校長室から

校長室から

第2学期、スタート!

 9月1日(水)、始業式をして第2学期が始まりました。朝、児童の登校を迎える緊張と不安に包まれていた私の心も、登校して来る児童の「おはようございます!」という元気なあいさつに包まれて、ほんのりと温かくなりました。
 1学期に引き続き全校児童は各教室で、ZOOMにより各教室の大型テレビに画面を映して始業式を実施しました。始業式の校長の話では、まずこの夏に開催されたオリンピックや現在行われているパラリンピックでの日本選手の活躍に触れ、次に2学期の感染症予防対策に1人ひとりの自覚ある行動を促しました。その後、5年女子児童による児童代表の2学期に向けた決意発表があり、素直で伸びやかな発表内容には心を動かされました。文末に児童の発表内容を掲載します。
 保護者の皆様には、昨今の状況や報道内容から、お子さまを登校させるにあたり不安も大きかったことと思います。先月末にメールでお知らせしましたように、今私どもができることを徹底することに精一杯努めてまいります。引き続きまして皆様のご理解ご支援をどうぞよろしくお願いします。
 地域の皆様には、9月1日(水)始業式の朝から子どもたちの見守り、声かけをいただきありがとうございます。お陰様で子どもたちも元気に2学期のスタートを切ることができました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

「2学期に頑張りたいこと」(児童代表決意発表)
私が2学期にがんばりたいことは2つあります。
 1つめは、運動会の係です。4年生にやった経験をいかして取り組みたいです。
 運動会といったら、リレーの選手や応えん団を思いうかべると思いますが、係は、すばやく行動したり、協力したりすることでそれぞれの種目がおそくなることがなくなります。同じ係の人達と協力して最高な運動会にしたいです。
 去年、今の6年生の先ぱいが運動会の係で、おたがいに声をかけ合いながら活動しているのを見て、5年生になったら、先ぱいみたいにまたがんばりたいなと思いました。去年の活動では、初めての運動会の係で決められたことをこなすだけでしたが、5年生の係は、成長したすがたで活動していきたいと思います。
 2つ目は、校外学習で行くつくば山です。同じ学年の子やクラス、班の友達と協力して取り組みたいです。班で行動するので、声をかけ合いながら学校生活でも同じように生活していきたいです。3年生の時、雨でつくば山に行けなかった分、たくさんの人と高学年らしく協力しながら、一生けん命登山し、最高な日にしたいです。以前、他の学年の人達がつくば山に登山し、よく日の朝、登校中に「最高だったね。」「登れてよかったね。」などと聞こえ、私もその気分を味わいたいと思いました。その気分を味わうためには、日々の生活が大切だと思います。
 たとえば、あいさつやてきぱき行動、1分前着席、次の授業のじゅんびなど、日々の細かい部分から努力するという目標をもって生活したいです。そして、来年、今の6年生を見習って最高学年として根戸っ子全員のお手本となるようにみんなと協力していきたいです。(5年代表女子児童)

≪第2学期の始まりを前に・2≫

・今後の学校行事について 

 9月12日(日)まで緊急事態宣言が発出されており、この間の校外学習や部活動等は市の方針により延期または中止とされています。宣言が延長となった場合は、宣言期間内の校外学習等は延期とし、時期を待ってなんとか実施したいと考えています。6年生は修学旅行が11月28日から、5年生は林間学校が11月2日からそれぞれ予定されています。児童の準備が本格化したり、キャンセル料が発生したりする直前のタイミングでを見計らって、その時の状況を見ながら実施可否や延期、代替行事の実施等を判断していきます。

 10月23日(土)実施予定の運動会についても、同様に練習や準備が本格化するタイミングでの状況を見ながら判断していきます。またPTAバザーについても、役員の皆様と協議しながら可否を判断していきます。

 その他も含めいずれの学校行事につきましても、安易に中止とせず、取れる感染防止対策や子どもたちにとって明るく豊かな学校生活を創出すること等に十分配慮しながら、判断していきたいと考えます。

≪第2学期の始まりを前に・1≫

・学校の感染防止対策について

 長い休みを間もなく終え、9月1日(水)から2学期が始まります。

 我孫子市内小中学校は、すでにメールでお知らせしているとおり、部活動等は実施しないものの2学期を通常の日課でスタートします。

 この夏は、新型コロナウイルス感染症の急拡大とともにデルタ株の流行により、とくに10代以下の感染急拡大が報じられています。新学期のスタートにあたりとくに児童生徒の感染拡大が大きく懸念されており、保護者の皆様も大変ご心配のことと思います。

 根戸小では、これまでの学校の基本的な考え方である「①感染源を絶つ」「②感染経路を絶つ」「③免疫力を高める」の3点を柱に、今後もできる感染対策に精一杯取り組んでいきます。

① については、これまで皆様にご協力いただいてきた体温チェック表を昇降口前の外で回収しながら健康観察し、発熱やかぜ症状等がある児童が校舎内にはいないことを日々確認していきます。

 これにつきましてはご家庭でも、万一お子さまや同居するご家族に発熱やかぜ症状等がある場合、さらにご本人や同居するご家族がPCR検査を受ける場合は、陰性との結果が出るまで登校を控えていただきますよう重ねてお願いします。またこうした場合は、学校にもお知らせいただきますようお願いします。学校では、こうした情報は非常に繊細な個人情報として厳重に管理していきます。

 ②については、熱中症予防にも配慮しながらマスクの着用や、可能な限り密を避けること、こまめな手洗い、前向き給食と黙食など、これまでの対策を継続徹底していきます。もちろん、学校という集団生活の場では限界もあります。しかし、限界に限りなく近づく配慮、指導に努めていきます。

 ③については、児童の体力向上や給食を通じて、またご家庭のご協力もいただきながら努力していきます。

 もしもお子さまやご家族で不安がぬぐえないため学校を休ませたいとお考えでしたら、その旨欠席連絡でお知らせください。この場合欠席扱いとはしません。同時に、級友との関係が良好に続くよう、欠席理由を級友に何と伝えればよいかなど担任と打合せをお願いします。また欠席期間中は、学習課題プリントの配付や回収などによりお子様の学習充実に努めていきます。

第1学期が終わりました

 7月20日(火)午前中に終業式を行い、第1学期を終えました。
 今年度の第1学期は、臨時休校や分散登校が行われた昨年度と違い、入学式も年度の初めに挙行することができました。例年のような日数の1学期でしたが、我孫子市にまん延防止等重点措置が適用されていたことから、6年生修学旅行の他いくつかの校外学習が延期となりました。
 日常の学校生活でも、新しい生活様式のもとでの学校教育活動が続きました。マスク着用やこまめな手洗いが継続され、学級での合唱や鍵盤ハーモニカ、リコーダーの演奏も制限されました。
 そうしたなかでも児童たちは、学級の活動や委員会活動、部活動などに元気に挑戦してくれました。何かに一生懸命に励む児童たちの真剣な表情は、明るく弾ける笑顔と同じくらいに神々しいものだとつくづく思わされます。
 国内では緊急事態宣言が延長されたり、この千葉県内でもまん延防止等重点措置が延長された地域があったりと、厳しい状況が続いています。それでも児童たちには、慎重に、しかし楽しく有意義な夏休みを過ごしてもらいたいと思います。
 保護者の皆様、地域の皆様には、陰にひなたに学校教育活動にご理解ご支援いただいてまいりました。お陰様で児童たちは明るく元気に1学期を過ごすことができました。本当にありがとうございました。今後これまで以上に地域で児童たちを見かけることもあると思います。引き続きまして皆様の見守り、声かけをどうぞよろしくお願いします。

3年生が市内巡り(公共施設見学)を実施しました

 6月8日(火)午前中、我孫子市役所、湖北地区公民館、湖北小学校のご協力をいただき、3年生が市内巡り(公共施設見学)を実施しました。
 見学人数が少なくなるよう学年が2つのグループに分かれ、互いがスタートとゴールを入れ替えてすれ違う形で見学コースを回りました。
 我孫子市役所では、職員の方々の丁寧な説明を聞きながら、窓口業務や市長室、市議会議場等の所内施設を見学しました。
 湖北地区公民館(通称「コホミン」)では、職員の方から公民館の業務内容や施設の丁寧な説明をいただいて見学。さらに館長さん、副館長さんのご配慮で、公民館内だけでなく隣接する湖北小学校の敷地内にある手賀沼殉難教育者之碑も見学することができ、手賀沼にまつわる悲劇について各担任が説明しました。
 なお、移動は市教委が手配した観光バスを利用しましたが、常にマスク着用はもちろん乗車前に手指消毒をし、車内では会話を控え、換気等バス会社の感染予防対策に従いました。また見学先でも、例えば市役所に入る前に手指消毒をするなど、各施設が定める感染予防対策に従いました。
 我孫子市役所、湖北地区公民館、湖北小学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。