学校行事

考えを出し合って課題を解決しよう

 並木小学校では,子ども達が「楽しく学ぶ」「考えながら学ぶ」ことができるように,「算数の学習の進め方」について研究を進めています。昨日は,その成果を我孫子市内の先生方に見てもらうために「公開授業研究会」を開催しました。
3年生と6年生の算数を多くの先生方に見てもらい,その後で協議会を行いました。
 3年生は「わり算」の学習です。「23人の子ども達が4人まで乗れる船で川を渡るには,
何そうの船が必要ですか?」
という問題を考えます。
   
たくさんの先生が見ている中でも,自分の考えをノートに書いたり友達と話し合ったりしながら問題を解いていきます。
   
 6年生は「面積」の学習です。「千葉県・茨城県・栃木県のおよその面積」を基本図形に見立てて,
大きさを比べます。3人グループで3つの県を分担します。結果を3人で検討して順位を決めます。
     
各グループの結果が出そろったら,正解の発表です。祈るような気持ちで発表を待ちます。
 
実はこれからが大切な学習です。どのような基本図形に見立てて面積を求めたのか発表し,みんなで検討します。
 
 大きな地図に基本図形を描き込んだりテレビにノートを映したりしながら説明します。「なるほど!!」
実際の面積と比較しながら,基本図形の描き方が求めた面積の値に影響したことに気づくことができました。
最後に学習の振り返りをして,ノートを提出します。子ども達はとても満足そうな表情をしています。
 
 子ども達が下校した後に,先生方は今日の授業について協議します。この振り返りが,次の授業に生かされる
大切な話し合いの場となります。子ども達と同様に「考えを出し合って」課題を解決していきます。
  
並木小学校の先生方は,とっても熱心に子ども達の「主体的な学び」について考える素敵な先生ばかりです。