいと考えておりますので、これからも御協力の程よろしくお願いいたします。