校長室から
校長室から 3.19 卒業式
本日卒業式を迎え、37名の卒業生が本校を巣立っていきました。式中の態度やあいさつがとても立派で素晴らしく、改めて大きな成長を感じました。学習支援員として8月から関わってくれた根本先生と田野倉先生が見送りに駆けつけてくださり、さらに大きな喜びになったようです。私は6年生に毎日会えることが楽しみでした。ですから、ちょっとさみしい思いがしますが、中学校での活躍が楽しみでもあります。今後、それぞれに成長した姿を見せてくれることを楽しみにしていたいと思います。また、在校生が6年生のような活躍をしてくれると思います。それも楽しみにしたいと思います。
本日の卒業式、6年生の保護者の皆様、大変おめでとうございます。また、大変お世話になりました。今までのご協力に厚く御礼申し上げます。大変ありがとうございました。今後とも、本校にご協力いただければ幸いです。
特別活動室にかいた、6年生の寄せ書き
田野倉先生が書いた黒板アートの前でポーズ
校長室から 3.18 明日卒業式
いよいよ明日が卒業式となりました。前日の今日は、6年生が参加しての最後の縦割り班清掃や卒業式の準備が行われました。また、6年生への『自主学習頑張りカード』授与を行い、卒業証書をもらうような立派な態度で受け取ってくれました。また、6年生が帰る際には、職員室の南側にきて、それぞれが「6年間お世話になりました。」というあいさつをしてから帰るなど、そういった心遣いができることに感動と喜びを感じました。
本校の桜の花は、つぼみが膨らみ、ピンク色になっています。卒業を祝うかのように何輪か花をつけるのではないかという勢いです。なかなか思うようには行かないかとは思いますが、心の花満開で送ってあげたいと思います。
最後の縦割り班清掃でした。清掃終わりのあいさつです。
自主学習のがんばり賞授与です。みんなしっかりとした態度です。
卒業式最終準備を、5年生ががんばってくれました。
桜のつぼみが膨らんでいます。いつ開花するでしょうか。
校長室から 3.11 6年生からお便りをいただきました
昨日3/10(水)、6年生が校長室を訪れ、お便りを届けてくれました。
「お世話になりました。」と渡してくれた手紙を、一人一人の顔を思い浮かべながら、じっくりと読ませていただきました。とても心温まる言葉が並んでいて、本当にうれしく思いました。改めて、この6年間しっかりと学び、心が大きく成長できたことがわかりました。
うれしさと同時に一抹のさみしさを感じましたが、これから期待の方が大きいです。6年生の皆さん、ありがとう。
校長室から 3.11 東日本大震災から10年
10年前、2011年3月11日午後2時46分。その日その時、中学校に勤めていた私は、県立高校の合格発表に伴う学校での手続きを終え、校舎の3階で同僚とともにいました。突然襲ってきた大きく、そしてなかなか終わらない長い揺れにひどく驚きました。そのうち壁や天井が少し崩れてくるのを目の当たりにし、ただ事ではないことを強烈に感じていました。少し揺れが収まり、二階に降りるとまだ生徒が残っていたので、大急ぎで避難を促しました。校庭に出るとそこには無数の小さな亀裂が走っており、集まって泣いている生徒もいました。今後どうすべきか、少し落ち着いて考えられるようになると、急に家族のこと、友達のことが心配になりました。震源地はどこなんだろう、どんな被害が出るのだろう、今までに感じたことのない恐怖が襲ってきたことを覚えています。
私には、福島県に友人がいます。その友人のご家族は、福島第一原発の近くに住んでいたので、避難を余儀なくされました。一時帰宅が許されたときに見た自宅は、悲惨としか言い様がなかったそうです。今も苦しい年月が続いているそうです。
被害に遭われた全ての方々にお見舞い申し上げます。10年たった今でもまだまだ復興したと言えないと思いますし、心の傷が癒えることはないと思います。そんな中で私たちにできることは何なのだろうと考えます。その1つとして、記憶を風化させないことが挙げられます。語り継ぎ、少しでもできることやれることを考え実行していくしかないのだと思います。自分自身、何ができるかわかりませんが、教育に携わるものとして、伝えることはできると思います。自分だからこそできることを探していかなければと思っています。
校長室から 3.4 昨日3日は6年生を送る会でした
本年度の最後の月、3月となりました。寒暖差が大きい日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。学校では、児童の元気な声が響き、外で遊んでいる児童は、「暖かくなった。」と話しています。春がだんだんと進んでいるようです。
昨日、3日(水)に6年生を送る会が行われました。やはりコロナ渦ということで例年通りにとはいきませんでしたが、リモートを使って5校生の感謝の言葉や6年生のお礼の言葉、在校生からのプレゼントの様子などを各教室に配信するという、卒業生・在校生それぞれの心がこもった温かい会でした。
6年生は、19日(金)卒業式を控え、少しずつ練習を始めています。本当にいよいよという感じです。しかし、今年もコロナウイルスの関係で、縮小して実施しなくてはなりません。全員の出席で盛大に送ってあげたいところですが残念でなりません。できる限りのことをして、送り出せればと考えています。
校長室から 2.25 授業参観ありがとうございました
本日はお忙しいところ、本校の授業参観に際し、多数御参加いただきましてありがとうございます。授業を見ていただくのは、7月以来だったので、思った以上にお子様の成長の様子が感じられたのではないかと思います。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策ということで、多くの集まりが中止となったり縮小となったり、また、実施方法を変えたリなどしてできる限り行いました。学校としてもHPや広報誌を含め、できる限りお子様の様子をお知らせしようとしてきたわけですが、十分とはいえず、たいへん申し訳なく思っています。ただ、中止や縮小などで対応できたものですから、次年度もこれでいいような気がしてしまいます。しかし、さきほど申しましたとおり、お子様の様子や学校の様子のお知らせが十分できなかっただけでなく、保護者の皆さんと学校、保護者の皆さん同士での情報交換も十分に取れなかったことは事実です。命に関わることなのでただやればいいわけではないので、例年どおりというのは見直さなければなりません。感染症対策を徹底し、必要なことや大切なことは極力実施できるよう方策を考えていこうと思っています。
来年度も、おそらく、この現状は劇的に好転することは難しく、御不便をおかけすると思います。御理解の上御協力お願いいたします。
児童の頑張る姿をお見せすることができ大変うれしく思います。熱心に御参観いただきありがとうございました。
校長室から 2.15 地震がありましたが大丈夫ですか?
2月13日(土)午後11時過ぎに大きな地震がありましたが、皆様のほうは大丈夫でしたでしょうか。たいへん長い時間強く揺れているように感じ、10年前の大地震を思い出さずにはいられませんでした。昨日朝、北小の見回りを何人かで行ったのですが、目立った被害はありませんでした。あれだけの地震だったので、もう少し検証する必要があるようです。
ニュースを見ると、今回の地震は10年前の地震の余震であるとか。10年経っても余震があるという事実に、正直なところ少し恐怖を感じました。今回の地震もかなり大きかったので、さらに余震が続くかと思います。この10年間で、大地震が起きたときの備えは進んだのでしょうか。我が家の飲料水の備蓄を確認すると、賞味期限が過ぎていました。なんともお粗末でした。また、スーパーに行くと、防災グッズのコーナーができていました。こういうことが起きないと真剣に考えないものなのでしょうね。少し恥ずかしくなりましたが、それでも考えないよりはいいかと思い直しました。
コロナのこともあり、行動にはいろいろ制限され不自由なことがあると思います。もし避難が必要な事態になったら、・・・。そんなことも考えながら、しばらくの間お互いに気をつけていきましょう。
校長室から 2.12 「三寒四温」
「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かい日となることが繰り返されることをいい、中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。明確に3日と4日に寒暖が区別されることはあまりないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いのがこの時期ということで、この言葉が使われているようです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。ただ、寒暖差が大きくなる時期でもありますので、健康に十分気をつけてほしいと思います。
さて、このまま温暖化が続くと、数百年後には日本では桜が咲かなくなるという衝撃のニュースを耳にしたことはありますでしょうか。桜は、寒く厳しい冬があるからこそ休眠打破ということが起こり花が咲くのだそうです。寒い冬というのは、つらいイメージがありますが、植物にとってはたいへん重要なものだということです。
話は変わりますが、2/8(月)9(火)は、栃木県立高校の特色選抜が行われました。15(月)に合格内定が出ます。また、3/8(月)には一般選抜、いわゆる学力検査が行われ、特色選抜と合わせて3/12(金)に合格者発表が行われます。また、大学入学試験は、今、盛んに行われています。コロナ渦でありながら、受験生を抱える御家庭はたいへんかと思います。実力を出し切ってほしいと願っています。植物と同じというわけではありませんが、厳しい冬を乗り越え、希望の春に花を咲かせてもらいたいと思います。
本校の桜は、今年はいつ頃咲きますかね?
校長室から 2.3 立春
今日2月3日(水)は立春です。前回載せたように、2月3日が立春となるのは124年ぶりで、ほとんどは2月4日だそうです。ちなみに36年前は2月5日だったそうです。
現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経(たいようこうけい)が315度になった瞬間が属する日」を立春とすると定められています。太陽黄経とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言うのだそうです。(そう言われてもなんだか分からないですね。ぜひ、お子様と一緒に調べてみてはどうでしょうか。)その太陽黄経が315度となる瞬間が、今年は2月3日23時59分だったということです。ということはあと1分で2月4日だったということですね。
何にしても今日が春の始まりです。とてもすがすがしい青空で始まりました。栃木県に出ていた緊急事態宣言は、2月7日をもって解除の見通しとなっています。少しうれしい気持ちがありますが浮かれている余裕はありません。それ以降も危機感をもって感染症対策を実施し、児童達が元気に学び、遊べる日を続けていきたいと思います。
素晴らしい青空の下、児童の歓声が響いています。
校長室から 1.29 1月が終わります
栃木県に緊急事態宣言が発出されてから今日で2週間あまりが経ちました。新規感染者数は明らかに減少し、多くの方の努力が実を結んでいるように思われます。しかし、依然として医療状況は逼迫しており、医療従事者の皆さんにはたいへんな御負担をかけています。できるだけ感染者数を出さないことが、医療従事者の方に対する最大限の感謝の表し方だと思います。学校でもできる限りの対策を続けています。
さて、1月が終わることに伴って、悲しいお知らせが1つとうれしいお知らせが1つあります。悲しいお知らせは、ALTのエミリン先生が今日をもって芳賀北小が最後になることです。2か月という短い期間でしたが、児童の皆さんと明るく楽しく授業を行ってくれました。またどこかでお会いできるといいですね。エミリン先生、本当にありがとうございました。お世話になりました。うれしい話は、ALTのアドリアーナ先生が戻ってくることです。長期の休暇を取っていたわけですが、2月からまた芳賀北小にお見えになります。また楽しい授業を行ってくれると思います。
令和3年が明けたと思ったら、来週月曜日になればもう2月。あっという間に感じます。そして、2月3日にはなんと立春を迎えます。2月3日の立春は124年ぶりだとか。ちなみに、1984(昭和54)年は、2月5日が立春でした。まだまだ寒いですが、立春は春の始まりの日。少しずつ温かくなってくれることを期待しましょう。
エミリン先生との楽しい授業。みんなよく手を上げています。